【Web3.0】とか【DAO】とか、やっぱり知らないわけにはいかない

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しかし世の中の進化のスピードって本当に早くて、AIの世界もそうだけれど、年寄りがその動きをキャッチアップするのはかなり難しいと感じます。

私の場合、簡単な説明でも「???」の状態で、「今の若者は頭の回転が早すぎる」と感じます。どうしてこんなややこしいことを理解できるのか?みたいな。(笑)

それはブロックチェーンもそうだし、NFTやメタバースも同様。それらが何なのかはわかっても、「どれほど凄いことか」の理解が難しいのね。

自分の生活には関係ないような気がするけれど、世界はそれらを受け入れて巨額のお金が動いているし、政府や大手企業も真剣に取り組んでいるのは聞こえてくるし、特に「暗号通貨」でもある【中央銀行デジタル通貨(CBDC:Central Bank Digital Currency)】はこの数年で各国から出るはずで、金融やお金の概念が大きく変わるのは間違いないと思うんですよ。

そしてそれは私達の生活に直結していて、関係ないね、じゃ済まない。

でもそれらの続々と出てくる新しい概念の全てが形となって本当に世界に広まり普及し、世界を変えるかどうかはわからないわけで、私としては「古いものを駆逐して世界を塗り替える」とは思っていなくて、「古いものと新しいものとの二重構造になる」だけで、【世界が変わる!】と息巻いているのはスタートアップ企業だけみたいな気もするんですよ。

とは言うものの【中央銀行デジタル通貨(CBDC:Central Bank Digital Currency)】や、今、目まぐるしく進化しているAIは絶対に、間違いなく、【世界を変える】と私は思っていて、新しい技術や概念の全てを追いかけて理解する必要はなくて、【世界の変化が目に見えてきてから学んでも遅くはない】とも思っています。

ただその取捨選択はするべきて、新しいもの全てを肯定して受け入れる必要もない代わりに、【絶対に理解していたほうが良い】ものもあると思うのね。

特に資産運用や投資に興味があれば尚更で、やっぱり先手先手を打たないとならないし、後追いをしていたら置いていかれることも起きるはず。

こんなことを書くと馬鹿か?と言われそうですが、脱炭素にしても電気自動車、SDG’s、ESGにしても、私には【都合よく作られた概念】だとしか思えなくて、【それを流行らせたい勢力が存在する】と感じています。つまり、それらが本当に世界にとって必要なのかが私にはわからないのね。それどころか、【胡散臭さ】がプンプンしている。

でも「それらを中心にして世界は動き出している」のは間違いがなくて、もしもそれらが「都合良く作られた概念」だとしても、世界の潮流を無視したり、ましてや否定するのは得策ではなくて、「世界は狂い出している」と指摘する専門家も決して少なくないにしても、私達がそちら側に付いても良いことはないんじゃないかと思うわけです。

残念ながら、私たちは「勝ち組に乗る」しかないわけで、これはまさに株式投資と同じで、「値が上がるのはおかしい」と考え、値上がりしてる株式に空売りをして向かっていくのが良いのかどうかってのと同じだと思うんですよ。

私は、資産運用や投資を考えた場合、【徹底的にお調子者になることが重要】だと思っていて、【どうあるべきか、なんてのは関係ない】のね。残念だけれど【勝ち馬に乗ることだけに集中するべき】だと思っています。

でも「本来どうあるべきか」と考え続けるのはもっと大事だと思っていて、「考えと行動が逆」なんてことも大いに起こるし、【二重人格であること】が実は重要だとも思っています。

天下分け目の大合戦の「関ヶ原の戦い」ですが、果たして東軍、西軍、どちらが正しいのか。それは私にはさっぱりわからないけれど、日本は二手に分かれた。

ここで気になるのは「小早川秀秋」で、「西軍の小早川の裏切りによって、東軍が勝った」とされていますよね。(実際は違うという歴史家もいる)

あのとき、小早川は一体何を考えていたのか、私はそれが非常に気になります。彼の信念はどうだったのか。家康の尻馬に乗っただけなのか。

また明治維新も同じで、日本が2つに分かれましたが、私の心情としては実は「幕府側」なのね。大きな改革が日本に必要なのはわかるけれど、それは「幕府に課された義務」という考え方で、革命が本当に必要だったのかは私にはわからない。でも当時は【変革のスピードが大事】だったのは良くわかります。

戦争のような出来事では、その時の考え方、行動がいつまでもいつまでも後を引きますが、私達が今、生きている世界はそれがない。もっと自由であるし、一時の決断が後を引くことはないし、【臨機応変】に動ける。

