「Kenkoriの卵」を久しぶりに買ってみた

皆さん、「Kenkoriの卵」ってご存知ですよね。

なんだか健康に良くて、美味しくて、「生でも食べられる」と評判の卵。

マレーシアでは美味しい卵を見つけるのが難しくて、「Kenkoriの卵」に期待して買ったのはいつだったっけ。2020年の7月だわ。

でも残念ながら、みなさんが絶賛するのに私には良さがわからなかった。

それがなんだかずーっと気になっていたんですよ。ヨメさんは美味しいというけれど、私にはそれがわからない(いつものこと 笑)し、改めて食べてみたらなにかわかるんじゃないかと。

でもやっぱりわからなかった。私のベロには重大な問題があるのかも知れない。(笑)

色は綺麗なんですよね。美味しそうに見える。

でも卵の黄身の色って「餌でどうにでもなる」ものだしそれ自体は美味しさには関係ない。そしてあの色は「アスタキサンチン」を鶏のエサに調合しているからですと。「アスタキサンチン」自体は「ビタミンCの6,000倍、ビタミンEの550倍、緑茶に含まれるカテキンの800倍のパワーを秘めており、アンチエイジング、免疫力アップ、眼精疲労や加齢による白内障、緑内障予防にも効果を発揮する」と。

なんだか凄い卵の様な気がしますが、「アスタキサンチン」って【鮭がオレンジ色なのもそれ】なんですよね。鮭って実は「白身の魚」だけれど、餌に「アスタキサンチン」を多く含むエビ(オキアミ?)を食べるからあの色になると。真鯛の色も同じ(だからエビを食べない養殖真鯛はあの色にならない)。

一時期、健康食品として流行ったこともあって私もその波に乗ったことはあったけれど、毎度のことで「効き目は体感できない」し、どれほど凄い成分だとしても「生卵の黄身に含まれている程度の分量」でなにか変化があるとも思えない。

でも親鶏が健康になるならそれは意味があるのだろうと思うけれど、それに関してはなんの説明もない。

そして「生で食べられる」と、ネットでの紹介や食べた人たちのレポートは結構多い。

どうして生で食べられるの?

海外在住で生卵問題には長年、悩まされてきた私としてはそこを一番知りたいのだけれど、その理由は良くわからない。日本の鶏卵は【次亜塩素酸溶液で消毒洗浄する】らしいけれど、そうしているとも書いていない。

なんか変なんだよね~。

でも多くの人が絶賛する。そしていくつかの証明書はあるけれど、気になる「オーガニック認証」は取っていないし、なぜかオーガニック販売店で売っていると。

なぜ多くの人は「卵かけご飯が食べられる~~」と絶賛するのだろうか。皆がそう言うから?

ま、どちらにしても「美味しければ問題はない」と私は思っていて、私は世界のどこに行っても「生卵を平気で食べる」のだけれどあたった経験はない。それってラッキーなだけかもしれないけれど、「サルモネラ菌は卵の殻に付いている(On-Eggという)」という大前提で卵を選んだり、扱っているわけで、全く無防備になんでもかんでも生で食べるようなことは絶対にしない。それは自殺行為だと思うから。

食中毒になるケースって、私にしてみると「サルモネラ菌が殻についているのに、全くそれに注意しないから」だと思っていて、「中身までサルモネラ菌が侵入している(In-Eggという)のは【非常に稀】である」というところに賭けています。これは日本とて同じで、鶏卵そのものは殺菌洗浄されていても、中身はどうしようもない。だから日本でも生卵で食中毒も出れば死亡者も出てくる。

サルモネラ菌そのものはその辺にいくらでもいる菌でしかなくて、日本のスーパーに並んでいる鶏肉にも多くの%で付着していると聞いています。そして鶏卵は「輸卵管を通ってくる」からどうしたって卵の殻に付着する。

私としては「サルモネラ菌」にやられない為には「殺菌済みの鶏卵を食べるしか無い」と思うんですよ。これは外側の殻だけじゃなくて、中身も殺菌済みである必要がある。

だからマレーシアでも欧米でも「殺菌済みの鶏卵(Pasteurized eggs)」を売っているんですよね。マレーシアでも卵売り場に「冷蔵庫に入って売られている」ところが多い。

これ。

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どういうふうに殺菌しているのかというと、「熱処理」なのね。

熱処理したら「ゆで卵になる」と思うけれど、まさにその通り、私は「殺菌済みの鶏卵(Pasteurized eggs)」ってゆで卵だと思っています。でも「見た目だけは生卵」だと。

じゃぁ、自分でも出来るんじゃないかと誰しもが思うし、「殺菌済みの鶏卵(Pasteurized eggs)」を売って無ければ自分でやるしかない。

ということで、一番信用できそうなアメリカのUSDA(アメリカ農務省)のガイダンスに従ってやってみる。

卵の芯温を138度Fにしろと。約59度Cね。

こんなのが出来る。これはスーパーで売っている普通の卵ね。

60度で5分。こんな感じ。これでも一応、ゆで卵。そして「Pasteurized Egg」でもある。

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崩してみます。生卵との違いは全くわかりません。

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私は「Kenkoriの卵」をディスろうと思っているんじゃないんですよ。ただ「生卵でも食べられる」と広告宣伝するのなら、その根拠をしっかり書くべきだとおもうんですよ。なんとなく「大丈夫そうな感じ」ってのは駄目だと思う。

また「アスタキサンチン」に関しても、なんだか「Kenkoriの卵」はスーパーフードみたいな印象を持つ広告が良いとも思えない。でもこの手の卵ってマレーシアで流行っているのか「Omega3だか6だかが入っている」というのを売り物にする卵って結構多い。

それで買う気を喚起しようとしているのだろうと思うけれど、私は逆にそういう卵をわざわざ作って売る戦略を持つ生産者には疑問を感じてしまうタイプ。

そして「オーガニック」とか「オーガニック販売店で売っている」というのなら、「オーガニック認証」を取らないとうまくないんじゃない?

