米国FOMC(連邦公開市場委員会)の発表から近未来の世界を想像する さてどうする?

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アメリカの 米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、今後の見通しを発表しましたね。

私は過去にFOMCの発表に注目することは殆どなかったのですが、この1年のアメリカの混乱を見ていますと、【急激な利上げが原因】と思うわけで、彼らの方針で世界経済に大きな影響があるアメリカ経済が動くのを強く実感したのでこの数ヶ月は注目しています。

米連邦公開市場委員会(FOMC)とは日本で言えば「日銀金融政策決定会合」であって、彼らの決定で景気も為替も左右されるので、混乱が起きている時期には注目して作戦を立てないとならないと思っています。

簡単に大筋を理解するにはこのロイターのニュース。

Reuters Japan

米連邦準備理事会(FRB)は5月2─3日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目…

もうちょっと深く知りたい場合は、「発表の内容」と「それにマーケットがどう反応したか」をチェックする必要があって、それにはこんな動画。

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またもっと踏み込んで様々な指標、データを見ながら深読み、裏読みするにはこんな動画。FOMCの発表をそのまま素直に受け入れようとは思いませんし。

作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有…

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なんでいくつも同じようなニュースや解説動画を見るのかというと、私の脳みその性能は良いわけじゃありませんから、「一を聞いて十を知る」なんてことは絶対にないし、「詳しく聞いても理解できない、記憶に残らない」し、「自分が薄っすら考えている読みとの違い」や「裏付け」「裏読み」「逆読み」も必要だと思うから。

だから「大筋」でさえも何度か繰り返しチェックする必要があるし、徐々に踏み込んだ情報を見ないと「わかったようで何もわかっていない」レベルで止まってしまうのね。

でも自分の中で結論を出そうとは全く思わないし、それは自ら固定観念を作るのと同じで、私としては自分の中で「幅広い見方、考え方」を持っていたいと思っています。

おぼろげながら見えてくるこれからの道筋に、では実際にどう対応していくかを考えるわけですが、私には私の都合、環境がありますので、思った通りに動けるわけでもなく、でも変更すべきところは変更しないとならないので悩みは深まるばかり。(笑)

--ここからはいつもの与太話--
 

ま、私が優柔不断なのはこのブログの読者は良くご存知だと思いますが、これは私の性格というより長い間に培われた私の生き方ですので、もうどうしようもない。

自分の考え方や予想を「狭い範囲で固定」してしまうと、危険なんてもんじゃないのね。

結論が出せずに長い時間、考え、悩み続けるわけですが、私は自分が持っているたった一つの脳みそを信頼するしかなくて、悩み続ける間に我が脳みそは多くの情報を並列処理をしつつ、私なりの見方を導き出してくれるはずだと思っているわけです。

でも長期投資って本当に難しいと思います。

今の時点での「読み」は、今だけに有効で、明日何か重大なことが起きればまた「読みを変える」事が必要で、それはウクライナ戦争でもあり、中国や中東の動きでもあり、【マーケットの動き】でもあるわけです。

私にしてみれば、【将来とは神の領域】でしかなくて、自分が何を考え何を想像、予想しても全く意味がないというのが本質だと思っています。

つまり長期投資って私にしてみれば「ギャンブルそのもの」に思えるのね。極論を言えば、それこそルーレットみたいなもので、どの数字が出るのか、赤か黒か、奇数か偶数か。あるいは親に総取りされる0、00が出るのか。そんなことはわかるわけもないのに、「わかったつもりで賭ける」のが長期投資に思えるわけです。

刻々と変化する状況に合わせて方針を変えるべきですが、それも素人には難しいのね。プロは常にヘッジ玉を持ってそれを変化させて対応するとか、ある時点では「損切り」「撤退」「継続」「上乗せ」を決める大きな転換点も乗り越えてやるわけですが、そういう舵取りって言葉で言うのは簡単。でも実行は難しい。

素人は「損切りが下手」と言われますが、それって私は多かれ少なかれ万人に共通することだと思っていて、プロ中のプロでさえ読み間違えて破綻するのが現実だし、この数ヶ月だけでもそれを私たちは見せつけられた。

長期投資なんかしたくない。

これが私の本音です。(笑)

明日のことなど気にせずに、毎日、気楽に生きていたいと思うけれど、それは「十分な定収入がある人の考え方」でしかなくて、自転車操業の我が家とは大きな違いがある。

自分って「小さなカゴの中に飼われているハムスター」みたいなもので、クルクル回る回し車に乗って走り続けている存在でしか無いといつも思っています。

でもそんな生き方の中でのリスクコントロールを考えて出た結論が【二刀流で生きる】ことであって、大きな津波が来たら一気にやられる長期投資と、とりあえず【今】を重視する短期売買があれば、どうにかなりそうだということ。

長期投資一本だけで生活をするのは非常に危険で、大きな津波に飲み込まれてそれを失ったら「もうその日から生きていけない」「取り戻すのはまた何年、何十年という月日が必要」なわけで、リーマンショックで大打撃を受け、クレディ・スイスでは大きな地雷を踏んだ私は、長期投資だけで長い人生を生きるなんて絶対に不可能だと思います。

でも短期売買は「日銭を稼ぐ」のと同じだし、そもそもそれがあるから「長期投資の原資も作れる」のね。

でも短期売買は【目が悪くなっただけ】で何もできなくなるのね。短期売買はモニターを見続けるのが普通ですから。そして頭の回転や身体的な反射神経も駄目になってくれば【要介護の老人が野球やサッカーをやるのと同じ】事が起きる。

だからいつかは短期売買は卒業するというか、「短期戦は戦えなくなるときは必ず来る」わけで、でも長期投資に注力しようと思えば、クレディ・スイスみたいな「地雷を踏む」事も起きる。

歳を取れば取るほど、【勝つのは難しくなる】のがわかるわけで、歳を取っているからとハンディがもらえるわけでもなく、益々生き残りは難しくなるのを実感しています。

ところで、私は「ウクライナの兵士」から元気をもらっているんですよ。

明日をも知れぬ命なのに、私が見る殆どの動画や写真の彼らは「笑っている」のね。

昔に見た「日本の特攻隊の隊員たち」の映像や写真、残された手記や遺書にもそれを感じたことがある。

一般的には「そうでもしなければやってられない」と思うはずだけれど、私はそう思うのは凡人の浅はかさだと思っていて、【大義を持って、その成就の為に生きている人たちは、光り輝いている】というのが真実だと思う。

私には残念ながらそこまでの強さはない。

でも私には自分よりも大事に思う家族がいる。それをいつも心の真ん中において、私も戦い続けようと思うわけです。

老兵でも死ぬまで戦う。死んでも精霊たちと共に家族を守ろうと思う。祖国に対する思いも同じ。

老兵はただ消え去るのみ、なんて言葉は私にはない。

今日の自分を超えて、明日は新しい自分に出会ってみたい

「このままでは終われない。まだ夢の途中、諦めない・・・」

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