「ブログの収益化」は止める方向で行くしかないかな?

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この1週間ぐらい、自分なりに勉強して、また結構利益を出している人たちがどうしているのかを研究し、自分でもできるところはやってみようと思いましたが、ハードルが高すぎ。

私の前提は、このブログはそのままの状態で広告を載せて・・・なんて思っていたのですが、これだけでも簡単じゃないのがわかった。考えが甘いなんてもんじゃない(笑)。当然、日記を書くたびに「広告用のコード」を入れるなんてことはせずに、テンプレートをいじるわけですが、自分が出したい場所に、出したい広告を入れることがかな~~り難しい。カテゴリー、タグ、内容によって載せたい広告も、場所も違うんですから。

また特にグーグルの場合は、グーグルが内容に合う広告を選んで表示させるわけですが、「内容と広告の一致」ってのが私としてはどうやっても出来ないし、出てくる広告は「邪魔くさい」としか思わないし、誰がこれをクリックする?と思う。

ま、それはグーグルが読者それぞれの「クッキー」も考慮して、読者が以前に検索して調べた商品をグーグルが選んでそれの広告を出すということも多い。

これは我々がいつもどこのサイトを見ても経験すること。

だから興味が残っていて、やっぱり買おうかなぁ・・なんて思っているときは「クリックする」ということも起きるのは間違いない。

そしてそのクリックがあれば、微々たる報酬をもらえるというシステム。「お客様の買う気を思い出させてくれてありがとう」という意味なんでしょう。

でもそれって「半端じゃない数の読者が来るサイト」でないと、やっている方としては妙味がないのね。

だから「収益化」を真剣に考える人達は、「それ用のサイトを立ち上げて、いかに検索で飛んでくる読者を集めるのかにしのぎを削る」ということになる。利益を出している人たちのほとんどはそれをやっている。

つまり「貴方のブログで収益を出せます」というのはある意味、間違い、あるいは誤解であって、「収益を狙ったブログを立ち上げればそれなりのこともある」というのが正解だと私は思う。結局ですね、

1 世の中のトレンドを読み

2 多くの人が関心を持つようなキーワードを探し

3 でもそのキーワードが他人とバッティングしないように工夫し

3 それに関連した記事を「読者が納得するような内容」で書き

4 グーグルなどの検索で上位に来るように頭を使う

5 どんな広告をどの場所にどのように出すかで結果は大きく変わるから、それのノウハウも必要

結局、これをうまくやった人だけが「そこそこの収益を得ることが出来る」わけで、でもそれをやっている人たちは大勢いて、いかに自分が頭一つ前に出るか、そのアイデアを持ち、常に努力をし、なおかつ「センス」がないと駄目なんでしょう。

やっぱり普通の企業の営業マンと同じで、かなりの努力をしないと収益なんかでないわけで、「ブログには好きなことを好きなように書いています」という人たちが利益を出しているんじゃないのね。

つまりこのブログのように好き勝手なことを書いているブログでは、まず収益が上がるようなことは無い

というのが真実じゃないですかね。

「雑記帳みたいなブログでは難しい」という記述を何度か見たことがあるし、それらしきことをブログ友のリコヨンさんがコメントに書いていたのを思い出します。

あああ、こういうことなのね~、というのがやっとわかった。(笑)

「自分のこのブログでも収益がでるんだろうか?」なんて考えたら、それは全くの的外れで、「売れるものを売るしかない」という現実はこの世界も全く同じ。

だからネットにあふれている多くの「利益を出している人たちのノウハウ」を読んでも、結局はそこに帰結するだけのことで、「今の貴方のブログのことは忘れて、【多くの人が興味を持つブログを作りなさい】」ってことでしかないのね。

ま、雑記は雑記でもこのブログは一応、カテゴリー別、タグ別には別れているわけで、ある意味、何種類かのブログを合体させたと考えても良いはずで、特に「検索で飛んできた読者」は関係ないカテゴリーは見ないだろうからそれはそれで良いのかもしれない。

その時に「関連記事を出す」ことの重要性もあるってことなのね。ジャンルが多岐にわたっているブログの場合、決して「一番読まれている記事」を出しても意味がない。私のブログでそれをやったら上位10位は全て「低温調理関係」ですし(笑)。で、この関連記事もカテゴリーやタグを重視して勝手に選んでくれるプラグインもあれば、また自分が読んでもらいたい記事もそこに紛れ込ますことも出来たり、それなりの道具は無料でいくらでもある。

関連記事がきっちり出るようにこのブログをイジりましたが、これの効果は絶大で、「一人あたりの読むページ数」も増えたし、「直帰率(そのページだけ見て離脱する読者の割合)」も下がってきた。

こうやって「クリックしてくれるチャンスを増やす」ということを多くの人達が頑張ってる。

でもなんだか「クリックしてくれるチャンスを増やすことを考えている自分」ってのがどうにも気に入らないんですよ。私としては関連記事を出すことによって疑問を持っていたり情報が欲しい人のためになるとは思うんですが。