でも「根本的な信念」みたいなものは重要で、つまりですね、【信念を元にした長期投資】と【その時その時の様子を見ながら豹変する短期売買】の二刀流が重要で、どちらかに決めてしまってはならないというのが私の基本的な考え方です。

実際に現代の問題として、「アメリカの崩壊」とか「米ドルの終焉」が言われていて、それを狙う勢力が結集して動き出しているのは明白。だから「その動きに乗る」のは大正解だと思うんですよ。でも「長期的に見てどうなのか」も同時に考えるべきで、やっぱり【二刀流】で行くべきだと思っています。

私にしてみると、今の動きは「米英が牛耳っていた世界」の【植民地が独立運動を始めた】ように見えるのね。そしてその動きもごもっともと思うんですよ。でもその「植民地連合軍」の構成を考えてみると、やっぱり「寄せ集め」でしかなくて、【敵の敵は味方】でくっつき合っているだけで、私には「強力な融合体には全く見えない」わけです。

そもそもBRIC’sがそういう特質を持っていて、米英のような「結束はない」のであって、【半端じゃなく個性が強く、独裁主義的で、良くなればお互いに食い合う同士】でしかない。まさにロシアと中国とはそういう関係であって、米英の様な関係ではない。最近、国交を回復したイランとサウジも同じで、「奥の方にある対立軸は何も解消していない」じゃないですか。

私はここに注目する必要があると思っていて、遠い将来のことはわからないにしても、単純に「世界は変わる」と考えてはならないんじゃないですかね。

つまり、第二次世界大戦の時に日本が提唱した「大東亜共栄圏」を思い起こすわけで、そこには【本音と建前がある】し、実際に「当初はアジア各国が諸手を挙げて賛同した」ものの、【実態は違っていてすぐに分裂した】じゃないですか。

今、私達が住んでいるマレーシアも当初は大東亜共栄圏に賛同していたけれど、ある頃から「このままではあなた達(日本のこと)に銃を向けなくてはならなくなる」と言ったのは有名な話。

私としてはBRIC’sにサウジも入ると聞いて驚いたのですが、どの国も個性が強く、米英に対するグループとしてまとまっただけで、お互いに強固な団結があるとは思えないのね。

これも私がそう思うだけのことなわけですが、どちらにしても「長期的展望」は大事で、目先の動きに翻弄されてはならないと思っています。「人民元が台頭して出てくる」のはその通りでしょうが、あのメチャクチャな中国の通貨をどの国が信用して採用するのか、よく考える必要があると思うわけです。「なぜ、採用しようとするのか」「なぜ中国に秋風を送るのか」を考えれば答えは見えてくるんじゃなかろうか。

でもその判断だけに偏るのは駄目で、やっぱり「二刀流」で、【コウモリのように世界を見る】事が重要で、関ヶ原の戦いの「小早川」は何を考えたのを考え続けるのは重要かと。

そういう目で、近年出てきた概念のブロックチェーン、Web3.0、NFTとかメタバースやDAOを見ることが重要だと思うわけです。これからはこれらによって世界が大きく変わると単純に考えてよいのかどうか。

これらの根底にあるのは、私はWeb3.0だと思っているのですが、確かにWeb1.0、Web2.0と進化してきた延長線上にWeb3.0があるのはわかるものの、私は諸手を挙げてその考え方に賛同出来ないものを感じるんですよ。

私の感覚としては、Web1.0もWeb2.0も【封建社会の概念】なんです。そしてWeb3.0は【民主化という革命】なのね。だから「つながっていると言えばつながっている」けれど、「本質的に全く違うもの」と思うわけです。

でもこの民主化というインパクトは大きくて、特にリベラル的な考え方を持っていたり、自由が大好きな若者には大受けするのは間違いがないのね。これは【暗号通貨は何が凄いのか】の話になった時に、【中央集権ではない】【管理する権力がない】ことを素晴らしいという人達がいる。

これは素晴らしいと言えば素晴らしいのでしょうが、【民主化が本当に素晴らしいのか】という原点、「民主主義に問題がないのか」というところを私は考えるべきだと思うのね。

これはDAOにも通じていて、【全員参加型の経営】は本当に素晴らしいのかどうか。

私の考え方の基本は、【この世の中はピラミッド型で作られていて、皆が平等ということはあり得ない】という考え方です。

政治もそう、企業もそう、国家もそう。

私は「ピラミッド型だからうまく動いている」と考えていますが、「自由だ権利だ、個人を守れ」と主張する人たち、権力を徹底的に嫌う人たち、そういう人たちは「ピラミッド型の世界は最悪だ」と考えているように見受けられるのだけれど、では【権力が存在しない世界がちゃんと動くのか】に関して、私は【それはただの理想論、幻想】にしか思えないのね。

