コロナをより深く理解するために(慶応大学が中心で設立された)【コロナ制圧タスクフォース】を見る

古いエントリーが表示されているかもしれないので、是非、「投稿日」を確認してください

しかしコロナが世界に猛威をふるうようになって半年。

でも私にしてみると「コロナの本質」がまるで見えてきません。

それはやっぱり報道の中心が「感染者数」「死亡者数」ばかりで、踏み込んだ情報が少ないからだと思うし、丁寧に説明しているように見える専門家にも「いろいろいる」のがわかる。素人には「誰の言うことが正しいのか」もわからない。

それはそれでも勉強をしていくと、自分の中になんとなく「コロナの姿」がわかるような気がするんですが、新しい情報が出るとまた振り出しに戻るみたいな。

どちらにしても、私は今の「感染者数」「死亡者数」って【全く】と言ってよいほど意味がないと考えています。日本の状況を念頭に話をしていますが。

前から言われていたことですが、「感染者数」とは【PCR検査によって陽性と出た人の数】でしかなくて、「実際の感染者数」でもない、「発症者数」でもなく、「感染を広げる可能性のある人の数」でもなく、「全てが危険な人」でもない。

PCR検査は遺伝子を増幅してその存在があるかないかを調べる検査なわけですが、「どのくらい正確なのか」が常に問題になりますよね。感染者の100%が「感染しているという結果」なら良いですし、感染していない人たちの100%が「感染していないという結果」が出れば良い。でもそれはありえず「正確さ」という意味では私は嘘だろ?と思うくらい低い。それは検査キット、検査する人、検査するタイミングでも大きな差があると言われるし、検査の母数が増えれば増えるほどややこしいことが起きる。

またPCR検査で陽性で「コロナウィルスを持っている」としても「発症していない」どころか「すでに治っているケース」もあり、なおかつ陽性者の全てが「感染を広げるわけではない」。治療が不要な人も多い。

要はPCR検査で「誰が危険なのか」の大雑把な目安はできるにしても、それは所詮、目安でしか無くて、やっぱり医療現場としては「発症した人」「重篤な患者」をどうするかが一番の課題。

我々一般としては「自分の周りに【感染を広げる感染者】がどのくらいいるのか」が気になるわけだけれど、それは毎日発表される【PCR検査によって陽性と出た人の数】を見ても何もわからない。

日本の場合の話をしているわけですが、数字だけ見ていると「第二波が来た」としか思えないけれど、以前の発表される「感染者」と今の感染者とは大きな違いがある。以前は「発症し治療の必要がある可能性がある人だけを【確認のために】検査した」のに対し、今は広く一般に検査が広がっているわけで「感染者は増えても、発症者、重篤な症状、死亡は少ない」。当たり前ですよね。

でもあの「感染者数」として発表される数字を見ているだけの私達は「また感染が広がっているという不安を感じる」だけ。

これはどれほどコロナを理解しても「不安」が出てくる理由はいろいろで、「心配するな」「自粛要請は不要」「営業時間の短縮要請も不要」というのは、【頭の良い私は理解しているけれど、どうして貴方達、アホな人は理解できないんですかね】と言っているように私には聞こえる。

人って多種多様な考え方があって、他人にはわからない「病気や死に対する不安」を持つ人も多い。そして確かに「理解力がない」「感情でしか判断できない」人も多いけれど、それはそれで、皆が同じ様に生きる権利を持っているわけで、【バカは黙れ】という理屈は通用しない。

かつて小池東京都知事が豊洲移転問題で「安全と安心は違う」と発言し、移転を止めた時には「この人ってどうしようもない人だな」とは思ったものの、今回のコロナに関して、私は「安全と安心は違う」と思う。(笑)

安全だ、規制は必要ないと言う人が「その理由をいくら並べても無駄」なわけで、「必要以上の大きな不安を感じている人たちのその不安をどう弱めるか」を考えるべきじゃないんですかね。それこそが私は「あるべき対策」であって、それがない意見は「俺は頭がよい。お前は馬鹿だ」と言っているだけに聞こえるんです。

うちのヨメさんはそういう意味では「大馬鹿」で、理屈なんか全く関係なく「大きな不安」を持っている。でもその不安をどうやったら軽減できて、どう効果的にコロナと付き合うべきかを伝えるのは簡単ではない。

でもそういう人でも「三密に近寄らない」「手洗い、消毒を心がける」ことはわかるわけで、「それが良いと思うなら、そうすれば?」としか言えない。「出歩け!遊べ!」と言っても無理。

「規制があるから出歩かない」ということではない。逆に規制がなくなれば「もっと不安は増大する」んじゃない?当然、経済は回らない。じゃ、規制を厳しくするべきかというのも私は筋が違うと思っていて、「自分が感染しているかもしれない」のに「平気で動き回る人がいる」から感染が広がるんじゃないですかね。ここをどう制御するかのピンポイントの方策が大事。でもそれも簡単ではないから「全体に網をかける」ような規制を考えるのだろうけれど、なんか違うんじゃない?といつも思う。所詮、強制じゃないから「俺は大丈夫だよ」と思う人がどんどん感染を広げる。そして「若者は大丈夫」だとしても、これはいつか老人や持病を持っている人たちに広がると私は思う。

どちらにしても私がいつも思うことは「政府や自治体が【協力してください】という」のは間違えだということ。「感染を広げているのは【貴方だ!】。国民一人ひとりの責任感が問われている」ぐらいのことを言って「個人が自分の行動に責任を持つ」ようにするべきなのに、「協力してくれ」という優しい言い方では責任感なんか生まれない。ザルで水をすくうようなものだと思うし、いつまでも結論が出ずにダラダラだめな状態が続くんじゃないですかね。

ちょっと具合が悪い。風邪かな?程度の症状だったら、「仕事は休めない」「店も開けよう」「友達に会いたい」と思えばそうするんでしょう。また全く症状がない人も多いわけでどうにもならない。

となればやっぱり規制、自粛となるんだろうけれど、国はそれをしない。したところで強制力はない。ではどうするべきかは私にもわからない。とにかく「自分は自分で守るしか無い」と思うだけ。

でも一体コロナってなんなのか。今、どうなっているのか、どうすればよいのかってのは素人が考えてもわかることじゃない。専門家でさえも言うことが違うのだから。

でもマスメディアの常として「不安を煽る」のはいつものことで、テレビの「報道のフリをするバラエティ」はそれの筆頭で、本当にあの中に真実はあるのか?という点で疑問を持つ人は少なくないはず。

いや、あれは事実だ!と思うのなら、それをいつまでも信じていてくださいというしかない。

でも少しでも理解を深めたいと思う人も多いわけで、でもどこでどう調べたら良いのかもわからない。

そんな貴方に、慶応大学が中心となって設立された【コロナ制圧タスクフォース】の情報を見るのは良いと思う。

コロナ制圧タスクフォース

『コロナ制圧タスクフォース』とは 新型コロナウイルスから社会を守る時限的な緊急プロジェクト『コロナ制圧タスクフォース』は…

素人にもわかりやすく、いろいろな情報をまとめていると思いました。

例えば7月26日のニュースはこういう内容。PDFです。

Google Docs
「にほんブログ村」のランキングに参加しております。是非、応援のクリックをお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ ゴールドコースト情報へ