慰安婦問題 韓国に「ブーメラン」

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慰安婦問題に関してはいささかうんざりですが、韓国は韓国でベトナム戦争時代の汚点があるんですね。ベトナム戦争には韓国軍が35万人出兵したそうですが、現地で一般人の殺戮や暴行強姦が行われていたのは周知の事実。そしてベトナム人女性との間に混血児が多く生まれた。その数、数千~3万人とのこと。

この件に韓国はずーっと沈黙を続けていたわけですが、イギリスロンドンで民間団体「ライダイハンのための正義」が設立された。ライダイハンとは、韓国兵による強姦などによって生まれた子供たちのことで、「ライ」は混血。「ダイハン」は韓国を意味する。彼らは捨て置かれ、差別と迫害の中で生きてきた。敵国兵士の子供なんですね。

そしてですね、その団体は「被害女性とその子供たちをモデルにした【ライダイハン像】を製作し、在ベトナム韓国大使館前などに設置することを検討しているとのこと。

ベトナムの韓国大使館前に「ライダイハン母子像」建立計画 (産経デジタル)ここをクリック。

こういうニュースを見ると、「よしよし、やったれ~~。世界中に作れ。ありとあらゆる慰安婦像の隣に建てろ。」と思ってしまいます。そんなことを考えるって「負の連鎖」でしかないし、自分で自分が情けないですがその思いを止めることは私にはできません。それどころかその団体に出来る限りの援助、応援をしたいと思うくらい。

しかしその団体がイギリスで立ち上がったってところに「なぜ?」という疑問が残りますね。

慰安婦問題で活発に活動しているのは韓国の「挺対協」(韓国挺身隊問題対策協議会)ですが、これは前からバックに北朝鮮がいるのは明々白々の様で、また世界中に設置され続けている慰安婦像ですが、中国のバックアップがあるのもはっきりしてきた。

女性の人権だのなんだの言いながら、政治的に利用しているのは明らかだし、慰安婦像設置の趣意書とは全く内容が違う「日本軍による20万人の強制連行」が碑文の中に書いてあったり「日本を貶めるのが目的」なのもはっきりしている。困ったもんですねぇ。なんだか最近は朝鮮半島で20万人。中国で20万人だと中国が言い出した。慰安婦って兵隊の10倍以上の給料があったそうで、合計40万人ということは、海外に出た日本兵は350万人だったそうですから、その日本兵への給金より慰安婦に払っていたほうが多いことになる。ああ、この40万人の計算には当然存在した日本人女性、他の国の女性たちの数が入っていませんから総数ではすごい数になりますねぇ。この数字を大きくするって中国のお家芸ですけれど、逆におかしい計算になるってことを考えないんですかね。

今回のイギリスの団体の後ろには誰がついているんでしょうか。もし純粋な人権団体だとしたら、世界中で慰安婦問題を大騒ぎしている韓国・中国が圧力をかけて止めると思うんですよ。日本が標的なのに違う問題が出てきたら日本ばかり責められませんから。だから、これは韓国にも揺さぶりをかける中国が黒幕、あるいは協力関係にあるような気がして仕方がありません。

しかし慰安婦問題はこれをバックアップする団体が日本国内に存在し、国会議員や多くの教師がそれに賛同しているってのが大問題で、そもそも慰安婦問題は「日本が発端」なんですね。朝日新聞が大々的に報じ続けて、後に「まちがいでした」と謝罪したもののそれを「国外には発信していない」というインチキさ。また慰安婦に寄り添っていろいろアドバイスをする福島瑞穂とか、韓国の反日デモにわざわざ参加した岡崎トミ子という大臣経験者もいる。

そもそも慰安所を日本軍が利用したのが問題の根本と言えばそうなのかもしれないけれど、では慰安所がなかったらどうなったのかなんてのは世界の歴史を見ればすぐわかることで、ベトナムのライダイハン問題も同じでしょう。日本人は真面目だから「管理しよう」と思ったわけで、また「管理売春」は認められていた時代だったわけだけれど、それが逆に仇になった。

