日本人全てが知るべき【無理やり増税する仕組み、企み】

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多くの日本人は気にしていない様に思えるのですが、私みたいに「岸田は財務省と組んで何か悪さをするだろう」と思って動きを気にしていると「見えてくるものがいろいろある」のね。

特に今回の「防衛費」にかかわる増税は、とんでもない「岸田と財務省のゴリ押し」があったのがわかる。高市氏(経済安全保障担当内閣府特命担当大臣)、萩生田氏(政調会長)、西村氏(経済産業大臣)という重鎮を外した会合で、突然、増税を発表。

こりゃ誰でもぶったまげますよね。増税に反対するのがわかっている勢力を外したんですから。

自民党内でも大問題になって、「増税を決めるにしても、手順、説明が必要だ」と。当たり前ですよね。

その後の進展がこれまた酷くて、「話し合いをしよう、理解を深めて欲しい」と会合が行われてきましたが、これもインチキ丸出し。

岸田総理が誕生した時に、「彼は必ず増税する(公約では一切これを言っていない)」とこのブログに書いてきましたが、やっぱりその通り。しかしこれまでひどいやり方をするとは思わなんだ。

防衛費を増やす話もめちゃくちゃで、防衛には関係のない有識者を集めて決めたり、GDP2%というのも、(有事の際には自衛隊と一緒に動かない別組織の)海保の予算、港湾設備の拡充整備、技術開発の予算までも入れると。つまり防衛費を増やすのではなくて、今まで計算に入れていなかったものを計算に入れると。そもそも港湾設備、技術開発もどこまで防衛と関係があるのか、どこで線引きするんですかね。

挙句の果てはGDPの2%達成は、今のGDPの2%ですと。つまり5年後にGDPが増えていても、そのGDPの2%ではない。

こういうのって子供だましでしか無いと思うのだけれど、そういうことを平気でやるのが岸田政権+財務省。

この辺の動きをわかりやすく説明している動画があります。ジャーナリストの須田慎一郎氏。彼がこれほど怒って興奮しているのを私は始めて見ました。

でもこの内容を聞けばだれでも「嘘だろ?」と思うはずで、こういうやり方を見逃して良いはずがないのね。だから今、政治の世界ではこういう事が起きているというのを多くの人に知ってもらいたい。

私としては前から何度も書いていますが、気になるのが財務省が握っている「外為特会」の含み資産です。一兆ドル以上のお金がある。これってドル建てですから、ドル高のお陰で含み資産だけでも【数十兆円】あるわけです。そしてそもそも「外為特会にそれだけの資産が必要なのか」という問題もある。

これをいじれば、とんでもないお金を使えるわけだけれど、その議論は一切しない。これをいつも指摘する高橋洋一教授に背中を押された国民民主党の玉木雄一郎氏が国会で質問をしたけれど、「それを使うつもりはない」と岸田氏に一蹴されて終わり。

ま、その他、無駄としか言いようがない特別会計はいろいろあるわけで、当然、それが問題になることもなく、今回が酷いのは東日本大震災をキッカケにした「復興特別税」を防衛費の方に回すという話。これって東日本の被災者にしてみれば、「嘘だろ?」の話で、納税者にしても「話が違うだろう」と思うのが当然。そして「法人税を上げる」ことまで言及。

なんだか日本人全てを敵に回したような気がするのですが、そういう盛り上がりは見えない。

でも日本人って本当に素直というか大人しいというか、これらを問題にして声を上げるということはしないのね。

「お上が決めたことには従う」のも良いけれど、これじゃやりたい放題じゃないですか。結局そういう、日本人のお任せ主義が既得権利者の利益を保護してきたんじゃないですかね。そして既得利権者はそこから利益が出るのが当然として、どんどん大きくなろうとする。

でもそれが「本当に日本のためになるのか」は私にはわからない。彼らは当然、「私たちは正しい」と主張するわけで、それはその通りなのかもしれない。

でもそうだとしても、重要なのは「透明さ」であり「活発な議論」じゃないですかね。「この方針で行きます」と突然言われて、「はい、どうぞ」という日本国民って私には理解の外です。

財政健全化も大事でしょう。でも「増税を優先」したり、「必要な金も使わないように見える」わけで、どうしても私には納得がいかない。

私達にはそれを変える力はない。

これは事実だと思います。でもこういうゴリ押しを認めてはならないという志ある政治家も決して少なくなくて、人数で言えばそちらのほうが多いくらい。そしてそういう政治家を「日本を良くしてくれるはずだ」と選んだ多くの国民が背後にいるわけじゃないですか。

だからやっぱり私たちは諦めたらダメなわけで、そして私から見ると頭も悪くてビジョンもない風見鶏の岸田氏ですが、風見鶏だけあって「周囲の動きには敏感」なのもわかる。そして当然、【支持率にも敏感】。

これって政治家は皆同じで、特に支持率は何よりも大事じゃないんですかね。

ということは、「支持しないよ~~」と声をだすだけで、岸田氏さえもコントロールできるはずなのね。

岸田政権が誕生してから「政権支持率が高かった」のには私は苛立つばかりでしたが、やっぱり段々と「岸田氏ってやっぱりおかしい」のが国民にも見えてきたんじゃないですかね。だからここのところは支持率は下げだした。この時の【岸田氏の慌てるような言動】もしっかり私たちは見たわけで、これを利用しない手はないんじゃないですかね。

そういう意味では、かつての安倍さんみたいに「どれほど支持率が下がってもこれを実行する」という【強い意志は岸田には無い】のがはっきりしていると思うんですよ。私はそれが救いだと思うくらい。

あんな人が総理であること、宏池会のリーダーであることが私には理解できないのですが、でも岸田氏の見えてきた性格や周りの参謀の言動を見ていると、「担ぐ神輿は軽い(バカな)方が良い」という言葉そのものじゃないかと思っています。当然、財務省もそういう見方をしていると確信しています。

でも思うんですよ。今でも安倍さんが居たらなぁって。弟の岸信夫氏にも大きな期待を持っていましたが、引退すると表明。がっかりです。

そして安倍さんがやらなかった「最も大事なこと」って【後継者を育てること】だったと残念で仕方がありません。

岸田氏にはすぐにでも交代してもらいたいと思っていますが、では誰が次をやるのか?これもまた大きな問題で、私は高市氏推しですが、まだまだ時期尚早だし、実力や人気が全く足りていないと感じています。となれば萩生田光一氏も良いと思いますが、まさか河野太郎、茂木かと思うとガッカリなんてもんじゃありません。

でもやっぱり大事なのは「民意」で、国民が本当に良いと思うなら彼らが出てきてもしょうがない。たとえ小泉ジュニアだとしても・・・。

私の妥協点としては「菅さんの再登板」ですかね。

私が日本に希望を見いだせないのは、政治の世界、官僚の世界、既得利権に凝り固まった国が見えるから。そして多くの国民は「誰が政治家になっても変わりはしない」と思っているフシがあるから。

本当に残念です。

でも完全に諦めたわけでもなくて、どうにかやる気のある志のある人達を応援、支援していきたいと思っています。

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