新タイプのウイルス、6月に突然出現…東京から感染拡大

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今、日本で感染拡大しているコロナウィルスは「今までとは違う型」らしい。

これが弱毒性で、世界で猛威を振るう「G型」に対して免疫力があればいいですね。だとすれば「感染を放置し、広げる」ことが解決につながる。

ところがどういう性質を持っているのかはまだはっかりわからないわけで、専門家もどうするべきかの結論は出せないでいるのでしょう。

前に紹介した「京都大学大学院医学研究科特定教授 上久保靖彦氏の新説」によると、まず「S型」が流行った。これは「自然免疫」レベルで対抗できてしまって、「免疫獲得はできない」種類の型だったと。そしてこれに掛かった過去があると「強烈なG型」に対しては弱くなると。

ところが次に蔓延した「K型」は弱毒性で、これによる免疫は強烈なG型に対して有効に働く。それが日本の状態で、欧米より重篤者数、死亡者数が少ない理由だと。

つまり日本と欧米の重篤者や死者の大きな違いは「このK型がかつて蔓延して免疫を持っていたかいないか」の違いで、そしてその違いは「中国人の流入を早く止めた【海外】ではK型が蔓延せず」、「流入を止めるのが一ヶ月遅かった日本ではK型が蔓延した」という。【流入を抑えるのが遅かったことが、結果的に幸いした】という主張。

さて今回、日本で感染拡大しているのがどういうタイプのウィルスなのかはわからず、今の時点では「重篤者数、死亡者数は少ない」というように見えるけれど、それだけで判断するのは時期尚早でしかないんじゃないですかね。

もし以前、広まったK型に似ているのであれば、「積極的に感染を広める」のも有効な手段になるだろうけれど、もし全く違うタイプの新種でどういう特徴があるのかわからないとすれば、「新たな感染の広がりが命取りになる」こともあるんでしょう。

どちらにしても、我々のような素人、そして今回のウィルスにも型が複数あってそれぞれ特徴も違うとかそういうことすらわからない人が、ああすべきこうすべきというのはあまりにも無責任てことですね。これはテレビのコメンテーターも同様。では専門家の意見をと思うわけですが、学者は確証がないことは言えないし、責任がある立場ならなおさら。

当然、政治家だってわけがわからないはずで、どうするべきかの決定は簡単じゃないですよね。多分、「重篤者数、死亡者数」に重点を置いて見ているのだろうと思いますが。医療現場の崩壊も関係ありますし、「感染者は入院、隔離」という法律がある以上、どの自治体も医療現場もそれに従わなくてはならないし、しかしそれによって本来治療を受けるべき人が受けられない、他の病気の患者たちに影響が出るようじゃ困りますよね。

沖縄ではすでに病床が足りないらしいけれど、どういう人達がその病床を今、占有しているのかもわからない。「私、症状もないんですが・・」なんて人も入院しているんだろうか。

未だにPCR検査をもっとやれと言う専門家、コメンテーターは少なくないけれど、こういう人たちに限って【PCR検査の的中率の低さ】、【感染しているのに陰性と出る人が多いことへの対策】とか、「指定感染症に指定されていることの問題点」とかそういうことを言わない。私はこういう人たちこそ、「不安を増大させるだけの為に騒いでいる」ように思えるのです。また「検査を増やすべき」という現場の医師の声も、「そこのところだけ切り取って報道する」のは間違えていると思う。

結局どうするべきかのコンセンサスは取れていない状態で、それぞれがああしろこうしろと騒ぐ。でも誰もどうするべきかの確証、科学的エビデンスは持っていないようにみえる。だからこそ一般の不安は解消されないし「自粛要請を出せ」と主張する人たちが多いのもわかる。

トライアンドエラーをやっていくしかないんでしょうね~。

少なくとも今現在は「重篤者数、死亡者数」が大きく増えていないわけで、でもそれは「感染者の年齢別の数字」を見れば、一番危ない高齢者は「まだ」少ないわけで、今後それが高齢者、そして前のように老人ホームなどに広がった時にどうなるかは誰もわからないはず。

今回の日本での感染の広がりが、重篤者数、死亡者も少ないままにいつのまにか減少してしまう、なんてことを祈っていますが・・・。

でもそれが起きても、「今、広がっている新種の型はそういうタイプだった」というのがわかるだけで、同様にしてまた新たな型が出現してきたらどうなるのか、どうするのかを想定しないわけにもいかないんじゃない?でも本当に弱毒性のK型の免疫が怖いG型に有効だとすれば、今の流行が同じ様に将来の変異したウィルスに対しても良い方向に働くかもしれない。

最近、専門家の話を聞いていると、前と違って「いろいろなことがわかってきた」のは間違いが無いようで、いつかピンポイントの対策法が出てくると良いなと願うばかりなり。

コロナウィルスに関して理解を深めるには最適な「慶応大学が中心となって設立された【コロナ制圧タスクフォース】の情報」はこれ。私達は最低限、これらのことを知っておかないとならないと思う。

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