マハティールさんがインタビューに答えている動画がありました。
今回のコロナ騒ぎ、MCOも含めて、「これからどういう時代になるか。どういう生活になるか。」を話している。
とにかく待ちましょうなんて甘っちょろいことは言わないわけで、「経済が元に戻ることはない」「収入も低くなるだろう」「生活水準も下がって、前のように楽しい生き方は出来ないだろう」と。
Our level of standard living will be much lower.とはっきりいうのはちょっとびっくり。今までのように遊んだり、パーティに行ったりそういう生活はできなくなるだろうと。
「このクライシスを一つのチャンスと考えることは出来ないか」という質問にも答えている。かなり悲観的で、コロナで死ぬ可能性があり、人が集まることも出来ない状態になり、以前のように戻ることはないだろうと。ただ「自分の時間が増えるのは間違いがない」ので頑張って(家で)働くことは可能だろうね、と。世界は大きく変わるだろうということを強調する。
マレーシアで働く人はちょっと耳を傾ける必要があるかも。
難しい経済の話をするわけでなく、普通の市民に、若者たちにわかりやすいような、語りかけるような話をしている。
途中からマレー語になってしまうけれど、また英語に戻る。
まぁ、誰でもわかる事実から誰でも想像できる将来の話をしているだけと言えばその通りなんだけれど、マハティールさんが若者たちに語りかける内容としては意味があると思う。
「楽観してはならず、経済も収入も生活も以前に比べて下がるのは間違いがなく、その中で生きる道を探せと」。変に楽観論を言わない。待っていればどうにかなるようなことも言わない。そこが良いと思った。