「【HSBC】を米国務長官ポンペオ氏が名指し批判」 一応、現状を知っておきましょうかね

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マレーシア在住でHSBC銀行を使っている方は多いと思います。私はマレーシアではHSBCがメインです。

最近の米中の激突、香港での出来事、「香港国家安全維持法」、アメリカの制裁である「香港自治法」のことにまるで興味のない方は良いにしても、アメリカの中国封じは我々日本人も関係なくないですよね。

問題企業のサプライチェーンだけではなく、制裁対象と取引があるだけで「二次制裁対象」となる

例えば香港の自治を犯し、香港人を弾圧し人権を無視した行動を取ると「アメリカの制裁対象」となる(香港自治法)。そしてその制裁対象者と「取引があるとその会社(銀行など)も制裁対象となる」。これって、北朝鮮制裁で「取引銀行も制裁対象となる」のと同じだと考えればわかりやすい。

マレーシア在住の私達が気になるのは、まず香港がどうなるのか、そして銀行ですよね。マレーシア在住でも香港を資金運用のベースにしている人も多く、「香港が今後どうなるのか」が気になる人は決して少なくないはず。また投資対象を今のまま放置して良いのかも気になりますよね。中国企業に投資している人がどのくらいいるのかわかりませんが、私も中国企業ファンドを若干持っていますので気にはなっています。でもま、このへんは個別に銀行や証券会社から情報を取っているでしょうからここでは触れません。

一番気になるのは「私達が取引をしている銀行そのものが【制裁対象】となったらどうなるのか」ってこと。

それがHSBCで、アメリカ国務長官のポンペオ氏が「HSBCを名指しで批判した」のが気になります。つまりHSBCが中国サイドの立場で動いていることが気に入らないってこと。

で?どうなる?

この辺は全くわかりませんし、世界の巨大銀行でトップ10に入っているHSBCを制裁対象にしたら世界経済が大混乱することは間違いがなく、かといって放置することも出来ず、【アメリカ側に付け】という宣告だろうと思いますが、それって日本の三菱UFJ銀行に「アメリカが制裁対象と決めた日本企業や日本人との取引をやめろ」というのに似ていて、はいそうですかってわけにもいかず。

でもま、今そういうふうに「HSBCがやり玉に上がっているという事実は知っておくべき」で、HSBCに口座、取引があったり、あるいはHSBCの株や債券などを持っている人は、それなりにいろいろと想像をしておくことは無駄ではないと思います。

HSBCの株価。2018年から現在まで。(画像をクリックすると拡大表示します)

 
 
 

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