日本軍が強制連行を組織だってやっていないにしても(当然、日本兵による強姦、強制連行の事例はある)、日本軍と協力関係にある女衒が無理やり連れて行ったこともあるのは間違いがなくて、だからと言って日本が悪いというのはちょっと違うと思うんですよ。というか女衒が悪どいことをし、親も子を売るというのがその時代だったんですよね。食えない女性は自らその世界に飛び込んだし、自分の子供を間引きするようなことが普通に行われていた時代だというのを忘れてもらっちゃ困る。

それどころか、売春は悪というけれど、売春は人類最古の職業で、それによって「人類は命を繋いだという事実」を忘れちゃいけませんよね。日本にも戦後は売春婦とは別にアメリカ兵に抱かれるパンスケがごっそりいたわけで、でもそれで命をつなぎ、今、生きていられるのは「今は何も語らないおばーちゃんのおかげ」ってこともあるはず。だから韓国だって、慰安婦のことは問題視していなかったはず。どの国も同じじゃないですかね。未だにタイに行けばそれで食っている人たちがごっそりいるし、人権が守られているような気がするヨーロッパだって未だに売春問題は深刻で、人身売買は世界中で行われている。

それどころか韓国で「売春禁止法(性売買特別法)」ができた時に「私達の仕事を奪って殺す気か?」と大勢の売春婦がデモをしたのも忘れてもらっちゃ困る。現代でもこれなんだからあの当時はどういう状況だったかなんて簡単にわかるはず。

でも標的になっているのは日本だけ。それも70年以上前の話。なんなんだこれは?

韓国は韓国で朝鮮戦争時代に米軍相手の慰安所を経営していたわけだけれど、その問題も韓国国会で提議されたものの無視されてタブー視されたまま。

でももし今回、ベトナムで韓国領事館などの前に少女像でも建ったら、この手の問題が世界的に「世界の問題」としてクローズアップされるようになるんじゃないですかね。でもそれって日本には追い風のような気がするけれど、慰安婦問題とライダイハン問題がイコールになってしまうのはうまくない。でも戦後、アメリカ兵が日本で何をしたのかとか、ヨーロッパでは何があったのか、そんな世界のタブーがあからさまになる動きって、慰安婦問題を鎮静化させる、あるいは日本の立場を世界にはっきり発言するキッカケにはなるような気もするわけです。

日本としては「慰安婦問題」と「各国のご乱行」を一緒にされたくないわけですが、そもそも細かいところで白黒つけようとしても世界は細かいことに関心はないし、大きなそしていろいろあった問題の中の一つとして慰安婦問題を位置づければ日本を陥れようとする韓国や中国の思惑は外れるはず。そして本来は人権問題だと言うのなら、世界が本当にそっちの方向へ動くのは良いことだと思うんですよ。一体「世界で女性はどういう立場にあったのか」は人権重視の今の時代、はっきりと記憶しておくことは大事なはずなんですから。人権尊重を叫ぶリベラル派はそれを利用して自分たちの活動にはずみをつけようとしているだけだろうけれど、本当に世界の問題としてこの手の話が広がるとするのなら良いことなんでしょう。

しかしまぁ、日韓合意に関してごちゃごちゃ韓国はやっていますが、本当にどうしようもない政府だと思いますわ。10億円を宙ぶらりんにしようとしているどころか、慰安婦財団は解散の方向へむかうらしいじゃないですか。そもそも慰安所がなぜ存在したかというのは当時の公娼制度があるからで、それがない現代に現代の考え方で慰安所を振り返ってみればとんでもないとなるのはアタリマエのこと。でも本当に女性の人権云々をいうのであれば、問題の本質は「公娼制度」「奴隷制度」にあるわけで、名前も持たず慰み者になったとんでもない数の女性たち、そして歴史上とんでもない数の朝鮮人女性がどうやって集めたのかは知りようもないですが中国に貢女として献上された(男、子供を含めた奴隷も)ことも忘れてはならないと思うんですよ。

