モントキアラ近辺に「中華料理屋はないのか」とこのブログに書きましたところ、読者の方からスリハタマスに「Grand Inperial」という中華料理店があるのを教えていただきました。有難うございます。m(_ _)m
どこかで聞いたことのある店名だと思いつつ調べてみますと、ワンウタマにある店の系列店なんですね。我々はなぜかホテルは「ワンワールドホテル」が気に入っておりまして、ブキビンタン周辺の著名なホテルより良いと思うくらい。で、Grand Inperialはワンワールドホテルに泊まった時に2回ぐらい行ったことがある店でした。
ちゃんとした店なのはわかっていましたが、スリハタマスの店は行ったことがありませんし、今日は家族3人で行ってみようと話をしておりました。
ところが夕方になりますと、スリハタマスに行くのなら、まだ行ったことがない和食の「吉成」が良いんじゃないかとか、スバンジャヤの炭家にボトルが入っていますから、炭家に行こうとか意見が別れました。
結局「ボトルキープしたところから行こう」という話になって、夕方の4時過ぎに炭家に電話をしたところ、もうすでに予約で満杯とのこと。凄いですねぇ、金曜日だとしても全く予約が取れないって半端じゃないと思います。
さて、どうすっぺか?となって、「そう言えば【邦】にもボトルを入れたんじゃなかったっけ?」「でももう期限切れだよ」なんて話しつつ、「あの店もいいよね」と話す内に、じゃあ邦にしようと決定。
プラザダマスの「邦」。
開店と同時に入ろうと5時半に予約を入れましたが、店についたのは5時。(笑)
ボケーッとしつつ、プラザダマスを全く知らないのでしばし放浪し、そもそも行く予定だった「Grand Inperial」の場所を確認したりしつつ時間つぶし。
プラザダマス、ハタマスショッピングセンターを全く知らない私達ですが、このちょっとの時間のウロウロであの地域がかなり面白そうな地域であるのが分かってきました。デサスリハタマスはそれなりに行っていますが、となりのプラザダマスは全くの未知の世界。でもこれからは機会があったら行こうと思いました。モントキアラからは目と鼻の先ですし。
邦も開店して店に入りましたが、一番乗り。
まずはビールを飲みつつ、肴のオンパレード。
前に来た時に入れたはずのボトルも、焼酎だか日本酒だかも忘れましたし、そもそも前に来たのは半年以上前ですのでボトルの期限が切れているのは間違いがなく、あるかな~~~?なんて思ったのも期待だけで終わりました。で、入れたのは「悪」という焼酎。
面白い名前ですねえ。ヨメさんが名前に大喜びしていましたが、ヨメさんには「改心」あるいは「反省」みたいな名前のほうが合ってるんじゃないかとか・・。いやいや、「悪」の字が裏返っているから「悪に見える【善】なのだ」とかわけのわからない話。
またこんなタグが着いていて、これも大受け。封をあけたらヨメさんに似た恐ろしい「酒の悪霊」がど~~っと出てくるんじゃないかと思ったり。
そして刺し身。
キンメ、クロムツ、アジを注文しましたが、なぜか「ウニ」はサービスだとのこと。
これって刺し身好きは、まぁいろいろ考えちゃう刺し身ですが、久しぶりに食べる刺し身としてはこんなもんだろうと。でも注文前にこのグレードだというのが分かっていたら頼むかどうかは微妙なところ。ただし、こういう店はいつでも注文したのがかなりの良いレベルであるだろうと期待するほうがおかしくて、でも「日によって違う」のも普通で、良い時には良いんですね。日本でもどこでもそれは同じで、常連になって「その日の良いもの」を出してもらえるようにならない限り、パッと行って美味しいものに当たるわけもないと割り切っています。
食べ物は焼き物に変わりました。
いちいち写真は撮りませんでしたが、かなりの焼き鳥を頼みました。それらは「いわゆる焼き鳥」であってそれぞれの完成度は「酉玉」には及びませんが、これはこれで良いし、「なんでもある」ってのは大きなアドバンテージだと思います。
ボトルで入れた焼酎もそろそろなくなりますし、飲ん兵衛の我々としてはもう一本入れればそれはそれで飲んでしまうので、今日はこの辺にしようと自制しました。
でも大食いの私はこれでは全く足りず、最後の締めでお寿司をもらうことに。
それまでの間にこの店の主の「邦さん」ともいろいろ話をして、お店のいろいろも見えてきましたし、最後は「着いたばかりの本マグロ」を握ってもらうことにしました。でも大トロは無しで、赤身と中トロ。
やっぱり「大間のマグロは違うねぇ」なんていう我々じゃなくて、本マグロなら\(^o^)/レベルですからこの赤身と中トロは十分美味しかったです。
会計ですが、予想に反して4桁を超えてしまいました。やっぱりお酒が・・・・。
でも私はこの店が気に入りました。これを言ったら怒られそうですが、何が特別美味しいってわけでもなくて、でもお酒を飲んでつまみをいろいろ頼んで、スタッフもきっちり教育されていて気持ちが良いし、そういう意味での満足度は高いと思いました。
こういう店の常連になって、仕事帰りにちょっと寄って、その時その時の美味しい刺身なりなんなりをちょこっとつまんでいっぱい飲んで帰る。そういう使い方をしたら良いと思う店でした。でも刺し身じゃ鮨じゃ、焼鳥じゃと「その気になって」行く店じゃないと思う。
「わが町の気心知れた店」ってのが私が何よりも欲しい店で、あれが美味しいのこれがどうじゃのという店ではなくて、それこそ「仕事帰りに美味しいタコブツを肴にお酒を二合飲めば十分」みたいな店が良いと思っています。
このお店はそんな使い方ができる店のような気がします。
Kuni Kushiyaki
Sri Hartamas E-1-10, Plaza Damas, No. 60, Jalan Sri Hartamas 1,
電話: +60 3-6206 2990
年注無休