日本の政界で何かおかしなことが起きているような気がする

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なんだか日本のニュースを見ていておかしなことが起きていると感じるのは私だけですかねぇ。

朝日新聞のスクープでわかったことですが、森友関係の財務省の文書に「改ざん」があると。元の文書には「特例」だの「特別な対応」とか【忖度があったようなこと】が書いてあったのに、後の文書にはそれがない。なにこれ?

また景気は良くなってきたけれど給料が上がらないのは大問題で、安倍さんは経済界に3%アップをねじ込んだ。でも労使ともに良い方向がないと駄目なわけで労働者だけ救うわけにはいかない。そこで出てきたのが「裁量労働制」。労働時間と成果・業績が連動しない職種では簡単に言えば「出退勤時間の制限もなくし実労働時間の残業代もなくなる」。要は仕事の内容で判断するわけだけれど、これってどう考えても「使い殺し」されるんじゃないかと思ったら、厚生労働省は「裁量労働制の方が実労働時間は少ない」というデータを出してきた。

これがまたいい加減のメチャクチャで現実とは違うのがすぐにバレた。

これで野党は息巻いて「安倍は退陣しろ」と大騒ぎをしているけれど、これもまたおかしくて、自分たちが探して手に入れた情報じゃなくて「新聞報道を元にする」というだらしなさ。そして証拠もない時点で、「安倍が改ざんを指示した」かのような言い方。

(朝日がスクープした【改ざん】はガセネタだという噂もある。もしそれが本当なら朝日も今度こそ命取りになるんじゃなかろうか)

そもそも問題は財務省、厚労省の官僚が何かおかしなことをしているってのは一体誰の責任なのか。

そりゃ全ては総理の責任ってのはわかるけれど、そこで責任を取らせても何も改善しない。

ではなぜ財務省にしても厚労省にしてもそういうことを平気でやるようになったのか。ここが問題の本質だと思うんですよ。

色々考え方はあるんでしょうが、私としてはやっぱり「官僚の反乱」に見えるんですわ。これはあの前川前事務次官が言いたいことを言って大騒ぎになったのと同じで、「俺たち(官僚)を見くびるなよ」というのが根底にある。でもそれって彼らの勘違いがあると私は思っていて、確かに官僚が今の日本を作り動かしてきたのは間違いが無いにしろ、彼らは「選挙で選ばれたわけでもない」じゃないですか。

政権と官僚がどちらが上かと言えば政権に決まってる。好き嫌いは別にして政権とは「選挙の結果」なんですから。

そしてその政権は今までの官僚のやりたい放題、自分の省庁を大事にするやり方をどうにか変えようと努力してきたけれど、それにはどの政権も失敗してきた。

でも安倍さんは強権を使った。まず人事権を取り上げた。これってとんでもない力を持っていて、「官僚は官邸を見ながら仕事をするようになった」と批判されている。でも私にすれば、それが当たり前だろうと思うわけです。

日本っておかしな国で、「誰が政治家になっても変わりはしない」ということが昔から言われてきた。でもそれは「官僚がしっかりしているから」でもあるわけだけれど、「彼らに任せすぎた」部分もあるはず。これってオーストラリアとかと比べると日本の異常さってはっきり見えるわけで、オーストラリアは「選挙で選ばれた政治家の言うとおりに官僚は動く」のが当たり前で、酷い時には国民と接する窓口とも言える部署まで「人が入れ替わる」ことが起きる。でもそうじゃないと、国民の望むとおりに国は変われないじゃないですか。

でも日本は「俺達に口を出すな」という官僚の思いが強くあると感じます。特に私が感じるのは財務省で、日本のお金の全てを牛耳る権力を持つから政治家も経済人も言論界もこれに全く反論出来ない状態。何か言えば「税務署」が動くんでしょう。逆に言うことを聞いていれば、ホイホイしてくれて情報もしっかりくれて「自分の仕事は安泰」となる。大体、なんで経済界が消費税増税に賛成なのか?おかしいじゃないですか。

どちらにしても政権が官僚と違うことを考えると大きな摩擦が起きるのが見えて来ているのは間違いがないと思うんですよ。

でも政権が実権を握っている今、上に書いた「文書の改ざん問題」、「データの不備」に関してはなぜか政権がそれに関して答弁をするようになっている。本来なら、「当事者を呼んでこい!!」で済む話じゃないんですかね。

財務省の問題、厚労省の問題を「安倍政権の問題として大騒ぎする野党」ってどこかおかしいんじゃないかと思うんですよ。佐川氏に関しても同じで、そりゃ私だっておかしいとは思うけれど、佐川氏は答弁でミスっただけで佐川氏が問題の核心にいるわけじゃないんだから、大騒ぎするほどのことでもないと思うわけです。でも大した問題じゃないのなら、さっさと国会に呼んでちゃんと喋らせればよいだけだろうに。

また官僚達も、大騒ぎになるであろうことをなぜ平気でやるのか。

特に官僚の場合は、バックに政治家がついてくれていないと好きなことは出来ないはずで、「安倍政権が不利になること」をよしとする「黒幕」がいるように感じます。

安倍さんの長期政権を面白くないと思っている自民党政治家も多くいるはずだし、9月には総裁選があり、様々な計画が動いているのを感じるわけです。獅子身中の虫がうごめいているんじゃなかろうか。それがまさに「財務省の文書改ざん問題」であり、「厚労省のメチャクチャデータ」になるんじゃないかと。そして総裁選でどういう結果がでるかわからないにしても、半安倍派は存在感を示さないと上手くないんじゃないですかね。憲法改正、消費税(安倍さんは再度延期する可能性あり)に関しても、安倍さんの独走を抑えたい人たちは多いハズ。

まともな官僚なら、そして自分だけの権限でそんなことをするわけがないと思うんですよ。誰か力がある政治家が「俺が尻を拭くから」と言わない限り官僚だけでは出来ないんじゃないですかね。

麻生さんの答弁も、そりゃ財務省側の人間にしても財務省べったりの発言が続くし、改ざん問題にしても「それが事実ならゆゆしき問題だ」と昨日かな、初めて発言した程度。

安倍おろしが本格的に動き出したと私は感じます。

でも改ざんだのデータがおかしいと騒ぐ野党はピントがずれているし、問題の本質が官僚にあることを見ようとする国民は少ないのかも。

森友問題にしても、私は最初から「あれは財務省がミスをしただけ」とここに書き続けていて、それは今も全く変わらないし、財務省の体質が今回見えてそれがはっきりしたじゃないですか。「隠蔽体質」そのもの。

日本には大きな問題があると常日頃考えています。でもそれは現政権を追い落としたら変わることじゃない。それどころか問題解決を先送りするだけなんじゃないですかね。

ったく日本の野党は本当にアホだと思いますわ。自分が政権を取れないのはわかっているのに、現政権を追い落とすことばかりする。

俺の言うとおりにやらせてくれないなら、世界をメチャクチャにしてやるという北朝鮮のお坊ちゃまに劣らない酷さ。

どちらにしても被害を被るのは国民で、国民がしっかりしないと何も変わらないんじゃないですかね。

でも面白いのは現政権支持率は落ちて来ないってこと。

国民はちゃんと見ているぞ~~!!!マレーシアからでも見ているぞ~~~。

 
 
 

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