「八(ハチ)」から買った【牛タンシチュー】が結構美味しかった。

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牛タンって美味しいですよね~~。

ゴールドコースト時代は【牛タンはただみたいに安かった】こともあって、よく食べたんですよ。

こんな1.5キロぐらいある牛タンが500円ぐらいで買えたんですから。(頬肉も同じ様に安かった)

ところがマレーシアに来てびっくり。価格がまるで違うのね。そもそも肉屋に売っていることはほぼ無かったし。そしてどうも中国人が牛タンの美味しさに気がついたようで、【世界的に大幅の値上がり】があったらしい。マレーシアでは今、オーストラリア産の牛タンは「1キロあたり200リンギ」程度するのは当たり前になりました。キロ単価200リンギってことは、1本、300リンギぐらいにはなるわけです。日本円で9000円。ま、そんなものかと思うかもしれませんが、我が家はゴールドコーストで500円ぐらいで買えていたわけですから、その20倍近い値段って目眩がするぐらい高いと感じるわけです。

これじゃ我が家には簡単には手が出ない。

そもそも牛タンって、【美味しいところ】は全体の半分以下と言って良くて、焼肉屋で出てくる「一番美味しい(厚切り特上タンみたいな)部位は全体の6分の1」程度しかないのね。

だから【とんでもなく歩留まりが悪い】わけで、それなのに1本まるごと買っても高いなんて、我が家はちょっとやそっとじゃ買えなくなってしまいました。だから「頬肉で我慢する」みたいな感じですかね。頬肉はまだ安くて、1キロRM100程度でどうにか買える。

だから大好きな「牛タンシチュー」なんておいそれとは作れずに、頬肉シチューにしたり。頬肉の価格は半分以下で、歩留まりはほぼ100%ですから。

そんな時に見つけたのが、パン屋さんの「八(ハチ)」で売っていた「牛タンシチュー」。

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焼肉屋さんのまかない牛タンシチュー(390±10g)

通常価格Rm29.80/pkt の商品ですが、今回1pktご購入頂きましたお客様に、もう1pktプレゼント致します🎁

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一人前当たり約200gの牛タン(精肉)を贅沢に使用いたしました。
特製のソミュール液に一晩漬けこみ、圧力鍋で煮込んだ牛タンは、食感を残しつつも柔らかく仕上げております。
お好みで茹でたじゃがいもやブロッコリーなどのお野菜を足して頂けますと、より一層美味しくお召し上がり頂けます。

私は自分で作るシチューにはそれなりのこだわりや自信があるのですが、やっぱりこのタンシチューを買ってみるしかないですよねぇ。

一人前づつパックされていますが、これを「鍋に移して手を加える」のも良いと思いますが、まずはこのまま食べて見ることに。チンすると爆発する可能性もありますので、「湯煎」することに。

また湯煎時に好きな野菜を一緒に茹でちゃうとか。

これにちょっと生野菜とかスープを足せば簡単。

思ったより【水分が多いスープ状】で、こういう皿に盛るのは失敗でした。

でもそこそこ美味しいと思いました。何しろ「簡単に食べられる」って良いですよね。牛タンを買ってきて、掃除して、シチューにするまでにはかなり時間が掛かりますよね。香味野菜を炒めたり、赤ワイン、ハーブ類にしてもなんじゃかんじゃと用意しないとならないものも多いし、1時間以上かかるのは当たり前。

今回の牛タンシチューに問題らしい問題はなくて、簡単手軽に牛タンシチューを食べるにはこれで十分だと思いましたが、【使っている牛タン】はやっぱり寂しいものがありました

正直なところ、「シチューにするしか無い牛タン、そしてそういう部位」というのがわかるのね。

大きさとか、脂肪分から「これはインド牛のタン」なのは間違いがないと思います。インド牛のタンって、普通の牛たんの【半分以下の大きさ】だから見るだけでもすぐにわかるのね。本来は太い根本の部分もありましたが、大きさが小さい。

焼肉店でもインド牛のタンを使うところは結構あるようですが、やっぱり「牛タン好き」にはその違いがすぐにわかってしまう。

でもインド牛のタンは間違いなく安いわけで、良い牛タンを使ったらとんでもない価格になる時代ですから、これはこれで十分良いと思いました。

逆を言えば、【シチューにするならこの牛タンで十分】ってことなんですね。これは「新たな発見」と言っても良いと思った。

そしてある一つのことに気が付きました。

「フランスの発酵バターを食べる前にちょっと入れる」だけで【大化けする】ということ。かな~~り風味豊かで美味しくなると思いました。

私はマレーシアに来るまで「フランスの発酵バターの美味しさ」を全く知らなかったのですが、マレーシアでその美味しさに気がついて「食生活が変わった」と言っても良いような衝撃を受けました。

