B.I.G.に買い物に行きましたところ、肉売り場で「仔牛の肉」のプロモーションをやっていました。
正確に言うと仔牛ではなくて、いわゆるVealと呼ばれる牛よりもうちょっと大きいらしい。でも「Milk fed beef(MFB)」と呼んでいて、母乳で育てられて牧草を食べる前の牛かと言うとそうでもない、みたいなわけのわからん肉。
でも値段は安く(キロ単価109リンギ。3000円ぐらい)で、サシは殆ど入っていないけれど、前回、安いStrip loin(サーロイン)が硬かったけれど美味しかったこともあって、試してみることに。
「ブロックはある?」と聞きましたところ、冷蔵庫から3キロぐらいの塊を持ってきて見せてくれました。もちろんこれじゃ多すぎますが、さすが仔牛で大きすぎる感じは無し。ということで半分ぐらいに切ってもらいました。またローストビーフにするというと、紐で縛ってくれます。
普通のStrip loin(サーロイン)に比べるとかなり小さい(細い)。
これでキロ単価は109リンギ。3000円ぐらいで、重さは1.12キロで122リンギ。3300円ぐらい。
仔牛だということもあるんでしょう。ほとんどサシが入っていない。断面積も小さく、仔牛なのは間違いない。
これをいつものように、塩コショウ、ニンニクを塗ったくって真空パック。
そして56度で3時間。
取り出してみると全くドリップが出ていない。こういうのも珍しい。
そしていつものようにバーナーでしっかり焼き目をつけて出来上がり。簡単。
ソースですが糖質制限中ではあるものの、玉ねぎをすりおろして醤油ベースの韓国風にしてみました。
美味しくないってことは無いのだけれど、美味しい~~って感じもなく、本当に普通のローストビーフ。
あえてこの肉を買う必要があるか?と聞かれれば、答えは「No」だと思う。仔牛だから安くても前回みたいに硬いってことは無いのだけれど、特筆すべき良いところもない。
これってローストビーフだから良いけれど、ステーキで食べるとやっぱりがっかりする部類じゃないかなぁ。
肉をガッツリ食べたい人には価格も安いし良いと思う。とは言っても「美味しい肉を少量食べたい」人は買わないほうが良いのは間違いがないかも。
食後30分の血糖値は93。
あ、そうそう。前回、低温調理する時に「肉が大きすぎ」ていつもの鍋には入りませんでした。
ということで、低温調理専用のプラスチックボックスを入手しました。それもAnova用に出来ていてピッタリ収まるようになっている。
これ良いわ~~~。これならかなり大きな肉の塊でも問題ないし、かと言ってボックスが大きすぎることもない。ステーキも並べて入れられるし、蓋も着いているから長時間、あるいは温度を高く設定したときも助かります。早く手に入れればよかった。