要は「指導者、指導層がいない組織」は、私には良いとは思えないってことなんです。

【人は3人集まれば仲間割れが始まる】のが真理であって、【3人寄れば文殊の知恵】も正しいとは思うものの、【では誰が決定するのか】という問題が残る。【船頭多くして、船山に登る】のも真理で、ここに民主主義の脆さがあると思うわけです。

「それでも良いじゃないか」という考え方もあるとは思いますが、【世界は競争社会である】ことを無視するわけにはいかない。

私は中国って最悪でとんでもない国だと思っていますが、【独裁主義だから、トップの司令一つで簡単に巨大な組織が動く】のね。競争社会ではこの独裁主義は良い方向に動くことがあるわけで、近年の中国の急激な伸びはまさに独裁主義たからというのが正解だと私は思うわけです。

この正反対の考え方が、Web3.0であり、DAOだと思うわけで、【民主的な世界で、誰もが発言、発信できる】のは素晴らしいけれど、【それを誰がまとめるのか】という問題が常に付きまとうんじゃないですかね。だからルールや法律が重要になるわけだけれど、【最終決定者がいない】あるいは、【最終決定者は全員である】という組織がちゃんと動くのかどうかは疑問。

でもDAOを実際に動かしてみようとするスタートアップ企業は少なくないし、そしてそれに賛同して、政府も大企業もとんでもない投資を始めているのね。これはこれで非常に大事で、「そんなの無理だろうよ」なんて言っていると、世界の潮流には乗れない。

きっとDAOが機能する組織、機能しない組織があるのだろうけれど、今の私はそこまでの理解力はない。

将来どうなるかはわからないにしても、「その動きに乗ってみる」ことは重要。でも「世界全体がそれで大きく変わる」と考えてしまうのは民主化運動が好きで、権力が大嫌いなリベラル派、理想主義者にしか私には見えないのね。

でもその広がりは必ず起こると私は思っていて、【世界は二重構造になる】と思っているわけです。

これは【中央銀行デジタル通貨(CBDC:Central Bank Digital Currency)】が出てきても同じだし、BRIC’s+サウジが力をつけてきても同じ。

それで「世界は大変貌する」と考えるのは時期尚早かと。だからやっぱり二刀流でいくしかないし、コウモリに徹する事が重要かと。(笑)

どちらにしても、Web3.0、DAO、NFTやメタバース、ブロックチェーン、中央銀行デジタル通貨(CBDC:Central Bank Digital Currency)とは一体何なのかを知るのがはじめの一歩。

ジジーの頭では理解するのが非常に難しいのだけれど、それでもユーチューブの【中田敦彦のYouTube大学】に助けられました。多分、中学生でも大筋を理解できる内容だと思っていて、「これを出発点としていろいろ調べて先に進む」のが良いと思っています。

そしてホリエモンや成田悠輔氏、落合陽一氏の発言に注目するのも良いと思っています。

この「世界が複雑化、高度化している」ことに真摯に向き合う必要があって、例えば私の大好きな「健康食品」「サプリ」にしても世の中は大きく変わっている。昔は「女性週刊誌レベルの知識があればよかった」のが、最近の医学や科学は進歩していて、ビタミンが~~、ミネラルが~~という時代じゃないですよね。聞いたこともないような成分や物質がどんどん出てきて、サーチュイン因子がどうじゃとか、そういうややこしい話のオンパレードじゃないですか。

これに追いつくのは健康食品大好きジジーとしては結構大変で、「結局さぁ、なんでも平均的に食べて、腹八分目にして、運動もしっかりやっていれば良いんだよ」なんて言う時代じゃないのね。ちなみに私は今、NMNとかALA5に注目していて、それが効いているのも実感としてわかるのね。これらは世間でも注目されているけれど、私の周りでは「え?なにそれ?」という年寄りばかり。(笑)

また昔の「卵はコレステロールが~~」なんてのも、今では否定されていて、卵は完全食として素晴らしいという時代。またコレステロールも悪玉だ善玉だといういう区別もおかしいと言われだしている。血圧もそうで、最近は今までと違う考え方がどんどん出てきている。

でも内容はややこしくて難しいのね。でもそれが「進歩、進化」であって、【寺子屋で簡単な算術と読み書きを習えば十分という時代じゃない】のと同じだと思うんですよ。

でも【私の頭の中は未だに寺小屋レベル】だと本当に思うわけで、新しいことを知り学ぶのは簡単ではないけれど、【中卒で集団就職する時代は終わった】のと同じ様に、これからの時代は今まで以上に【脳みそが汗をかくしか無い】と思っています。

年寄りだからといって、この世界の流れを無視したらうまくない。

みなさん、ど思います?

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