MCTオイルってご存知ですか?このブログには何度もMCTオイルに関して書いていますが、「ココナッツオイルが良い」というのと「MCTオイルが良い」というのは同じで、特に「脳に良い」のはココナッツオイルに含まれる「中鎖脂肪酸が良い」ということなんですね。で、MCTオイルは【ココナッツオイルやパームオイルなどの植物性のオイルに含まれる中鎖脂肪酸油だけを抽出した食用の油】です。
アルツにはココナッツオイルが良いと言われるのはそれのことで、中鎖脂肪酸を抽出したMCTオイルはもっと良いと言って良いと思いますし、「炭水化物抜きダイエット」をする人たちはご存知の【ケトン体】は中鎖脂肪酸=MCTオイルからすぐに肝臓で作られるという特性がある。
私たちは「ブドウ糖」を栄養として生きていますが、これが曲者で【余ったものは脂肪として蓄積される】のね。でも炭水化物抜きというのは「ブドウ糖を減らす」ことを意味していて、【身体はブドウ糖が足りないと、脂肪を分解してケトン体を作り始める】(糖新生も起きる)。そして【ケトン体はブドウ糖と同じ様にエネルギー源として働く】という理屈。
かつて「脳はブドウ糖のみエネルギー源とする」と言われていたのが、「ケトン体でもOK」と常識が変わってきた。そしてこのケトン体がエネルギーとして使われるときにブドウ糖とは違う働きをする様子。
だからアルツが改善したり、昔から「癲癇」を持つ人達は【ケトン食】なる食事を摂るケースが多いのね。ケトン体が出やすい食事を摂ると、それが脳に働き、「癲癇の症状が和らぐ」らしい。
こういうことから「ケトン体は脳に良い」「ケトン体を作るには中鎖脂肪酸を摂るのが良い」、だから「MCTオイル」であり「ココナッツオイル」が良いとなる。
【アルツハイマーはココナッツオイルの摂取で症状が緩和する】事に関してですが、2011年頃にアメリカの女医が【アルツハイマーのご主人にココナッツオイルを摂らせたところ、見る間に症状が改善した】という発表がキッカケになったんですね。
そのことに関する動画があります(2012年)。アルツハイマーのご主人は社交性もなく、【時計の図(アルツのテストに使う)も描けない】状態だったのか、ココナッツオイル接種後は【数週間で】まるで別人のようになったと。CBNのニュースですが、これが世界を駆け巡って多くの人が驚いたわけです。
私はMCTオイルを知って摂り始めたのはもう何年も前だったのですが、長続きがしないのね。それは、MCTオイルがどうも好きじゃなくて、「気持ち悪い」と感じることが多かったから。
月日が経って、私の息子もMCTオイルのよさに気がついて(炭水化物抜きダイエット)、MCTオイルを結構真面目に摂っているんですよ。で、「オヤジもMCTオイルを取れ」と。
でも「好きじゃないんだよ」といったところ、「最近のMCTオイルは大丈夫だと思うよ」ということで、彼がいつも摂っているMCTオイルをちょっと口に入れてみても【サラッとしたオリーブオイル】みたいでほとんど違和感がないのね。ああ、これなら良いやと思って、私も摂りだしたんですよ。量としては「毎日大さじ1,2杯ぐらい」ですかね。そして【料理にも積極的に入れてみた】んですよ。息子はいつも「コーヒーに入れて飲む」ことをしています。
それから1週間ぐらいですかね。身体の変化に気が付きました。脳の働きが前と違うのが【ハッキリわかる】んですよ。
私は「速聴」で脳の訓練をしていると何度か書きましたが、ユーチューブやニュース動画をパソコンで見るときに【再生速度を2倍にする】んです。
最初のうちは1.5倍から1.8倍までは問題がないけれど、やっぱり2倍って神経を集中しないと聞き取れないこともあるのね。でもま、今は2倍の再生スピードに慣れて全く問題がありません。
ところがですね、この数日、「2倍に設定したのに遅いなぁ」と感じることが多いんですよ。知らないうちに倍率を変えてしまったのかと思って確認をしても2倍なのは間違いがない。
おかしいなぁ・・・と思いつつ数日経ったのですが、【遅すぎる】と常に思うようになって、試しに3倍の再生スピードにしたところ、「問題なく聞けて理解が出来る」ことに気がついた。
これって今までに訓練のつもりでスピードを2倍以上にしても、ところどころ聞き逃すことがあって、【常時3倍の再生スピード】は私には難しかったのね。
ところが昨日、今日は、【3倍のスピードでも聞き取れる】になりました。
これには自分でもびっくりで、どうしたんだろ・・・と考えてみたら、【最近、MCTオイルを摂るようになった】ことを思い出した。
今までは聞き取るのが難しかった3倍のスピードでも平気で聞いていられるって、間違いなく脳の処理スピードが上がったからだと思うんですよ。
いままでは自転車を自力でキーコキーコ漕いでいたのが、突然、「電動アシストがついた」ような感じ。
聴覚だけではなくて、「脳の全般的な働きが良くなった」のなら良いですが、まだその他のことはわかりません。
【ケトン体は脳に良い】=【中鎖脂肪酸は簡単にケトン体に分解される】=【MCTオイルは中鎖脂肪酸】=【ココナッツオイルに中鎖脂肪酸が含まれる】=【ココナッツオイルはアルツに良い】ってことなんですね。
また【炭水化物抜きダイエット】=【ブドウ糖を減らす】=【ケトン体が必要】=【脂肪が分解される】という理屈で、この状態を【ケトジェニック】という言い方をするのも「ケトン体が重要だから」なんですね。それが健康的にどうかは別にして、ケトン体が分泌されないと炭水化物抜きダイエットは成功しない。だからMCTオイルを摂ると、それは肝臓ですぐにケトン体に分解され、【体脂肪が分解されるきっかけになる】と言われている。
ややこしいですか?
でもこれが「アルツにはココナッツオイルが良い」「炭水化物抜きダイエットは痩せる」「脳疾患がある人がケトン食を食べる」「MCTオイル(orココナッツオイル)はケトジェニックを目指す人には必須」と言われる理屈なんですね。キーワードは「ケトン体」で、いかにそれを多く体内で作れるようにするかがキモ。
ケトン体そのものが市販されていれば良いのですが、それは無い様子。ケトン体を生成するにはかなりのコストがかかるらしい。
ちなみにyoutubeの再生をスピードアップするのに、私は二種類のプラグインを使っています。yutubeそのものでは「2倍まで」で、それ以上のスピードで再生するにはプラグインが必要。
○ Enhancer for YouTube (これは高機能でいろいろできる)(必携)
○ Video Speed controller (YouTube以外の動画でもスピードのコントロールが出来る)
騙されたと思って、ちょっとMCTオイルかココナッツオイルを摂ってみるのも良いかもですよ~~。