ザカーブの大きな「手芸店」に行ってきた&「家庭菜園」

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今日は ザカーブ IPCにある手芸店に行ってきました。オーストラリアの会社の店舗で、オーストラリアでもかなり有名な店。「Spotlight」という店ですでに数店舗あるらしい。

良いジジーが手芸店に行って何を買うのか?

イヤね、私は子供の頃はリリアン編みが好きでしたし、今では人形を作るんですよ~、なんて大嘘は無しにしまして・・・・。

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店に入ると懐かしい気がしました。ゴールドコーストの店と同じ雰囲気です。そして商品を見るとどうもイケヤみたいに「全世界共通」のような感じ。私がかつてゴールドコーストで買った全く同じの小物類もありましたし、キッチン用品もマレーシアの他店には無いちょっとしたものがありました。

当然、手芸店ですから、洋服を作る、カーテンを作る、あるいは布団やクッションを作る、そして飾り物を作るための材料はごっそりありました。

私が買いに行ったのはこれ。

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ポリエステルの綿みたいなシート状になったもの。これはまさに詰め物に使うもので、安い枕とかクッション、キルトの中に詰める。これは形になっていない綿の塊状のもあれば、このようにシート状になっているものもある。また厚さも数種類。でもこの店舗にはこの厚さしかなかった様子。でもこれこそが私の欲しかった物。

何に使うと思います?

手芸じゃありません。

な、な、なんと家庭菜園につかいます。

というか「カイワレの培土」って感じですね。あるいは種を蒔いて芽が出るまでに使う。

プロは専用のスポンジを使いますが、ではスポンジが良いのかと思うと大間違いで我々が知っているスポンジは強すぎて根が伸ばせないんですね。だから綿のような物が良いのですが、本物の綿は高い。このポリエステルなら安い。(笑)

これをプラスチックのケースに敷いて、その上にカイワレ(大根など)の種を蒔きます。

空気の通りが良いので育ちは抜群。また水も吸い上げるので手抜きも出来る。収穫時はこんな感じになります。かいわれ大根だと大体8日ぐらいです。4-5日は真っ暗な場所で育て、その後、明るいところに出すと双葉だけ緑になります。

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マレーシアに来てから本格的にハイドロポニックス(日本で言う水耕栽培)をしようとは思いませんが、手に入らない物、あったら嬉しいものは栽培しようと思っています。

特にあると嬉しいのがカイワレ大根。直ぐにできるし簡単だし、美味しいし、健康にも良いし、悪いところ無し。(笑)

またサンマの塩焼きを食べるにしても、大根を摺り下ろすのって面倒くさいじゃないですか。そんな時にこのカイワレ大根を10本程度切って添えれば完璧。このカイワレ大根を大根おろしの代わりに使っているうちに、この方が良いと思うようになりました。

○ 面倒くさくない
○ 味が安定している
○ 水っぽくない

ってところでしょうか。味が安定しているって大事なところだと私は思っていて、大根おろしを本当に美味しい状態で食べるのって難しいじゃないですか。また大根によって美味しかったりまずかったり、辛すぎたり。

でもカイワレ大根なら味は安定しているし、水っぽくならないのも良いと思います。これは肉を食べるときも同じで、大根おろしよりカイワレ大根を肉で巻いて食べるほうが美味しいと私は思う。

我が家ですとあのテイクアウト用のプラスチックケースがあるじゃないですか。あれが量としてはちょうど良くて、かなり一生懸命食べても4,5日分はあります。1週間以上もつこともある。

ただ我が家では収穫して冷蔵庫に入れるということはせずに、伸びている状態のままキッチンの窓のところに置いておきますので、1週間以上経つとひょろひょろになってしまうので、それなりに食べつくすか、収穫して冷蔵庫が良いのでしょう。

だから週に一度、これを作る。種をまくというルーチンで上手く回っています。

カイワレ大根ほど育てるのが簡単なものはなくて、今回買ってきたような「土の代わりになるもの」としてはトイレットペーパーで大丈夫。でもティッシュだと丈夫過ぎる。また綿でも良いですが、このポリエステルのシートは扱いが簡単で安いので気に入っています。

もちろん土でも良いのですが、土って下手をすると虫も出てきますし、間違えてひっくり返すと面倒なことになりますし、そもそもカイワレには養分もいりませんから、無機質のものを使ったほうが良いと思います。

他のカイワレとしては・・・。ブロッコリーのカイワレも良いのですが、あれもこれも作るとまたのめり込みそうなので適当なところで止めておきます。

ただ、前にもリポートしたことがありますが、「大葉のカイワレ」は作るつもり。8日とか10日とかそんなすぐに収穫はできませんが、大葉の代わりに大葉のカイワレを使うとそれなりに良いと思います。

本当は大葉を普通に育てても良いのですが、ゴールドコーストでは「周年栽培」に成功していましたが、結構面倒なんですよ。「秋になると穂をだす」ので、「まだ真夏だよ~~」と騙さないと駄目なんですね。つまり、電照菊みたいに「電気をつけて日照時間が長いと錯覚させる」必要があるんです。それをやらないと日照時間の短いマレーシアではすぐに穂が出てきてしまうはず。でしょ?

ま、農家では「裸電球」をつけるだけ、みたいなところもありますが、大葉のために毎日電気をつけて・・ってそんなことをやっている暇はないと思います。でもカイワレとして育ててせいぜい10-12センチで食べちゃうのなら簡単。水だけやっていればよいですから。

あと楽しみにしているのは「三つ葉」です。これはカイワレってわけにはいかなくてちゃんと育てますが、これもあると食生活が変わるんですよね~~。これも育てるのは簡単ですが、ただこれも土を使いたくないので、どうやって育てるのか思案中。

多分、パーライト、バーミキュライトを50:50で混ぜて使おうかと。

これって10株作るのも100株作るのも手間は変わりませんから、多めに作ってある程度の大きさになって「鉢植え」しても良いくらいになったら「欲しい人にお分けする予定」でいます。とりあえず、今のところ喜んでいるのは姉貴だけですが。(笑)

なーんて考え出すと、やっぱりあれも欲しいこれも欲しいってなりますよね。

私としてはハーブ畑、イヤ、ハーブプランタンぐらいは作りたいんです。欲しいと思うのはイタリアンパセリ。そしてコリアンダー。

そんなもの買ってくれば・・って思うでしょうが、使う量は大したことなくて、いつも殆どを捨ててしまいます。特にコリアンダーってもちが悪いですから、捨てるために買っているような気がしてきます。バジルもあれば嬉しい。

いや、それを言うならやっぱりチャイブかな。葱じゃ駄目なんですよね。あの細いチャイブだから良いと思う。なーんて考え出すと芽ネギも欲しくなる。

ま、もしかしたらそんなのを育てるのが良い気分転換になるかもしれず、でも「面倒を見なければならない」状態にまで広げると重荷になりますので、ま、適当にやろうと思っています。

もし、自分もやってみたいと思う方がいらっしゃったらメールでも下さい。今回のポリエステルのシートなり種なりをお分けすることも出来ますし、育てるのは簡単でノウハウなんてものもないのもいっしょ。簡単で、収穫はすぐだし、美味しいし、カイワレを色々作るのも面白いと思います。

 
 
 

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