我が家のご馳走

アイキャッチ
古いエントリーが表示されているかもしれないので、是非、「投稿日」を確認してください

いや~、久しぶりのご馳走。大満足。

一体、何を食べたのか?

これですよ、これ。

餃子を「ご馳走」だなんて思う人って少ないかもね。いないか。(笑)

私も餃子をご馳走と思うようになったのはマレーシアに来てからで、凝って自分が理想とする餃子を試行錯誤しながら作っている内に、「食べた時の満足感」がどんどん大きくなってきました。

そして「ご馳走だ」と思うようになった。

餃子って、たかが餃子、されど餃子で奥が深いですよね。凝りだしたらキリがない。でも頑張って作ると「大外れ」も中にはありますが、どんどん美味しくなるのは間違いがないと思うんです。

餃子専門店ならいざしらず、普通のお店や家庭で餃子に真剣に試行錯誤するケースって少ないと思うし、多くは「安い料理の代名詞」ですから、材料にしても調理にしても手をかけようとそもそも思わないんじゃないですかね。

そういう私もそれほど入れ込んでいるかというとそうでもないのですが、試行錯誤、様々な組み合わせは随分トライしてきて、段々と自分の理想に近づいてきました。

最近の傾向としては「ニンニクのすりおろしは少なめ」「多めのしょうがは(おろさず)細かく刻む」「調味料をいろいろ使わない」「ミンチの量は野菜の半分以下」「火加減で強火は使わない」「焼くときの油は多めに入れる」などを基本として、「春菊」「ドラゴンベジ」等を多用するとか、変わったところでは「ゼラチンを入れる」「炒めた玉ねぎを少量入れる」「練り込む水分を多めにする」とか、ま、そんな程度。皮を自分で作るまで入れ込んでいないし。

でもちょっと変えるだけで段々と美味しくなる。

でも一般的には、餃子なんて一生懸命作ってもさほど変わらないって思い込みがあるのかもしれませんね。

ただ美味しいのが出来たと思っても、それはそれですぐに飽きますし、味を濃いめにして「お酢」で食べるようにしてみたり、「美味しい餃子を作る」のと同時に「美味しいバリエーションを考える」のも大事だと思うようになりました。でもチーズ。キムチなどをを入れてみようなんてことまでは思わない。ただ「水餃子」にはチャレンジしたいし、結構、美味しさの決め手になる「ラー油」も「自家製食べるラー油」を作ろうと研究中。ニンニクもナマじゃなくてローストを使ったほうが美味しいんじゃないかと思うように・・。

最近の私の餃子は家族にも受けが良くて、美味しい美味しいと言ってくれるのが私は嬉しい。私が素材にも悩んで作ったローストビーフでもこれだけ喜んでくれることってまず無い。(笑)

そしてですね、ヨメさんが「ご馳走様」のおまけに「有難う」というんですよ。今回の餃子は「有難う」を二度も言っていた。

私が作るもので、ヨメさんが有難うというのは餃子と麻婆豆腐ぐらいなもので、私が一番凝っている「低温調理」で作るものに関しては「有難う」と言われた覚えがない。それどころか私はローストビーフを低温調理で作る頻度は結構高いのですが、ヨメさんは「ステーキを食べたいなぁ~」なんてたまにいう。私の作るローストビーフはそんなに好きじゃない、ヨメさんの口に合わないのは間違いがない。

でも私が失敗したと思うような料理でも「駄目出し」されることはほぼありませんから、私は好きなように作るわけですが、ヨメさんの「有難う」が出るか出ないかを重視すると、私はとんでもないことをいつもしているのかもですね。

美味しく出来た餃子は間違いなく「ご馳走」と言えると思っています。自画自賛ですが、本当に自分が思う理想に近いものが作れるようになってきた。これほどの満足感がある料理って本当に珍しい。

でもフト思うに、その私の満足感、達成感というのは、ヨメさんの「有難う」という言葉があるからもしれない。

近年、ヨメさんは「全く料理する気が起きない」というのが口癖で、確かに昔に比べれば手抜きも増えたし、作りたくないんだろうなぁと私が感じることも多い。

これって私の感謝が足りないから?なーんて思ったり。

私がヨメさんに感謝していないってことじゃなくて、感謝も尊敬もしているのだけれど、ご馳走様は必ず言うにしても「有難う」とまでは私は言わない。

う~~~む。「感謝をしようと思う気持ちが薄れてきた」のかな。でもさぁ、歳をとってくると「愛しているよ」なんて全く言わなくなるのと同じで、お互いに毎日やるべきことをやって生きている中で、「有難う」ってある意味、場違いみたいな感じもしますよね。昔は「給料日」には「ご苦労様でした」なんて言葉があったけれど、いつの間にかそれもなくなるのと同じじゃない?掃除や洗濯をするヨメさんに、いちいち有難うっていう人はいるのかと思うぐらい。「ご苦労様」「お疲れ様」ならわかる。

でも美味しいご飯を作ってもらう秘訣は「有難う」という言葉なのかもね。

お~~し、そのうち「有難う~~」って言ってみるか~~~~。(^_^)v

でもなぁ、それを聞いて喜ぶヨメさんには思えないし、「あんた、どこかおかしくなったんじゃない?」なんて言われそう。

でも意外に目は笑っているかも知れない。

「にほんブログ村」のランキングに参加しております。是非、応援のクリックをお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ ゴールドコースト情報へ