今年は出費が多いなぁ 車の定期点検が12000リンギですと (┰_┰)

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車の定期点検の時期になりましたが、今回の点検はとんでもない料金でびっくり。

見積もり価格が12208リンギですとさ。36万円以上。(┰_┰)

例年だと1800リンギで54000円ぐらい。

これでも高いのだけれど、やっぱり新車をディーラーから買うと悩んじゃうんですよね。街の整備屋に持っていけばかなり安くなるけど、多くは純正品を使わない。

純正品が必要なのか?というところも微妙で、悩みどころ。

ゴールドコースト時代は中古車の輸入販売(ソアラ、スープラ、シルビア等)をやっていたので、自分の車もディーラーには出さず提携していた自動車整備会社に任せていてかなり安く出来たのだけれど、ここはマレーシア。車関係の知り合いもいない。

転売を考えた時に、一般的にはディーラーですべての整備や修理をやってきっちり記録が残っている方が高く売れるわけだけど、マレーシアってどうなんですかね。

今回がいつもより高いのは、もう車が6年になるので、トレンスミッションオイルとかブレーキオイルなど普段は交換しない諸々の交換の時期が来たから。そしてタイアの交換もある。ま、しょうがないといえばしょうがないのだけれど、タイアだけでも4本で6000リンギもする。(┰_┰)

私もかつてはカーキチで昔はいろいろお金をかけたし、ゴールドコーストでは「Shelby Cobraのレプリカキット」なるものを買って、エンジン(GMのレース用5700cc)はアメリカから輸入して自分の好みの車をつくったりしたことがありました。(売れそうなら何台か作るつもりでしたが、結局一台のみ)

こんな車。

ところが今じゃもう車に対する思い入れは全く無いと言っても良いくらい。走れば良いじゃん、みたいな。安全性が高いのと、アクセルを踏み込んだらそれなりに加速してくれればそれでオッケイ。

だからお金も掛けたくない。ちょっと変わった車を持って、それを売れば利益が出るなんてことも無いし。

なんでタイヤがそんな高いのかと思ったら、MOEタイヤと呼ばれる「ランフラットタイヤ」なのね。つまりパンクしてもそのまま走れるやつで、それがあるからスペアタイヤも無くて済む。そりゃ良いね~~~、なんて思うのは最初だけで、MOEタイヤは一般的なタイヤと構造が違って「持ちが悪い」「価格も高い」。

普通のタイヤじゃダメなの?なんてケチ臭いことを聞いたら、「パンク時のことを考えてスペアタイヤを持たないとなりませんよ」なんて言われてしまった。でもスペアタイヤを入れるスペースなんかなくて、MOEタイヤを使うのを前提として車が設計されている。

じぐそ・・・・・・

あまりにも高いから、値引きは出来ないの?と聞いたら、200リンギならどうにか出来ますという返事。

それで、降参。お願いしますと相成りました。我が家はまだ現役で、事務所を借りて小さな事業をやっているのと同じだから、多少の経費増は大丈夫ですが車の定期点検でこの料金ってやっぱり痛い。任意保険も高いし。

でも考えてみるともう6年乗っているのね。長かったような短かったような。

買い替え?

考えたこともないなぁ。そもそもMM2Hの特権で「高い税金分は払わないで買った」から、売るとなると税金分を払わないとならないのね。当然、車が減価するのと同じ様に、払う税金は新車時より少ないわけだけど、その税金分を支払い、そして新たな車にはしっかり税金がかかることを考えると、買い替えなんかしたくないと思う。

乗り潰すつもり。

でも私のほうが早く駄目になりそうだわ。今の車って、間違いなく「もちが良い」から10年ぐらいは全然問題ないのね。うちの車は我が家が出不精で外出をほとんどしないから、6年も経っているのに走行距離はまだ2万キロかそこら。まだ新車みたいですわ。

やっぱり私のほうが先に逝きそう。

しかしあれほどカーキチだったのに、今は全く興味がないって歳を取れば当たり前だと思うけれど、ジジーのカーキチっていくらでもいるわけで、どうして自分はこんなに元気がなくなってしまったのか、不思議な感じがしないでもない。

マレーシアは車が異常なほど高いからかもね~。

新しい車にするとしたら何があるんだろうか。一切の制約もなくて、欲しい車が無料で手に入るとしても、欲しいと思う車が浮かんでこない。

というか、昔の車のほうが魅力があったのね。個性が強くて、スポーツカー好きだったけれど、扱いが難しかったり。性能も今に比べたらダメで、今の車なら100キロでオバサンが運転しても問題なく回れるカーブが、昔だと80キロが限界で、下手をすれば尻が滑ってドキッとしたり。でもそんな車だから危ないと言えば危ないけれど、スピードを出さなくても楽しめたのは間違いがない。

今の日産GTRなんで、調子に乗ってアクセルを踏めば300キロはでちゃうし、0-100kmも2.8秒ですと。これじゃちょっと事故ったら死んでしまう。昔みたいに、「ぶつけっちゃった~」じゃ済まない。

でももし、日産が昔のフェアレディ2000の復刻版を売り出すとしたら、何が何でも絶対に欲しいと思う。

私の人生で一番好きだった車。ダットサン・フェアレディ2000。型式はSR311。最高だった。

19歳の頃、江ノ島にドライブ行った時の写真。雪が降っていたっけ。50年以上も前のことを、ついこの間のように思い出すことが出来る。10年、一昔なんていうけれど、私にしてみたら、50年、ちょっと前ね、みたいな感じ。(笑)

この車がジャジャ馬で、キャブレターはソレックスΦ44だったけれど、調整が難しくて2500回転以下でクラッチを繋ぐと発進出来ずにエンストを起こすような車。だから慣れていないと運転は簡単じゃなかったのだけど、4000回転からの伸びは素晴らしかった。もちろんターボなんてない時代だしターボみたいな加速じゃないけれど、遅い車を追い越す時の加速の気持ちよさが忘れられない。前からエンジン音、後ろから排気音が聞こえてまさにオーケストラを聴いているような気分。そして当時のゼロヨンはこのSR311が日本最速だった。私の時代にはすでに生産が終わってて、中古で買ったのだけれど30万。もしこの車を今でも維持していたら500万以上で売れるんじゃなかろうか。

面白いね~~~。19歳の私が70歳の私に微笑みかけている。まさかこのとき、いつの日か70歳の私が微笑みながらこの写真を見るなんて想像さえしなかったね。

この頃、毎日何を考えて何を悩んでいたのかも、全て思い出す。

人生ってやっぱり面白い。歳を取ると良いことなんてないけれど、その代わり思い出だけは山のようにある。

 

 

 

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