このオーガニック認証を取るのって半端じゃなく面倒らしくて、ハードルは高いのはマレーシアも同じだけれど、それを取ればよいのにと思う。実際に、「オーガニック認証を取った農場(DQ Farm)」の鶏卵も売っているわけだから。

それでも私は「美味しければ全く問題ない」と思っているんだけれど、私にはなぜかそれがわからない。

せめて「新鮮」ならまだ良いと思うんですよ。見た目でもそれがあればよいのだけれど、この卵はデレっとしていて、普通のスーパーで売っている卵にさえ負けていると思う。

こんなんですもの。

まだ2020年に買ったときの方がしっかりしていたと思う。あまり変わらないか?

こういう卵を期待してしまう私が悪いだけなんだろうと思うのだけれど、こういうカンポンエッグは間違いなく売っている。

そして中には「味が濃厚」なのが(ベロの性能の悪い)私でさえわかるものは売られている。

でもねぇ、いつでも簡単に手に入るわけじゃないのね。オーガニック専門店で売ってはいるけれど、私が一番美味しいと思うNatural Tropical Farmの卵は予約をしてもいつ手に入るかわからないような卵。

だから「Kenkoriの卵」には期待していたのだけれど、私には良さがわからない。

以前、この卵を絶賛する人たちは多かったけれど、今でも皆さん、使い続けているのだろうか。

この卵は日本語情報の「ハローマレーシア」でも「通販で買える」と紹介している。

Hello Malaysia

アスタキサンチン豊富な健康卵…

Kenkoriのホームページはここ。

Kenkori

Explore the natural organic farming ways of Kenkori and our …

フェイスブックはここ。

Kenkori Egg、Sungai Buloh - 「いいね!」711件 · 34人が話題にしています - ケンコリ …

ちなみに以前、卵探しをしたときの日記。

Dabo's life in KL, Malaysia

マレーシアの卵って美味しくないですよね。そしてデレ~~~っとしているのものばっかり。これって新鮮さの問題じゃなくて、そう…

Dabo's life in KL, Malaysia

まぁカンポンチキンとかカンポンエッグってのははっきりした規定もなく、売り側の言うままであって、一体それがどういうものなの…

卵って本当に難しいと思います。

正直なところ、美味しい卵探しはもう諦めています。

でも、温泉卵にすると【味が濃くなる】のも間違いがなくて、【美味しい生卵かけご飯】を食べるなら、普通の卵を【温度低めの温泉卵】にするとかなり美味しい。

私は生卵が好きなくせに、「ズルっとする白身」はどちらかと言えば大嫌いで、温泉卵にすると白身のズルっとする感覚はなくなるし良いと思う。

62度。30分。温度と時間的には完璧でしょうが、見た目は温泉卵。これじゃ生卵じゃないですね。

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黄身を割ってみるとこんな感じ。生と同じ。

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混ぜてみます。こうなると生卵とほとんど変わりはなく、食べてみたところ、ズルっとした白身の感触はほとんど無くて、黄身は濃厚でこの方が美味しいと思うくらい。

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つまり「62度で30分」加熱すると「安全」なだけじゃなくて「美味しくなる」ということでもある。ここは重要だと思います。

ただこの62度で30分というのは「温泉卵の実験」のために30分にしただけで、あえてこういう出来上がりを狙うなら10分で十分。

この温度を超えて、また時間も長いと「温泉卵」に近づいて来るわけですが、私みたいなオタクは「温度と時間」にこだわりますが、「安全な卵を【生食に近い状態】で食べる」場合、62度で10分を目安にするだけで「幸せな生活」になるんじゃないですかね。

低温調理器がなくても温度計があれば十分。

そもそも「生卵であたる」のは【生卵の扱い方に問題がある】と私は思っていて、卵を素手で触ったり、まな板の上に置いたりしたら「殻についてるサルモネラ菌はあちこちに付く」じゃないですか。多くの人は「卵そのものに注意をする」けれど【扱い方には気を使わない】のが普通。

だから食あたりになるんじゃないかと。

「卵の殻は危ないけれど、中身はほぼ安全」だとすれば、「取り扱い方に注意すればスーパーの卵も安全」だと私は考えています。

ただ「温かいところに放置すると【菌はどんどん増える】のは間違いがない」わけで、保存や流通に問題がありそうなところからは買わないとか、自分の家ではすぐに冷蔵庫に入れるのは当たり前のことじゃないんでしょうか。

そして「卵を素手で触ったら手を洗う」「まな板やふきんの上には乗せない」、包丁にも気をつけることをしていれば、まず大丈夫だと思っています。

これって他の食中毒も同じで、私の実家は飲食店でしたが、「問題は素材ではない」ケースがほとんどなのね。「扱い方に問題がある」と食中毒が起きるのが普通じゃないでしょうか。

今、世界はコロナで大騒ぎですが、それも同じだと思うんですよ。「ウィルスはどこにいるのか」と見えないものを想像することによって、初めて防御が出来るんじゃないですかね。

「正しく恐ろ」というのはそういうことだと思うし、【生卵も全く同じ】だと思っています。

さぁて、「Kenkoriの卵」は3ケース。30個ある。

今回はいろいろな方法で食べてみようと思うし、美味しいのが確認できたら「今後はこれに決める」のも良いと思う。

黄身の見た目が良いのは全く美味しさにも安全にも関係がないけれど、「Kenkoriの卵が美味しそうに見える」のは間違いがなくて、これもまた大事な要素なのかもね。

     
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