FXで「値幅」の話をする時にPIPという言い方をしますよね。先物ではTICKと言いますが、これって「刻み値」であり「最小の動きの幅」。
例えば、ドル円が【105.90】だとすると小数第2位0.01の値動きをPIPと呼ぶ。105.90で買って105.95で売れば、0.05の利益で、【5PIPSの利益】という。これは先物でも同じで5TICKSの利益という。
ところがですねぇ、FXの場合はこの下の小数第3位の値動きがあるんですね。
105.90ではなくて、105.903みたいに。
ところが私は先物ばかりやっているので、PIP、TICKを最小単位として今まで話しをしていました。
だから、「FXより先物のほうが【刻み値が小さい】からやりやすい」ということを何度も何度も書いていました。
でもそれは大間違い。
「たかが最小単位の話」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これは非常に大事なことなんですね。
例えば、Nikkei225の先物の刻み値は10円ですが、近年できたSmallは5円です。この10円か5円かというのは「値動きが小さいときには天と地の差がある」わけです。だから日経225先物をやりながら、TICKがもし1円ならどれほど楽で嬉しいかとスキャルパーの多くは何度も夢見たはずなのね。
利益を出すのに、最小の値動きの単位が10円だと、最低でも10円抜きをしないとならない。でももし1円でも抜ければ利益が出るとしたら(手数料はここでは考えない)どれほど楽なのかはわかると思います。
で、他国の株価指数先物を見ると、ドイツのDAXは「日経225が1円刻みだったらこんな感じだろう」みたいな動きをするわけです。
そんなこんなで、トレードすべき先物の「最小値動きである【刻み値】は非常に大事」なんですね。
それを私は勘違いして書いていたわけですから、かなりのトンチンカンな話になっていたはず。
どうもすいませんでした。
本当に申し訳ない。
では今後どういうふうにするかですが、過去日記の間違いを修正、訂正することも出来ませんし、FXのデータは私が主に使っているNinjatraderでは表示できませんから(データを持ってない)、先物のチャートしか見ることが出来ません(よく使う練行足の話)。でもそれはFXとイコールではないわけですし、今となってはよくわからなくなってしまったFXのことは書かない。余計なことは言うまいと思っています。
本当に申し訳ありませんでした。m(_ _)m