まずは久しぶりのローストビーフ。もちろん低温調理です。今回買ってきた肉は「ロースト用の安いブロック」です。スーパーで売っているあれ。味付きのやつね。それもClassicというのが気に入っています。ちょっと塩っぱいけれど。
低温調理前の写真を撮るのを忘れましたが、12時間、58度で低温調理したのがこれ。
この状態ではただの「茹で肉」と同じ。でも一応エージング効果は出したつもり。(笑)
なんで58度かというと、この肉は普通の肉のブロックではなくて、ブライン液を注入してあるタイプなんですね。当然、いろんな添加物が入っているわけで、また塩が効いていると普通に焼いても「赤く焼きあがる」のね。ですから普通の肉なら55度で丁度よいのですが、この肉の場合は58度。また55度でホールドするとエージング効果があると言われているわけですが、今回はそれも考えてなんと12時間ホールド。(笑)
これを焼くわけですが、けっこうしっかり焼いてみました。
さてさて切ってみましたが、なんだか包丁の入りが悪い。肉のまとまりも悪い。55度ならエージングだけれど58度だと延々茹でたのと同じか?(笑)
普通の肉なら58度だとミディアムの色になりますが、やっぱりこのブライン液注入ブロックは赤味が残る。塩漬け肉みたいですね。でもまぁまぁいい感じ。
ところがですねぇ、味見をしてびっくり。塩っぱ~~~~~~~~~~。なんだこれ。このClassicタイプは塩っぱいのはわかっていましたがこれって異常。もしかしたら工場でコーンドビーフ(塩漬け肉)用のブライン液と間違えたんじゃないかと思うくらい塩っぱい。
このClassicタイプは前に作った時に「塩っぱくなければゴールドコーストで食べた最高のローストビーフと言っても良いくらい」だったのですが、これじゃ全然駄目。なおかつ58度の12時間はやっぱりやり過ぎでしょう。長くやるなら55度。58度なら3-4時間ってところでしょうね。
ヨメさんが楽しみにしていたのですが「これは塩っぱいから焼き飯にでも使うしか無いと思う」と伝えました。
そしてヨメさんはこれを細切れにして焼き飯を作ってくれました。(笑)
それが昨日の話。今日は昨日スーパーで久しぶりに見かけた「アンコウ」です。前回はフライにしてイマイチだったので、今回は「竜田揚げ」と「塩麹漬け焼き」にしました。
竜田揚げ用のアンコウ。醤油、ミリン、酒、ショウガ汁だけで一晩漬けて置いたもの。
それを揚げたのがこれ。
クセがなく、歯ごたえもアンコウで味は竜田揚げなんですが・・・、全く感動のない食べ物。スーパーで売っているお弁当のオカズレベル。orz
そしてこれは塩麹に漬けたもの。
これはかなり前に美味しかったので期待をしていたのですが・・・・。これもワンコイン弁当のオカズレベル。orz
どうして美味しくないんだろうか。以前料理した時のほうがまだ美味しかったのに。
これって季節的なものですかね。今、ゴールドコーストは夏真っ盛り。魚の穫れる時期ウンヌンというより、こういう調理をするのに適した時期じゃないってことなんですかね?スーパーで並んでいる間に・・・・・なんてこともあるんでしょう。
そもそも日本的な物を作ろうなんてのがおこがましくて、それはヨメさんの世界。私が作るのなら、我が家の誰も食べたことのない摩訶不思議なものに挑戦するべきだったのか・・・。
しかしまぁ、調理実験も二度続けて失敗すると結構落ち込みます。
二度あることは・・・・あああ、やだやだ。