読者をお客様だと考えているブログならそれも問題ない。それが仕事なんですから。そもそもそう言うブログは常連さんなんていなくてほとんどが検索で飛んでくる人たちばかりなんだから。これは「情報を欲しい人」と「情報を提供する側」という関係がしっかりしているし、そこで収益が出るようにするのは全く問題がない。

でも私のブログは前にも書いたように、常連さんが多いし、いかに読者と近くなれるかをずっと考えてきたブログ。顔も見たこともない、メールの交換をしたこともない常連さんの数って半端じゃないんですよ。毎日、見に来てくれる常連さんから、一月に一回ぐらいの常連さんも入れると、なんと「1万人レベル」。

一日で見ると、多くのアクセスしてくれる読者の内、「アクティブユーザー」、つまり再度訪問してくれる読者の数は、こんな感じで毎日一定していて、「なんと一日に800人~1000人」もいる。これってどうしてこんなことになっているのか、自分でも良くわからない。

今は夕方ですが、こんな感じで常時6-10人ぐらいがこのブログを読んでくれているのがわかる。

マレーシア関連記事を読んでいる人ってほんの一部の人だけ。(笑)

一体どうしてこんなブログに多くの方が何度も何度も来てくれるのか、それが不思議なんですが、「有難うございます」としか言いようがないし、そういう方々の期待に応えようと思うわけです。

そういう常連さんも、中には10年の付き合いという方々もいるし、この数年なんて人はかなり多い。でもそれはメールをくれたり、コメントでわかるだけで、多くの方々はまさに「サイレントマジョリティ」であって、メールもくれない、コメントも書かない。当然、ブログ村の応援クリックもしない。(笑)

でも私にはそういう方々が微笑んでいる姿が見えるようなんですわ。そもそもブログの内容に興味がない、ダボは大嫌いだと思えばブログには来ないんですから。中には私に敵対心を持ちつつ、いつも見に来る方もいらっしゃるんでしょうが。(笑)

私はそういう意味で、読者を大切にして、目に見えない絆みたいなものを大事にしたいと思ってやってきたわけですが、その方々から儲けるってのがどうもこのブログには合わないと感じるわけです。裏切りに感じてしまう。

友人に「XXXXを探しているんだけれど、売っている店を知らない?」と聞かれて、「それを教えてあげて、店からバックマージンをもらう」のと全く同じじゃないですか。

それでももし収益を重視してブログを運営するのであれば、このブログの過去ログから、「低温調理関係」や「相場関係」を抜き出して書き換えて、それぞれの専門ブログを立ち上げるのが一番かもしれない(マレーシアでロングステイというカテゴリーはあまりにもマイナーで、どんどん縮小している分野でしかない)。その作業ってかなり面倒だけれど、ゼロから記事を書くのは大変でそれと比べれば楽勝で、あっという間に記事数が500を超えるブログ・サイトは立ち上げることが出来るはず。で、きっちり商品の紹介もしてアフィリエイトも狙う。それでもジャンルとしてはかな~~りマイナーだから、多くの読者獲得が出来るわけでもなくて、大した収益は見込めない。

でもやらなくてはならないことはごっそりあって、かなり面倒。

ってことなのね。

ただ真剣にやるなら、「最初からブログの構造を考える」必要はあって、アフィリエイトに適した構造や「書き方」ってある。またこれって、もしかしたら「無料のブログサイト」の方がある意味、「問題点を解決してある」と考えても良いはずで、私のブログみたいに、「文字が小さすぎる」、「表示幅を超えている」、「クリックするボタンが近すぎる」なんてことも無いんじゃないかな。どうなんでしょうか。

そういう意味では私のブログは問題多すぎ。特に昨今ではアクセスが一番多い「スマホ」への対応がほとんどなされていないってのは致命的。

それと書き方も問題がある。これは前からわかっていたことですが、私は頭に浮かんだことをバババ~~っと打ち込んで、終わり。これじゃ駄目なのね。

他のブログを見るとほとんどがそうであるように、ちゃんと「目次」を作って、「話の順序」も考えて、「最後には【まとめ】」なんて書くのが一般的。

でも私はそもそもそれが嫌いなんですよ。企画書、報告書か?なんて思うわけで、友人に向かって話をしたり、メールを書く時にそういう書き方をする人はいない。でしょ?その他人行儀さがどうも合わないんですわ。

でもこうやってダラダラと、ビジネス関連で書くバカもいない。(笑)

そういう意味で、集客をし、最後まで読んでもらって、あわよくば「広告をクリックしてもらう」なんてことを考えれば、ビジネスライクに、そしてその方が読みやすい、要点をつかみやすいのは間違いがないのだから、そうするべきなんでしょう。

でも私が望み、やってきたことは、「友人に電話をしてダラダラしゃべる」やりかたであり、「飲み会で好きなことをいう」やりかたで書いてきた。そして私のブログはそうであるから良いのだと自分で思っていたんですよ。

良く「ダボさんの話は長すぎる」という人がいますが、私はみなさんとお喋りをするつもりで書いているのだから、「要点を短く」なんて言われても困るんですよ。たまに会って飲んだ時に、「はじめに」と話したい内容をまとめ、「その1」「その2」と話を展開し、そして「まとめ」です、なんて話をする人はいないのと同じ。会議じゃないんですから。(笑)

