我が家はほとんどパンを食べません。私はパンが嫌いってわけでもないのですが、ヨメさんが「米・命」の人で、まずパンを出すのは月に1度あるかないか。それもクロワッサンを使う程度。
私はそもそも米とかパンとかこだわりがない方で(パスタ、麺類のほうが好き)、魚沼産のコシヒカリの新米を食べたい!みたいに思った事もなし。カリフォルニア米のコシヒカリで十分美味しいと思う。でも安いな~んちゃって和食屋で使うような、あるいはこちらの回転寿司の米は美味しくないと思う程度。パンに至っては全くアウトで、そもそも種類もわからない。美味しいか美味しくないかのどちらかの言い方しか出来ないぐらいで、ウンチクも全くわからず。もちろんパンを焼いたことなんか一度もなく(ピザはある 笑)、それはヨメさんも同じ。
今日の買い物は久しぶりにサウスポートパークまで行ってきました。ウールワースと和食材店のフジマートへ。フジマートは毎週火曜日はスタンプが2倍の日ですからこの曜日に行くようにしています。
で、ショッピングセンターの入り口の角にパン屋があるのは昔から知っていました。それこそ20年以上前からそこにあったはずですが、一度も買ったことがありません。でも種類は多いし、そこそこ客が入っているのはわかる。きっと美味しいんだろうなぁとは思いましたが、買うことは無し。
でも、今日はなんとなく買ってみたいと思ったんです。
で、買うならサワードウブレッドを。
なぜサワードウブレッドかの理由は簡単で、家から40分近くかかるクランビンの方に日本人がやっている美味しいと有名なパン屋があって、そこのサワードウブレッドが美味しいのは知っていたし、パン食いじゃない私だとしてもサワードウブレッドは自分に合っていると思ったから。
パンがたくさん並んでいて、何がなんだかわからないのですが、サワードウブレッドを見つけたのでそれの小さいサイズを買ってきました。6ドルかな?
家に帰ってきてから早速味見をしようと思ったのですが、持った時に随分軽いなぁと思いました。そもそも標準的なサワードウブレッドがどういう重さなのかも知りませんが、その日本人のパン屋のサワードウブレッドはズッシリします。
一切れ切って食べてみたのですが・・・・・
酸っぱいだけ。なんだこれ。
クランビンの日本人のパン屋、Panya(パンヤ。パーニャではない)の方が100倍美味しい。(笑)
彼らのは酸っぱさもピリっとした酸っぱさじゃないし、重いけれどしっとりして食べやすいし、焼くと美味しさが倍増するサワードウブレッドでした。
オーストラリアのパンが不味いってこういうことなのかと思いました。でもサウスポートショッピングセンターのあの店は繁盛店で客が切れない。ということは?あれでレベルが高い方?
これって不味いと言ってはうまくなくて、こういうブログでは「人それぞれ趣向が違いますが、私には合いません」とか面倒くさいことを書かないとならないにしても(笑)、ありゃないわ。もしも私があの日本人のパン屋を知らなかったとしたら、パンに関しては全く知識も経験も無い私としてはこれがいわゆるサワードウブレッドだと思うはずで、そうなら一生、サワードウブレッドは食べないと心に誓ったかもしれない。
味見で切ったスライス一枚も食べきろうとも思えない。そもそもパンが好きなわけでもないし。
どんな食べ物でも捨てることは信条的に出来ないので、とりあえずそれは口の中に押し込みましたが、あの残ったパン、どうしましょう。パンは私以上に食べようとしないヨメさんがあれを食べるとは思わないし、息子も同じ。
こういう時には冷凍庫に入れるのが我が家の暗黙の了解なんですが、あのパンじゃきっと未来永劫、子々孫々まで(笑)、冷凍庫の中に入ったままになりそ。
何か使いみちが無いですかね。パン粉にする?それとも・・・クルトン?
普通の食パンでは作ったことがありますが、サワードウブレッドでも大丈夫?関係ない?
美味しくないから捨てちゃうなんてなんだか小麦粉に申し訳ないし、あの店や常連のお客に対しても失礼だと思うわけで、この酸っぱいだけのサワードウブレッドをどうにか捨てずに使う方法はないものだろうか。
どなたか教えてくだせ~~~~。
ちなみにクランビンの日本のパンヤ(Panya)ですが
Panya Artisan Bakery 42 Currumbin Creek Rd, Currumbin Waters QLD 4223 フェスブックはここ(クリック)。
私がこのPanyaのパンと出会ったのはバーリーヘッズにある「Fish House」というレストラン。その店でPanyaのパンを使っていたんですね。あまりに美味しかったので、「このパン、自分で焼いているの?」と聞いたんですよ。どこで買っているの?なんて聞けないし。(笑)
そうしたらPanyaというパン屋から買っているって教えてくれたんですわ。地図まで書いてくれた。後で知ったのは、このPanyaが以前、八百屋のユーエンの並びにあって日本人の間では有名なパン屋だったことがわかった。
このFish Houseという店も、ちょっと値が高くて我々には厳しいのだけれど、こんな美味しいレストランがゴールドコーストにあるのか?と思ったくらい美味しいと思いました。
その時のレポートはこれ。