カルビのローストを作ってみた

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スーパーでちょっと変わった肉を見つけました。

ローストビーフ用のブロックなんですが、なんと部位がカルビ。ブリスケットです。普通ブリスケットとして売っている肉って、いわゆる骨と骨の間の肉なんですね。魚で言えば中落ちみたいな。骨と骨の間の肉ですから大きくなくて指みたいに見えるやつ。(笑)

でもこれは豚バラみたいな板状の肉でそれを巻いてありました。

キロ単価11ドルで1156グラム。安いと思います。

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ただこれをどう調理するか、難しいですよね。この肉はローストはローストでも「ポットロースト」と書いてあります。それも時間を掛けて低温で調理しろと。

普通の肉の塊ならどうするべきかわかりますが、肉質がまるで違うからアイデアが浮かびません。

でもま低温でと書いてありましたので、まずは低温調理。56度(いつもより1度高い 笑)で5時間ほど。そもそもカルビって脂が多いですからミディアムレアってわけにはいきませんよね。だからといってしっかり火を通すと美味しくないし、気持ち1度だけプラス。(笑)

低温調理後はこんな感じ。茹で肉状態。

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周りは脂ですからオーブンでしっかり焼いてみようと思いました。でも中にはあまり火が入らないように脂はしっかり焼きたいと。

オーブンはローストの230度、20分としました。コンベクションです。

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見た感じはかなり良いですが、脂が付いた板状の物を巻いてありますから、中の脂が気になります。

10分ほど寝かして切ってみるとこんな感じ。

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赤身の火の入り具合は良いですが、カルビですから脂が・・・

ソースは手をかけるのが面倒なので三種類用意しました。

◯ 豆板醤
◯ 海鮮醤(ホイシンジャン)
◯ 焼肉のたれ

海鮮醤って北京ダックの時に使うあの黒い醤ですが、これが一番合うように思いました。焼肉のタレはなぜか結構塩っぱく感じてイマイチでした。

でもやっぱりこれじゃ脂が駄目ですね。私は脂だけ食べるなんてことはしませんが、肉の旨味は脂にあると考えるタイプで、ヒレよりロースが好きですし、カルビももちろん好きなんですが、やっぱり脂は良く焼けてないと美味しくないですね。

薄切りにして最初に2,3枚は美味しいと思いましたが、段々と脂が気になって食べられなくなってしまいました。

この脂。かなりの厚さです。

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これをローストにするって難しいんじゃないですかね。脂を中心に考えたら赤身はパサパサになりますし、やっぱりこの部位は韓国焼肉みたいに薄切りにして強火でサッと焼いて食べるのが美味しいと思いました。あるいはトロトロに煮込んじゃうか。

ああああ、この肉は板状のを巻いてありますが、これをバラして大きめの一口大に切ってスロークックしたほうが美味しいかもですね。前にも書きましたが、最近スーパーでは牛の肋肉、この部位が売ってないんですよ。売っているものは肋の細い部分が並んでいる板状のもので味付けされたものばかり。また肉が綺麗に削ぎ落とされていまして、まさに骨と骨の間の肉を食べるしかありません。

こういう肋の横についたカルビの部位をブロックで売っているのはいまだかつて見たことがありませんから、これをバラして使うなんてのはグッドアイデアかもしれません。うん、それの方が良いかも。これでシチューでも作って、浮いた脂は綺麗に取って、トロトロの美味しいカルビスープが出来るかもですね。あるいは韓国風のカルビタンみたいにするか。

この部位って普通売っていませんから、そういう風に使った方が間違いなく良さそう。

しかし、これ、かなり脂が強いし残りはどうしましょうかね。冷えても食べられるような部位じゃないし・・・。明日はこれを切り刻んで肉野菜炒めにでもしますかね。(笑)

ということで今日の調理は失敗。でもこの部位が売られているのがわかったのは収穫。スーパーはいつものウールワースではなくてコールスです。

 
 
 

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