通販で買った残念な「牛の中落ち」で美味しい料理を作ってみた

通販で買った「牛肉の中落ち」は本当に残念でした。私が想像していたのとは全く違う代物。

そのことに関して書いたのはこの日記。

Dabo's life in KL, Malaysia

前の日記に書いた「通販で買える【珍しい部位】の牛肉」ですが、次の日に配達されました。 前の日記はこれ。 とりあえず3種類…

まず焼き肉では全く使えない事がわかりましたが(全ての中落ち、リブフィンガーが駄目という意味じゃない)、この中落ちを「すじ肉」と思って使えば良いんじゃないかと思いました。ただ「すじ肉」と呼ぶほど(美味しそうな)すじが入っているわけでもなく、「筋膜が多い」って感じかな。でもカテゴリーで言えば似たようなもので「スープ」とか「煮込み」にしか使いみちはないと思う。

通販で買ったのは500グラム入りを2パック。1キロで110リンギ。この価格って美味しい中落ちなら納得ですが、すじ肉、あるいはスープ・煮込み用と思うと納得がいかない値段。そこそこ食べられるリブアイでもキロ単価が110リンギぐらいのものってあるわけですから。

残っていた中落ちはこれだけ。800グラムぐらいはあるはず。

すじ肉みたいな肉ですが、匂いがキツイ感じは全くありません。でも今回は満足感を得たいので一度「茹でる」ことに。しっかり煮込むつもりですから、大きさは半分になるのを想定して大きく切ってから茹でました。とりあえず5分。

これで臭うようならまた茹でようと思いましたが、全く問題ないのでこのまま進むことに。一応、流水で綺麗に洗います。

煮込むには煮込むにしても、当初は「和風の牛すじ煮込み」をイメージしていたのですが、変更して(イタリア風の)ラグーにしてみることに。作り置いた「まともなトマトソース」が冷凍庫にありましたから。

まずそれを作るには「肉を焼く」ことが重要となる。「焼き目」があるとないとじゃ仕上がりがまるで違うのね。焼き目って洋食では大事な「調味料」だというのは素人の調理実験でもわかったこと。

焦げないように、しかししっかり焼き目を付けました。

これを煮込むわけですが、焼き目を付けた後の肉は想像以上に「硬い」肉になっていました。でもとりあえず赤ワインをたっぷり入れて半分飛ばし、チキンストックで30分ぐらい煮込むことに。この時点ではトマトソースは入れていません。そして蓋は無し。蓋を被せると煮込み料理の場合は「臭みがあった場合、それが回る」のも経験でわかっていましたから。

でも30分程度じゃ食べられる柔らかさには程遠い。(T_T)

ここで格好をつけて「オーブンで・・」なんて思ったのですが、久しぶりに圧力鍋を使うことに。

かなり真剣に作って冷凍しておいた自家製トマトソースを入れて時間は20分だけ圧力をかけて、自然に圧力が下がるまで放置。でもこれは失敗でした。時間が長すぎ。肉は柔らかくなったものの、ちょうど良いところを行き過ぎてしまって「脂肪分は抜けて」「ゼラチン質は溶けて」、なおかつ「柔らかいけれど肉の繊維が気になる」感じになってしまった。

大失敗です。(T_T)

圧力鍋って時短には最高だけれど、出来具合をチェックしながらってのが出来ませんから、私みたいなトーシロは使いこなすのが難しい。

オーブンを「面倒くさいなぁ」なんて思っても使うべきでした。きっとちょうど良いところで煮込みが完了できたかも。

でもま、味的には美味しいラグーになりました。フェットチーネを茹でて食べることにしましたが、生ハーブが無かったのが残念。乾燥バジル、乾燥パセリ、黒胡椒だけ。でもいつもはケチってなかなか使わないパルミジャーノ・レッジャーノはケチらないで使うことに。それと気まぐれで(クリームもないので)ヨーグルト。(笑)

いつものようにセンスのない盛り付けですが、味的には私が作った料理の中でトップ5には入るぐらい美味しく出来ました。

残念な肉は何をやっても残念なような気がしますが、使い方でどうにかなるギリギリだったのは助かりました。うまく煮込めればもっと良かったのに・・。

でもま、美味しかった~~。ごちそうさま~~~。

あ、そうそう。煮込んで小さくなった800グラムの肉ですが、なんと3人前ギリギリの量にしかなりませんでした。圧力鍋の蓋を開けて中を見た時に、「誰か食べちゃった?」と思ったくらい、肉が小さくなっていた。もし500グラムしかなかったら取り合いの喧嘩になるところ。(笑)

 

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