「免疫パスポート」を保持する時代が来るのかなぁ

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各国がCOVID-19の封じ込めや集団免疫を確保する方向で頑張っていますが、「世界的な【終息宣言】が出る」なんてことがあるのかわからないし、「人を見たら泥棒と思え」じゃないですが、「この人、大丈夫なんだろうか?」という疑問が常に付きまとう年月が長く続きそうな気がします。

もちろん日々の生活範囲の中では問題は起きないかもしれませんが、「海外に行く」のはもちろん、国内でも「会議や行事に参加する」場合、なんらかの「証明書」みたいなものが必要になるんじゃないですかね。

どうもMM2Hがマレーシアに帰ってくる時には「陰性証明書」が必要みたいで、それも「免疫パスポート」と同じ考え方ですよね。

ただ、「今は陰性」でもいつ陽性になるかわからないし、「抗体」を持っていても「絶対に感染しないのかどうかはわかっていない」とのことで、それは「免疫」も同じじゃないですかね。

でもそういう証明書が無いよりはあったほうが良いわけで、「参考」にはなるんじゃないですかね。

陰性証明書は有効期限が6ヶ月で「黄色のカード」。抗体証明書は「緑のカード」。免疫証明書は「プラチナカード」なんてね。

これって満更冗談じゃないようで、「スイスでは免疫パスポートの開発が進んでいる」とのこと。

この証明書を提示すれば、高齢者の介護施設を訪れたり、安全に外国旅行したり、自分や他人を危険にさらすことなく大規模なスポーツ・文化イベントに参加したりできる。医療従事者間では、免疫のない人が不必要にCOVID-19患者と接触しないように使うこともできる。また、原子力発電所の従業員などが一度に集団感染するのを防ぐなどの、戦略的セクターで役立てることも考えられる。

SWI swissinfo.ch

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する免疫力を証明する「デジタルヘルスパスポート」の開発が、スイスのテクノ…

 英国を拠点とする新興企業Bizagiは、従業員を識別する「コロナパス(CoronaPass)」という証明書を企業向けに開発。フランスのIT新興企業Sociosは、スポーツイベント用の免疫パスを開発中で、「感染リスクが低いか全くないファンだけがまずは試合を観戦できるようにする」と宣伝している。

 チリは先月、新型肺炎から回復した人々に証明書の発行を開始。ドイツやその他の国でも同様の試みが進行中だ。

【5月4日 AFP】世界各国の政府や団体が新型コロナウイルス感染拡大防止対策のロックダウン(都市封鎖)や移動規制の緩和を…

軍隊もそうでしょうし、セキュリティが重要な部門では「必須」となるかもしれない。「企業の役員」、「生産現場」でもこういうものがあるかないかじゃ大違いじゃないですかね。

ワクチンが世の中に広まれば「どのワクチンを受けたかの【証明書】」は「携帯義務を課す」ところも当然、出てくるんでしょう。

でも我々みたいな年寄り、世捨て人みたいな人たちは、まず「抗体」「免疫」を得るのは簡単ではない。知らないうちに持っていたのなら良いにしても、「無い場合」はどうするのか。

せいぜい「陰性証明書」ってことになるんだろうけれど、これも広まってくれば「今は誰も問題視しない【検査の精度】も問題になる」時が来るんじゃないですかね。もし今のPCR検査を使うとすれば、「100人の感染者のうち、30人は【陰性と出てしまう(偽陰性)(感度70%)】し、1000人の無感染者でもそのうちの100人は【陽性と出てしまう(偽陽性)(特異度90%)】なんて「こんな検査を今まで良くやっていたな」なんて皆が呆れる時代も来るんでしょう。

でも「陰性の結果」が出るまで何度もPCR検査をするとか?

ま、そんな検査の証明書でも「無いよりかあったほうが良い」のかもしれない。

どちらにしても「その手の証明書」を持っていない場合、「海外旅行は出来ない」「会議、イベントに出席できない」「入店できない店」「出社許可も出ない」なんてことになる可能性って意外にあるかもしれない。

これじゃ世捨て人というより「世捨てられ人」になってしまう。

持っている証明書の種類によって「活動制限」が掛かる時代が来てもおかしくないですよね。

実際に今でも「子供が学校に入学する」のに【受けておかなければならない予防接種】があったり、若い人は知らないかもしれないけれど、私達が若い頃、「海外(国による)に行くには予防接種を受け、証明書を持つ義務があった」のね(1980年までかな?)。これはイエローカードと呼ばれる「予防接種の国際証明書」で、今でも行く国によっては必要のはず。(黄熱病かな?)

だからそういう証明書を携帯しないとならない時代が来ても不思議でもなんでも無い。

せめてワクチンが早く出てくれば良いけれど、今の時点ではこれぞというのがなさそうで、またそれが開発できても「国同士の争奪戦が起きる」のは間違いがなくて、今でもすでに問題になっていますよね。

ま、アメリカを筆頭に先進国、金持ち国から徐々に広がるんだろうけれど、ワクチンも世界の隅々まで浸透しないと意味がない。

マレーシアの全国民、住人が受けられる日はいつくるんですかね。

日本に帰ってワクチンを接種する方が早いか。

中国製のワクチンの【闇接種】なんてのも出てきそうですね。

チャイナタウン辺りに行くと、「ボス。ワクチン、ワクチン。400リンギ!」なんて客引きも出てくるかも。

「ワクチンは無しの【ワクチン接種(偽造)証明書】は150リンギ」とか。

 
 
 

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