家で「しゃぶしゃぶ」。久しぶりだけどやっぱり・・・・

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家の在庫に「牛肉のスライス」がないので、どこからどんな肉を買おうかどうか悩んでいたところ、ヨメさんが【久しぶりにしゃぶしゃぶにしようよ】という素晴らしい提案。\(^o^)/

私としては牛肉の食べ方としては「しゃぶしゃぶが一番好き」(二位はローストビーフ)ですし(我が家はすき焼きは食べない)、ヨメさんの提案にはぜひとも飛び乗りたい。

ところがですねぇ、しゃぶしゃぶの肉って買うのが一番難しいのね。

そりゃA5和牛のリブロースの良い肉が欲しいけれど、キロ単価で言えば1200リンギ(約36000円)以上は当たり前だし、そんなのを好きに食べられる我が家ではないわけで困ったなぁと。

つまり「安物」で妥協しないとならないけれど、しゃぶしゃぶならやっぱり和牛を食べたいなぁ・・・。

こういうときに直ぐに頭に浮かぶのは「Wmart」。

Wmart

Wmart offers quality halal meat, seafood, fresh fruit and ve…

 

和牛はいろいろあって、ピンキリ。

かなり悩んでこれにしようかと思ったのは「A5伊賀牛の内もも」(しゃぶしゃぶカット)。200gパックでRM61.60。キロ単価は308リンギ(約9200円)。A5和牛でこの価格はかな~~り安い。もも肉だとしても。

内ももだから脂はオエッとするほどじゃないけれど、和牛だから内ももと言えどもパサパサではない。これが良いんじゃね?

最後まで悩んだのは、オーストラリア産のWagyuで、これは「ブラックモア」という評判の良い会社の牛肉で実は【フルブロッド】つまり交雑種じゃなくてオーストラリア産の本物の和牛なのね。部位がわからないのが気になるけれど、写真を見る限りこちらの方が美味しそうなのね。価格は上のA5和牛より50%以上高くて、200gのトレイでRM99。つまりキロ単価は495リンギ(約15000円)。でもこの価格も安い方で、今の時代、オーストラリア産のWagyuでも良いものはキロ単価800リンギぐらいにはなる。ましてやこの肉は本物の和牛。交雑種ではない。

かな~~り、美味しそうに見える。

さぁ、どちらにする?どうする?どうする?と悩んでも、私みたいな優柔不断な性格だと答えがすぐに出ないんですよ。

ということで「両方買う」ことにしました。5パック1キロづつで合計10パック2キロなり。合計RM803(約24000円)。

くっそ~~~。高いなぁ~~~~と思ったけれど、ヨメさんがしゃぶしゃぶというのだからこのぐらいの出費はしょうがない・・・とヨメさんのせいにする。\(^o^)/

ところが~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

納品された肉を見て、ひっくり返るほど驚きました。写真と全く違う。(┰_┰)

お見合い写真と実物とは大きな差があるのは常識にしても、これって酷いんじゃね?

これですよ、これ。右半分がオーストラリア産の本物の和牛で、左半分が日本の伊賀牛のA5の内もも。

それぞれ1パックづつで400グラム。ヨメさんだけはA5伊賀牛が良いと200グラムだけ。

この全然美味しそうじゃない牛肉のコストだけでRM160(約4800円)って絶対に受け入れたくない。

我らが3人家族は「お祝いごとの様に盛り上がっていた」のが、突然、「お通夜」みたいな状況になりました。

でも誰も何も口には出さず、しゃぶしゃぶの準備。

知らないうちに、涙が一筋・・・な~~~~んちゃってね。

野菜類。

豆腐と緑豆春雨。葛切りではなくて血糖値を考えて緑豆春雨。

出汁もきっちり取って、しゃぶしゃぶ餅、旭ポンズ、赤ワインも用意したけれど・・・。

でも見た目は悪くても美味しいかもしれない。いや、美味しいはず。だって、両方とも和牛だもの。(┰_┰)

