また頼んでみました。ドンキのお寿司。(笑)
やめれば良いのにね~~~。
でもたった一度のトライアルで決めつけるのもドンキに悪いような気もするし、そもそも「良い刺し身に出会うのは難しいマレーシア」で、「ドンキのお寿司」なんですから、文句ばかり言わないで「それなりのことをすれば良い」とも思うんですよ。
前回の「大トロ」は脂が恐ろしいことになっていて魚臭いなんてもんじゃありませんでした。全てを食べるのも難しく感じて、「生まれてはじめて大トロを残す」という記録を作る一歩手前でした。でも食い意地が張ってるから、文句を言いつつ食べた。(笑)
そして他のネタですが、味が抜けているような・・・。若い頃によく食べた安~~い回転寿司を思い出しました。
前回のお寿司。
今回、また頼んだのは、ちょっと手を加えるだけで大化けするかもしれないと思ったから。
でもやっぱり駄目だ~~なんことになると困りますので、少量多品種と言いますか、お寿司はトライアル用程度にして、その他、気になったものをいろいろ買ってみました。
相変わらず配達は早くて、注文してから30分ぐらいですかね。KLからモントキアラまでですから、受注後すぐ出発したんだろうと思う。
甘いものとか。
焼き芋、唐揚げ、明太おにぎり、えーと、なんだっけ。ああ、カキフライだ。
カツ丼、うな丼、鶏南蛮。
そしてそして、大トロ、ウニ、いくら。
大トロとサーモン。
この大トロとサーモンというのは、問題ありですね。このマグロは大トロじゃない。でも一つ上のウニやイクラと一緒の大トロは大トロで、それとは随分違う。またこのマグロの切り方ってメチャクチャでこういうのを見たのは初めてです。
私がやろうと思っていたのは「ネタ」だけ取って【塩水処理】をすれば随分違うだろうということ。これは日本でも同じで、スーパーのお刺身とかを塩水処理するだけで「臭みが抜ける」のが普通。そしてシャリが冷たければ、電子レンジで500ワットで20秒ぐらいチンするだけで大化けする。スーパーのお寿司が美味しくないのはシャリがかなり冷たいから余計そう思うのね。だからほんのちょっとシャリを人肌ぐらいに温めるだけでかなり違う。(自宅で冷蔵庫に入れておいたお寿司もこれをやると生き返る)
でも、とりあえず大トロを一つ、そのままで食べてみたんですよ。
あれれ~~~、前回とは随分違う。
前回の脂ギトギトで魚臭かったのがまるでありません。完全な別物。
ということは塩水処理もしないで良いと思って、そのまま全部食べることに。
でもねぇ。やっぱり美味しい~~っていう大トロじゃないね。味も薄い。
こういうことを書くと中島水産(なかよし)に申し訳ないのだけれど、私は中島水産の大トロがボーダーラインだと思っているんですよ。あれならオッケイ。でもそれ以下はパスみたいな。
かなり安くてそこそこの中島水産の大トロ。(ワンモントキアラのビレッジグローサーにて、土日には置いてあることが多い)
そういう意味で、ドンキの大トロはやっぱり難しいと思う。不味い!ってほどでもないけれど、美味しいと感じることはない。残念でした~~。
特筆すべきはウニ。見た目だけで意気消沈してしまいすが、ウニの味がしないウニを産まれて初めて食べました。でもオエッとなる臭さはない。
イクラは粒がかなり小さくマスコかもしれないけれど、味がしっかり付きすぎ。
いわゆる安い回転寿司のレベル。
でも「最悪!もう二度と食うか!」ってほどでもない。ま、マレーシアのローカルの回転寿司みたいな。
実際にドンキが想定している競合ってローカルの回転寿司だろうし、日本人が好んで食べるタイプの寿司じゃないと思う。
安いし当然文句をつける筋合いもないのね。日本人を客として想定していないのだろうし、気に入らなければ食べなければよいだけのこと。
これは他のものも皆、似たようなもので、「昔のコンビニ弁当」を思い出しました。でも今の日本の美味しいコンビニ弁当には遠く及ばない。「次回は何を頼もうか?」とは思わせてくれない残念さがありました。
それと大トロですが、前回とネタの「厚み」もかなり違いました。前回はペラペラの薄さだったのが、今回は普通。
厨房で刺し身を切っているのは半端じゃないド素人なのは、「大トロとサーモン」のパックの(自称)大トロを見ればすぐわかる。プロでも素人でも筋目が縦になるような切り方はまずしないでしょう。そして「大トロとサーモン」のはずなのに大トロを出さずに、赤身と中トロの中間みたいな部分をだしちゃったのもド素人だからかもしれないですね。「表示に偽りあり」になるのがわかってない。
筋目が縦になっている刺し身って見たことあります?
そういう意味では、いつの日か厨房での刺し身の取り扱いも時間とともにうまくなるかもしれないし、味が非常に薄い他のネタも向上するかもね。
来年になったら、また頼んでみるつもり。(笑)
頑張れ!ドンキ!
是非とも、中島水産(なかよし)と競合するまでになって欲しいぞ、と。