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香港での裁判が注目されていましたね。死に体の恒大集団(エバーグランデ)を助けるのか、破綻させるのか。
で、精算が決定。中国共産党政府も打つ手なしということなんでしょうが、この波紋は不動産、金融セクター共にかなり大きくなるんじゃないですかね。単に「大手の不動産開発業者が破綻した」じゃすまないと思う。
私が気になるのはもう一方の碧桂園(カントリーガーデン)で、負債額は恒大集団より多く、破綻リスクが囁かれていたのは同じ。そしてこの碧桂園(カントリーガーデン)はマレーシアのジョホールバルの「フォレストシティ」を開発している親分。
次は碧桂園(カントリーガーデン)かとも言われていますが、こちらだけ助けるわけにはいかないと思うのだけれど、中国共産党のことだから「こちらは助ける。助けろ」なんてこともあるのかもしれない。
でも金融界は戦々恐々としているんじゃないですかね。そしてこれが「世界の金融界」にどういう影響があるのか。かなり前から恒大集団(エバーグランデ)は危ないと言われていましたし、直接の被害がある西側の金融界、投資家は少ないと思うし、損切りすべきは損切りしていると思うのだけれど、中国の金融界そのものがおかしくなれば、当然、それは世界の金融界に波及するはずで、私も心穏やかではありません。
他人事じゃ済まない。
ま、どちらにしろ「恒大集団に精算せよ」と判決が出たわけで、これの影響を注視する必要があると思います。
さてさて、中国、どこへ行くのか・・・。