それぞれは黙って、肉を取り、しゃぶしゃぶ・・・・・。

ダボ 「美味しい?」

ヨメ・長男 「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ダボ 「どっちが美味しい?」

長男 「どっちも・・・・」

ダボ 「だな」

ヨメ 「・・・無言・・・」

馬鹿野郎~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ (┰_┰)

って自分に腹が立ちました。Wmartってこういうことが度々あるのはわかっていたのだから。でも大当たりもあるんだよね~~~。

少なくともデリバリじゃなくて、店に行ってこの肉の現物を見ていたら【絶対に買わなかった】のは間違いがない。

今回もまた「安物買いの銭失い」なんだろうか。

2キロも買ったから高いのは当たり前にしても、このガッカリ感、挫折感は大きい。

なんだか美味しい牛肉が我が家のずーっと先を走っていて、ニコニコしながら私達に手を振っているのが見える様・・・・。

キロ単価はそれぞれ308リンギ(約9200円)、495リンギ(約15000円)で、和牛としてはかなり安い方。思い出してみるとドンドンドンキの和牛しゃぶしゃぶ肉(もも肉)はこれより高いけれど、間違いなく美味しい。

ドンキのしゃぶしゃぶ肉(もも肉)はキロ単価は520リンギ(約15000円)ぐらいだったはず。デリバリで頼んだことがあるけれど、この方が間違いなく美味しかった。見た目も写真と同じだったし。

ドンキでは確かリブロースのしゃぶしゃぶ肉(キロ単価はRM800ぐらいだったか)もあったし、ステーキ肉も安いものからRM1000を超えるものまで幅が広い。

この次はドンキにしてみます?

あ、そうそう。Wmartのしゃぶしゃぶ肉ですが、どうしても受け入れられないことがあるんですよ。それは肉の厚さ。

でもそれはマレーシアではどこでも同じで、「しゃぶしゃぶ肉」と書いてあっても【かなり分厚い】のね。日本の好き焼用よりも分厚い。でも焼肉用よりは薄い。だからWmartでもお店で買うときには「できる限り薄くスライスして欲しい」というと1ミリちょっとぐらいまでにはしてくれるのだけれど、デリバリだとそれは頼めない。

こんな厚さ。

ドンキのしゃぶしゃぶ肉は十分薄かったような気がします。

そもそも和牛を安く食べたいなんて考えるほうが間違えているんだけれど、安いのを買っちゃうんだよね~。

前に買った「トモサンカク(Tri-tip)」なんてキロ単価はRM449(約15000円)だったけれど、抜群に美味しかったし。

牛肉って本当に難しい・・・。

あああ、でも野菜類が美味しいと思いました。

しゃぶしゃぶを食べて、野菜のほうが美味しいと思ったのは生まれて初めてかもしれない。

そういえば、前の「鮟鱇(あんこう)鍋」もそうだった。一番美味しかったのは春菊、そして白菜で、一番美味しくなかったのは「鮟鱇(あんこう)」というこれまた生まれて初めての経験。

Dabo's life in KL, Malaysia

古いエントリーが表示されているかもしれないので、是非、「投稿日」を確認してください 皆さん、鮟鱇(アンコウ)ってお好きで…

立て続けにおかしなことが起きている我が家の食事情。

なんでだろう・・・・。

安いものを買って満足しようなんて無謀なことを考えているからだろうとは思うのだけれど、最近、【安いけれど大当たり】がない感じ。

これって、飲食業界が「インフレ対策」として【値はそのままで質を落としてきている】のかなと思ったり。

そういえば、我が家が行くレストランの多くも「急激に味が落ちている」感じがしている。

今年こそは「安物買いの銭失い」から卒業したいなんて思っていたけれど、やすやすと「インフレに負ける」のも悔しい~~~。

 

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