真剣に慰安婦問題に関わっている韓国の純粋な人たちもいるんだろうけれど、そういう歴史って知らないのだろうか。体を売るキーセンもつい最近まで公の存在として韓国にはいたわけで(当然、女衒も存在した)、なぜそれに目を向けないのか。なおかつ私の年代よりちょっと上の人達は「韓国などへ【ある目的を持って】旅行した人が大勢いる」わけで、キーセンたちだけではなくてその家族からも歓待を受けた経験を持つ人も結構いるはず(台湾、タイも同様)。

「売春は韓国(世界の?)の文化である」ことを肯定しないと駄目だと思うんですよ。良い悪いは別問題としてですが。

私としては、彼らはそれを重々承知で、その自分たちの恥部を隠し、日本を貶めることによって自分たちの本来の罪を隠そう、忘れようとしているとしか思えないのです。こういう行動パターンって韓流ドラマを見ても彼らの中にあるのはわかるのね。常に自分は善でなければならない(否は相手にある)という思いが異常なほど強い国民性。自分たちが諸手を挙げて歓迎した大統領でも、すぐ掌返しをして弾劾する。選んだのは俺達だということは平気で無視する。

安倍さんが平昌冬季オリンピックの開会式に出席するみたいで、今、自民党内でも荒れているようですが、どんなもんなんですかね。心情的には行くべきではないと思いますが、日本は東京オリンピックも控えていて、ここで問題を大きくしないで貸しを作った方が良いという考え方もあると思うし。平和、スポーツの祭典であるオリンピックを政治の道具に使っている韓国って最悪だと思うけれど、そんなもの無視してしまえというのも暴論の様な気がするわけです。

安倍さんが韓国に行ったら行ったで、そこで「何を言うか」ってのも楽しみです。それとも何もなかったように淡々と式典に参加するだけなのかなぁ。「あえて何も言わない」ってのが日本的美学なわけですが、それって世界には通用しないんですよね。安倍さんは文大統領を「シバキ」に行くなんて冗談もささやかれていますが、何か言うかな~?

冷戦が終わりそのまま安定するかと思った東アジアも地政学的に大きな変化が起きる時代になったし、一体何が起きているのかも考えずに「戦争に加担するな、アメリカを止めろ、北朝鮮と話し合え」と馬鹿みたいな、あるいは幼児的な、頭の周りにチョウチョが飛んでいるようなお題目を唱え続ける日本の左派も元気だし、本当に日本ってどうなっちゃうのか心配で仕方がありません。

アメリカがあの手この手で脅かしたりすかしたりしながら平和的な解決に持ち込もうとしている時に、アメリカはいかにも戦争をしたいと思っている如く捉えて、「アメリカに反対する日本」みたいな構図ができたらアメリカのブラフはまるで効かないことになるし、ニヤっとするのは北のお坊ちゃまだけだってのがどうしてわからないんですかね。

それともあの能天気みたいな日本の左派って、わかっているけれど「立場上言わないとならない」ってことなのかな?そんなような気がしないでもありませんが、こんな時にそんな茶番劇をやっていて良いんですかね。でもああいう左派が存在するのは、それを良しとする国民がいるからなんでしょう。そしてそれを煽る朝日、毎日、東京新聞。報道番組で言えば関口宏の「サンデーモーニング」。また「学生運動に青春を賭けた」のを未だに引きずる団塊の世代。

理想と現実は違う。

このままで大丈夫か?日本!

話は全く変わりますが、この日記をここまで読んだ人ってよっぽどの変わり者だと思うのですが、そういう方々に面白い対談動画を紹介させてください。私はこの人のことは全く知らなかったのですが「小田全宏氏」。ご存知でした?富士山を世界遺産に導いた人なんですが、この人の考え方、やっていることが本当に面白い。新しい日本を作ろうといろいろ活動を続けている人。

かなり面白い内容で、視聴しながらへーー、へーー、と感心ばかりしていました。(笑)

これらはネット番組で地上波(テレビ)とは違いますから、テレビでは絶対に聞けない話が満載。

それぞれの動画の最初に「イントロ」がありますが、それはスキップして見てください。

 
 
 

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