博多風の「水炊き」を夜中の調理実験で作ったのは前の日記に書きました。
失敗で大して美味しくなかったわけですが(鶏肉だけは美味しかった)、朝にそれを作ってあるのを見つけたヨメさんはそれなりに期待していた様です。家で博多風の水炊きなんてヨメさんも作ったこともないし、九州女としては気になっていたんでしょう。
ヨメ 「水炊きが作ってあったわよね」
ダボ 「うんうん、あんまり美味しくなかったけどね」
ヨメ 「食べようと思って楽しみにしていたのに、食べようと思ったらもうなくなっていた」
ダボ 「え?お前も食べたんじゃないのか?」
ヨメ 「全然食べていないわよ~~~。少し残っていたから食べようと思ったのに・・」
ダボ 「最後のやつは俺が食べたんだけれど・・・」
ヨメ 「なんでそういうことをするのよ~~」
ダボ 「あれだけ減っていればお前も食べたと思うだろうが~~~」
ヨメ 「食べていないって言ってるでしょ」
ダボ 「そんなの俺にわかるわけがないじゃないか。俺の責任か?」
ヨメ 「も~~~~~~」
ダボ 「でもさ、ツクネは駄目だったし、ほうれん草の色は出ちゃうし、最後のスープは美味しくないし・・」
ヨメ 「ほうれん草は一度茹でるのよ」
ダボ 「そんなこと知るか!でもなぜか本当に美味しくなかったんだよ。最後のスープが美味しくないって不思議」
ヨメ 「鶏の味は繊細だからいろいろ入れたら駄目なのよ~。出汁だって昆布は良いけれどカツオ節も使うと鶏が負けちゃうのよ」
ダボ 「出汁類は一切使わなかったけれど、やってみたらそうなんだろうとは思ったわ。最後のスープが鶏のスープじゃないみたいだったし」
ヨメ 「食べたかったのに・・・」
ダボ 「じゃあ、またすぐ作ったら食べてみる?」
ヨメ 「当たり前でしょ!食べるわよ」
ダボ 「(威張ってるし・・・)」
ということで明日でも作るかな・・・。(美味しくない)ツクネも残ってるし。
でも今日食べる予定だったトンカツは明日になったし、麻婆茄子を作ろうと思って材料は2,3日前に買ってあるからそれも使っちゃわないとならないし・・。
一日にトンカツ、麻婆茄子、水炊きなんて食べられないし・・・・。
どうしよ・・・。
なんだか最近の我が家って主婦の仕事が逆転しているような感じ。私は自分の趣味で、理科の実験と同じようなつもりで調理実験をしているのに、いつのまにやら「家族の食事をつくる」ようになっちまった。まだまだヨメさんが作る方が多いけれど、なんか変だよなぁ・・・。
「期待されている」ってわけでもないし・・・。
とは言うものの、「料理は主婦が作るもの」って決まりもないわけだし、しょうがないですかね。