「ローストビーフ(低温調理)」が美味しく出来た~~

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久しぶりにローストビーフを食べたいと思っていたのですが、それに合うビーフが見つからなかったんですよ。

でも先日、バンサショッピングセンターのJason’sで良さげなブロックがあったのでそれで作ることに。

オーストラリア牛のリブアイブロックですが、この程度の「霜降り」がローストビーフに合うと思います。でもステーキじゃ物足りない、薄切りにしても面白くもなんともない肉じゃないですかね。でもローストビーフで「牛肉をガッツリ食べたい」ときにはこの程度の霜降りがちょうど良いと思います。もうちょっとサシが入っているのも良いけど、和牛のA5、A4みたいな霜降りだと間違いなく「オエッ」ってなるのね。あるいは「少量」ならそれも良いと思う。

いつも行くB.I.G.ではなかなかこういうのって見つからないんですよ。でもバンサショッピングセンターのJason’sにはある。やっぱり欧米人が多いからですかね。我が家は25年間のゴールドコースト生活で慣らされているのでJason’sって合う感じがします。ただ和牛、Wagyuもあって、そしてハラミとかすね肉もあって(冷凍庫をチェック)、選べる範囲が広いのも魅力。価格の広さもある。だからB.I.G.よりは良いと思ってます。当然、ビレッジグローサーより牛肉に関しては遥かに幅が広い。

和牛のA5がベストだと信じている日本人的には「なんだ?これ」と思う肉でしょ。でも肉をガッツリ食べたい時にはこの程度のほうが良いと思うし、それもローストビーフに合うと思う。でもこれをステーキにするとちょっと物足りない、もう少しいい肉が欲しいと感じるけれど、ローストビーフには我が家ではこういう肉が最適だと思う。本当は和牛、Wagyuでこの脂の乗りの牛肉がベストなんですが、そういう肉は見たこともない(日本にはいくらでもある)。だからもし和牛、Wagyuじゃないとならないとしたら、「ランプ」か「もも肉」が良いと思うのだけれど、それを探すのはかな~~り難しい。

リブアイでキロ110リンギ。1.2キロぐらいのブロックで132リンギ。価格的にも良いんじゃないですかね。これより上の肉となると突然、価格が倍以上になるのね。だからマレーシアでの牛肉探しって本当に難しいと思います。また肉をガッツリ食べたい時にローストビーフを作る我が家としては、3人で1.2キロだとちょっと足りない。1.5キロならばっちり。

これを真空パックします。

低温調理初心者の方もいらっしゃると思うのでちょっと説明をしますが、低温調理は「密封調理」でもあるんですね。だから「最初に周りを焼かないのか?」って思うかもしれませんが、それは「除菌」には良いにしても密封料理だから「味が全体にしっかり回る」のね。これは良いことでもあるんだけれど、「焦げ臭さも全体に回る」から湯煎だとしてもそれを考慮しないと駄目だし、ハーブ類、調味料もそれを想定して量を考えないとなりません。ここはオーブンを使うのとかなり違いがある。

今回の温度は57度(私の低温調理器が表示する温度であって本当の温度とはズレがあるはず)で私の好みよりかちょっと高めにしました。また量を食べたいときもちょっとしっかり目に火を入れないと「生肉を大量に食べている感じ」がしちゃうのね。だからステーキはレアが良くてもローストビーフはちょっと火を通したほうが良いと思っています。また我が家には肉の赤味が強いと「生だ~~~~」と騒ぐ人が約一名いますし。(笑)

低温調理時間は1時間半です。本当は3時間ぐらいじっくり火を通したいのですが、夕食に間に合わないので1時間半。

出来上がりは毎度のことながら、ただの茹で肉状態で全く美味しそうじゃない。

これに再び必要ならハーブ類、塩コショウするなりして焼きます。

焼く方法はいろいろでかなり熱く熱したフライパンてのも良いのですが、きっちり焼き目を付けるのは簡単じゃないんですね。オーブンも最高の温度だとしても時間がかかりすぎて、せっかく好きに調整した焼き加減が台無しになってしまうことも多い。

一番いいのはやっぱり強めの炭火なんでしょうね~~。味もよくなるし。でもそれは無理なので我が家では「バーナー」を使います。

また我が家は「焦げ目」を非常に重視します。一般的な日本人の焼き方だと「全然、焼きが足らない」と思うのです。日本人のネットのレシピやブログを見ても、どうしてちゃんと焼き目をつけないんだろうといつも思う。

私にしてみると「焼き過ぎ」は論外ですが「焦げ目がしっかりついていない焼いた肉」って美味しいと思わない。ハンバーグも同じ。焼き鳥も同じ。

だから最低でもこれぐらいのは焦げ目を付けます。焦げ目は最高の調味料ですが、これでも焼きは足りないぐらい。

10分ほど寝かして落ち着かせてから切ります。

この瞬間がやっぱり一番ワクワクしますね。(笑)

いい感じ~~~。狙った通りの火の入り具合。(数年前まではもっと赤いのが好きでした)

やっぱり低温調理の良さってこれで、自分の好きなように【必ず】【いつでも】【失敗無く】【量の違い、肉の形に関わらず】同じ様に作れるのね。もっとレア寄りが好きなら温度を下げればよいし、ミディアム、ウェルダンが好きなら温度を上げれば良いだけ。ただし、部位、脂の多い少ない、またロースト用にブライン液に漬けてあるもの、ブライン液を注入してあるもの(オーストラリアにはこれが多い)によって出来上がりが変わるので、【なんでも温度は同じってことは有り得ない】わけで、それは経験で覚えるしか無い。当然、豚も鶏も【最適な温度】はまるで違う。

ただこの手の「無印オーストラリア牛」の場合、温度を上げると「硬くて美味しくなくなるのが普通」なので注意。安い肉は焼きすぎないのがお約束。(笑)

さてソースはどうしましょう。今回は「世界の山ちゃん風の唐揚げ」に使った「醤油ベースでコチジャン入り」のソースがあったのでそれを使ってみました。ちょっと韓国焼き肉の感じですね。低温調理時に肉から出てくるジュースも入れて味を整えます。

これが大当たりでした。美味しい。また息子は「醤油+わさび」でいつも食べるのですが、美味しいと言っていました。

価格的にも見た目的にもそんなに美味しそうには思えない「オーストラリア牛のリブアイブロック」でしたが、アタリでした。

この量で多分400グラムぐらいですかね。私はローストビーフを食べる時に「炭水化物は食べない」のが普通ですので、本当はもう少し肉の量がほしい。(笑)

やっぱり牛肉はバンサショッピングセンターのJason’sが我が家とは相性が良いみたいですわ。

ただし、和牛、Wagyuに関して言えば、私は今の所、Wmartが一番だと思うし、アンガスビーフやプライムビーフのいろいろな部位があるので良いのだけれど、「常にある」んじゃないんですね。だから買いに行った時に売っていないと店も遠いし落胆が大きい。

自分にあう肉を探すって難しいですね~。

今回の肉も、では常にJason’sにあるかというとそんなこともないわけで、いつも偶然任せ。

 
 
 

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