パンを焼いてそのバターを塗れば、美味しい紅茶があるだけで幸せになれる。これ、大げさじゃなくて本当にそう思うんですよ。

そして最近、気がついたのは【バターをケチらずに使う】こと。

これってフランス料理はもちろんのこと、欧米人の料理をユーチューブで見ていても【バターを使う量が半端じゃない】のね。

日本的には「脂肪分を少なくするのが善」みたいな感じですし、すぐに「カロリーが~~~」と言い出す。だからバターも「必要最低限しか使わないのが常識」みたいに感じています。

ところが最近、欧米人みたいに「ごっそり入れる」、それもフランスの発酵バターを使った時に、「今までとは違う美味しさ」を感じるようになりました。

マッシュポテトも欧米人は【ジャガイモとバターを同量使うこともある】なんて想像しただけでもゾットするようなことをしますが、そこまでバターを使わないにしろ、日本人的には「え?そんなに使うの?」という量を使うとまるで世界が変わるのがわかりました。それもフランスの発酵バターだと「青い鳥が飛んできた」みたいな気分になる。(笑)

マレーシアでは数種の発酵バターが売られていますが、私が気に入っているのはこれ。

Pamplieの「無塩バター」

Pamplieの「有塩バター」

かつては「無塩バター」、しかも「フランスの発酵バター」なんて買ったことも使ったこともなかったのが、今では無塩バターが2に対して有塩バターは1の割合で使うようになりました。

まさかバター一つで「食生活が変わる」なんて想像したこともありませんでした。でも洋食では「バターは基本の【キ】で有るのは間違いがない」と今では思う。私達日本人が「出汁に拘る」のと同じじゃないんですかね。それの良し悪しで「全てが変わる」んでしょう。

-----(追記)-----

以前にブログに書きましたが、Makiという居酒屋でインド牛のタンを売っていたんですね。でもMakiは閉店。

ただLazadaなどでもインド牛のタンは売っていてこんな感じ。画像をクリックするとLazadaの販売ページに飛びます。

また間違いない肉屋ではこんな価格。これはオーストラリア産「オーガニック牛」のタン。私はこのお店から結構肉やキングサーモンを買います。これも画像をクリックすると販売ページが表示されます。

1.5キロでRM270、キロ単価RM180は高いと思います。でも今ではこれが普通かもしれませんね。前ならキロ単価RM90ぐらいで買える店は何箇所かあったんですが・・・。

この店からオーストラリア産のWagyuの牛タンを買ったことがあり、Wagyuでも今より安いキロ単価がRM240で嘆いたことを思い出しますが、今ではそんな値段じゃ絶対に買えない。

ただ知り合いの和食店に「牛タンを買ってもらう」ことをしたこともありますが、その時は「1.4キロでRM63」という激安でした。ただ直接買う事はできませんし、知り合いにお願いするとそれなりに気も(お金も)使わないとならないので(笑)、その後はお願いしていません。

牛タンを扱う「卸業者」は何社もありますし、探せばリーズナブルな価格のものを買えるかもしれませんが、まだ積極的に探していません。

牛タンですが、どこかでそこそこのを売っているのをご存じの方は教えていただけませんでしょうか。m(_ _)m

でも牛タンは掃除も面倒ですし、上に書いたように歩留まりも悪いし、「牛タンを食べたい時には焼肉屋に行く」のが大正解なんでしょうね。で、シチューやカレーを食べたければ「インド牛」にするか、八(ハチ)の牛タンシチューにするか。(笑)

今の私は「頬肉」の価格が上がらないように願うばかりです。

あ、そうそう。「豚のタン」って食べたことありますか?

私はかなり昔にグアムで食べたことがあるだけで、どんなものか全くおぼえていないのですが、ネットで調べるとかなり美味しいらしいのね。

そして、価格はマレーシアでも激安。

一本、RM6.30ですと。( ̄口 ̄∥)

いつかこれでシチューかカレーを作って、【タンシチューだよ】とだけ言ってヨメさんや息子に食べさせたらどんな反応をするか見てみたい気がします。(^_^)v

もしも本当に美味しかったら「ゲームチェンジャー」になりますね。って、そう簡単には行かないだろうけど、シチューやカレーならどうにかなりそうな気がしています。

あるいは、最近、豚を「ドイツ風」に調理する実験をしてみたくて、それこそアイスバインもそうだしカリカリに焼いたシュバイネハクセ(豚の脚)とか、そしてまだ調べていませんが、【豚のタン料理】もあるはずなのね。ドイツでは豚は頭から尻尾、血の一滴までも無駄にせずに食べる伝統がありますから。

楽しみが増えてきた・・・。

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