鶏でも牛肉の焼き肉でもやっぱり「炭火焼き」って美味しいですよね。
同じ焼肉屋でも炭火かガス、鉄板かで美味しさがまるで違う。
私はやっぱり炭火が良いなぁ。
ところが家で焼く場合、「炭火焼き」はほぼ不可能。
ゴールドコースト時代は裏庭にBBQセットを置いていましたので炭火を使うのも全く問題はありませんでしたが、コンドミニアム住まいになるとどうにもならず。
それでもベランダでやろうか・・と計画を練っていたんですよ。我が家のディーリングルームのすぐ横には小さなベランダがあるのですが、このドアを開けておくと「どこからか美味しそうなBBQの香りが漂ってくる」し、同じことを考える住人がいるのがわかっていましたから。
よ~~し、やろう!とその気になったとき、コンドのマネージメントの掲示板に「ベランダで火を使って料理をするのは禁止です」と。
ジグそ~~、タイミングが良すぎ~~。(┰_┰)
炭火焼きの良さですが、よく言われるのが「遠赤外線効果」ですよね。周りは強火でパリッと焼いて、中はじっくり遠赤外線で焼くからふわっとして美味しいと。
ただ私はそれよりか「炭火焼きの香り」が重要で、それをどうにか手に入れたいんです。
今までに「炭火焼き風にする調味料」とかいくつか使いましたが、やっぱり何か違うのね。スモーク風味がつく調味料もなんだかイマイチ。
だから諦めていたのですが・・・。
ユーチューブで実験をしているのを見つけ、私もやってみることに。
たまたま材料は家にありましたのですぐにやってみました。鶏はスプリングカンポンチキン。カンポンチキンの若鶏で800グラムぐらいの鶏。買った時には「丸鶏」なのですが、それを平らにして焼いてみました。
焼いている時に「炭火焼きの匂い」がしますし、見た目も炭火焼き。\(^o^)/
でも思ったほど炭火焼き独特の風味はつきませんでしたが、十分美味しかったです。
一体何を使ったのか?
「炭」です。それも粉末の。
最近、健康食品で「炭の粉末」を売っていますよね。消化器官をキレイしてくれるとか、デトックスに良いとの謳い文句。それを買ってあった(ダイソーで買ったのかも)ので、鶏を焼いて最後の最後にその粉末を少量、本当に少量を振りかけて「バーナーで焼く」とこうなりました。
でも最初は加減がわからなくてこんな失敗も。
普通に焼いた鶏のメリーランド。
それに炭の粉をふりかけて焼いたらこんな。(笑)
ま、焦げ臭いことはありませんし、体に良いとのことですからこのまま食べましたが、ここまで真っ黒になると「炭火焼きの良さ」を感じる余裕はなくて挫折しそうでした。(笑)
でも鹿児島や宮崎の名物の「炭火焼き」って食べたことがあります?現地で食べなくても売っているので食べたことがある人は多いと思いますが、本当に真っ黒なのね。
最初は嘘だろ?と思うけれど、食べると半端じゃなく美味しくてその味は一生忘れないくらい。私が炭火焼きに固執するのはこれが原点かもしれない。
炭の粉ですが、基本的には「無味無臭」で「臭い取り」にも使うわけですから当たり前。
ところがですね、バーナーで炙ると鶏の脂が焼けて煙が出ますが、それが炭火焼きの匂いそのものなんですよ。
私はそもそも「炭火焼きのあの香りと味の正体」ってわからないのですが、炭の粉を振りかけて焼いてもあの香りと味がします。不思議ですねぇ。
これから実験を重ねて、より本物の炭火焼きに近づけるように頑張ってみるつもり。
炭は食べても体に良いと言われますし、粉も簡単に手に入りますから(Lazadaでも売ってる)興味のある方は是非試してみたら良と思います。
少なくとも普通のガスで焼いたよりは美味しくなりますから。
それともウェットキッチンで本物の炭を使って焼ける環境を作るべきか・・・。これが出来たら焼き肉、焼き鳥の世界がガラッと変わりますよね。
昔はキャンプ好きで、時期にはヨメさんと赤ん坊を連れて毎週キャンプに行くほどでBBQは大好き。当然、オーストラリア時代はBBQ三昧で、本当にあの味が忘れられません。
私としては「遠赤外線で【皮はパリッと中はふっくら】」というより【燻煙効果】を期待しています。
「一人用の小さな七輪」が売っているみたいだし、実験する価値はありそ。
でもまたヨメさんに「あんたって・・・、バカじゃないの?」と褒められてしまうかもしれない。(^_^)v
あああああ、そうか。まずは「ウナギの蒲焼」を焼けば良いか。ヨメさんはウナギ大好きおばさんだから「良いわね~~~~」とマジで喜ぶかもしれない。
一人用の七輪ね。「Lazada」 Japanese BBQ Grill Charcoal Barbecue Grills RM57~RM127。