そして要点をまとめるってのは結構時間がかかるのね。それが正直なところ、かなり面倒だと思ってます。

ま、こんな考え方で「ブログで収益を出す」なんてのはお門違いなのは間違いがないだろうということ。

でもこのままの路線で広告を載せていても「うまく行っても」家族3人で月に一度はどこかで飲み食いする額が稼げる程度にしかならないのは間違いがないようですが、そのためにああじゃこうじゃやるにはコスパが正直言って悪すぎる。

でもここまでそれなりに悩んでやってきたとことを途中でぶん投げるというのも、私の性格から言うと面白くない。

だから自分にやれるところまではやるべきだとも思うし、あるいは適当にやるぐらいなら逆にこんな時代だからこそきっぱりやめて、「広告なんて一つもなくてスッキリしているブログを目指した方が潔い」なんて、へそ曲がりは考えるわけです。そもそも「(広告が出る)無料ブログサイトは使わない」ってのはそこが出発点だったわけですから。

でもねぇ、私はこのグーグル・アドセンスとかアフィリエイトの将来ってかなり面白いだろうと思っているんですよ。AIがますます進歩するはずで、グーグルの広告の選び方も賢くなるだろうし、その選び方もブログ運営者がもっと介入できるようになるだろうし、広告を出す場所、またデザインもそのブログに合ったものが出てくる時代は必ず来る。

「なんでこのブログって私が欲しい物の広告ばかりが出るんだろうか」なんていう時代はすぐ目の前に来ているんじゃないですかね。(笑)

それもそれぞれのブログが持つカラー、個性を重視して、デザインも自動的に変化して違和感がなくなるようにするなんてこともできるようになるはず。

ましてやこれから5Gの時代に入ると「動画」や「VR(バーチャルリアリティ)」が多く入ってくるはずで、広告もそれに合わせて変わるだろうし、当然、それに対応しているブログじゃないと駄目だし、益々、Webデザインの世界は大きく広がるんじゃないですかね。今の「単純なバナーが出る」なんてのはすぐに化石化するだろうと思うんですよ。

「関心がある人に」「見ても違和感がなく」「広告そのものもおもしろく」「ターゲットのニーズにピッタリ合った」広告が「自動で」出せる時代はすぐに来ると思うんです。

これってすでにテレビ、新聞、雑誌などの広告媒体からネットに大きくシフトしてきているという理由でもあるわけで、それがもっと大きく広く、そして洗練されたものに変化するのは間違いがないと思うんですよ。

そしてこの面白さの原点は「その広告を載せているのは個人」だということ。もちろん企業もそれに入ってきているのは「大手のポータルサイト」もそうだし、ユーチューブで収益を出すことを狙う企業が増えているのも同じ。

これって広告の概念をガラッと変える衝撃を私は感じるわけで、「口コミ」や「デパートの展示即売」で売ることの延長線上にあって、面白いと思うんですよ~。今までのようなありとあらゆる広告を垂れ流しにしたり、商品を並べるだけで、さぁ欲しい人は勝手に買ってくださいという時代は終わる。

インフルエンサーと呼ばれる「普通の人達」が台頭してきて、彼らが勧めるものは売れるという時代にはすでに入っている。そして気に入っている人たちのお薦めで何か買っても、「紹介してくれてありがとう」って思うのね。これって凄いことだと思うんですよ。

でもそれは「そういう付き合いなのはお互い承知の上」ってことであって、友達付き合いしていたのが、突然、「バックマージンをもらうことにした」ってのとは大きな違いがある。例えばこのブログで、MM2Hのビザ申請代行は「リカさん」「Step1の中村さん」がお薦めなんて書いていますが、もし私がバックマージンをもらっていたら、読者の方は何を思うだろうか。

でもネットの広告ってまだまだ増えるはずで、大手企業の広告がこの世界にシフトしてきているから、ユーチューブで何億も稼ぐ個人が出てきたり、ブログでも100万円単位で稼ぐ人がいるってのは、まさに広告の世界の「産業革命」が起きているからじゃないですかね。

この渦のなかに自分も入ってみるというのは面白そうだし、そんな世の中の変遷を自分も感じていたいという気持ちがあります。

そんなことより、「介護」「死に場所」とかそんなことを真剣に考えたほうが良いんじゃない?なんて声も聞こえてくるような気がするんですが・・・・。(笑)

ま、やめるのはいつでもやめられますから、もう少し、考えられること、やってみたいことを出来る範囲でやってみましょうかね。

落とし所ってあるような気がするのは、あるマレーシア情報関連のブログを見ていて感じること。お金儲けでやっているのではなくて、有益な情報を提供しているという形から逸脱していないのね。読者も「こりゃ便利だ」って感じているはず。あちこち探しに行かなくても済むんですから。ああいうのは良いと思うなぁ。

でも私がこんなことを考えている事自体、本業が疎かになっているのは間違いなし。一番の問題はここですね。マレーシアに何のために来たのか忘れちゃうまくない。

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