しかしまぁ、世界も日本も本当にいろいろとややこしいことが進行中ですね。
私としては「これが気になる」と特に踏み込んで知りたいと思うことってなくて、広く浅く見渡していたいって感じですかね。でも「メディアの言うことは信用しない」というのはもうこの10年以上思っていて、やっぱりネット上の専門家の話を重視するようになりました。
メディアが駄目な部分があるのは間違いがなくて、それは「ポジショントークが多い」という点。例えば私がいつもチェックしているTBSの「報道1930」って結構好きなんですが、さすがTBS(毎日新聞系)ですから内容が「完全に左寄り」なのね。パックンみたいなバリバリの左派は重宝されるのに保守系の論客はまず出てこない。でもま、それでも内容としてはまともな方で、あえて「左派リベラルはどう考えるのか」がわかって良いと思っています。
だから報道番組も一つだけ見ていれば良いってことはなくて、まぁ多くは左寄りだとしてもNHKや日テレのも一応チェックしています。
でもメディアも有名な評論家や学者が出てくる番組って「建前しか報道できない」のね。では、なぜあえてそれらを見るのかですが、それらを見ることで「プロガンダ」や「変な世論が出来る理由」もわかってくるから。
たとえば中国情報にしても、大手メディアは「中国が正式に発表していること」を中心に話すしか無い。出来事も様々な数値もそうで、「隠蔽している」「数字は盛ってあって信憑性がない」なんてことは【立場上言えない】のは良く分かる。そもそも「大量の一般人が政府によって虐殺された天安門事件」さえも【無かったことになっている】なんて嘘みたいですよね。これはアメリカの情報も同じで、「アメリカで正式に言われていること」を中心に話す。アメリカの主要メディアの「受け売り」と言っても良い。
だから実際に何が起きているのか、本質はなんなのかが我々には全く見えてこないのね。
特に最近、感じるのはアメリカ大統領選、トランプに関してだけれど、アメリカで報道されていること、そして「事実」を元に話すしか無い。まさか「アメリカの司法に問題がある」とか「選挙制度に問題がある」なんてことは絶対に言わない、言えない。
でもそれじゃ問題の本質が見えないのね。
例えばトランプは訴訟を多く抱えているし、判決も出ているけれど、「その事実を重視する」のね。これはある意味正しくて、それ以上のことを報道できる自由はない。でも「立候補者を立候補リストから外す訴訟」とか、「連邦政府マターのことを州の裁判所で判断した」とか、本来あり得ないようなことが起きているのね。予備選にしても「各州、制度が違う」ところまでは報道しない。
【裁判も選挙も公正公平だ】という【日本の常識】を元に話しているのもミエミエで、そもそもアメリカには日本の様な「戸籍もない」とか「選挙の登録を各州でも出来てしまう」とか、「裁判官や検事は権力者によって任命される」とか、「公正な選挙を担保できるシステムになっていない」とか、予備選挙も「党員だけが出来る選挙」と「誰でも投票できる選挙」があることも報道しない。
こんなところでもアメリカでは問題が出ていて、「党員だけが投票できる予備選」なら【結果も妥当だろう】と考えられるけれど、「誰でも投票できるケース」だと【(トランプを落とすために)トランプの対抗馬への票が多い】事が起きる。つまり民主党員が共和党の大統領候補を投票するようなことが起きるわけで(民主党の予備選挙も同日の場合、民主党の全得票数が低いという不思議なことも起きる)、そういう運動も起きていた。それも「州によって違う」し、選挙制度の違いによる「得票率の違い」を分析することも日本のメディアはしないわけですよ。そして「違う州に行って投票も可能」なんてことは「想像さえもしない」のね。
そういう問題を抜きにして「予備選挙を語る」なんてことは不可能なわけだけれど、日本の大手メディはそういうややこしいところまでは踏み込まず、「表面的な結果」だけから解説する。
だから2020年の大統領選でも「不正なんかあるわけがないだろう」という前提で報道するし、「不正が起きる危険をはらんでいること」さえ報道していない。
トランプの「機密書類の持ち出し」で訴えられていますが、その後、バイデンも同じことをしていたのがわかった。でもバイデンは起訴されない。その理由は「ボケているから」裁判をしても意味が無いと。バイデンのボケを司法が認めてしまったわけで、ではそのボケ老人が大統領で、核のボタンを持っていることは問題にならない。
とにかくなんでも良いからトランプを叩き潰す動きが顕著で、めちゃくちゃ状態。でもその細かいところは大手メディアは報道しない。
これじゃ「何が起きているのか」なんて全くわからないわけで、「なんであんなトランプみたいなキチガイ男に人気があるのか」なんてことになるし、そういう報道しか見ていない日本人は「トランプはキチガイ」としか思わない。
またトランプって政治家じゃなくてビジネスマンだから「口からでまかせ」「大げさなこと」も言うわけですよ。でもそういうのに慣れていない「真面目な専門家」はトランプの一語一句に振り回されてしまうのね。「ジョークに決まってるだろう」なんてことにも細かく反応してしまう。
でもそういうトランプの「怖さ」って間違いなくあって、政治家的な「公約、言葉上での約束、方針表明」がどこまで本当かわからないのね。「やっぱりあれは止めた」なんて突然豹変するのがトランプには許されてしまうわけで、日米安保や安倍さんがせっかく作り上げた「日米豪印クアッド(QUAD)」や「オーカス」もぶち壊す可能性すらある。
でもそうだとしても、私は今のアメリカだけではなくて、世界に必要な人だと思っています。たとえ日本にはマイナスだったとしてもです。
しかしまぁ、アメリカの報道を掘り下げたり、各地で何が問題になっているかを見ていくと、「アメリカが狂いだしている」のが見えますね。当然、アメリカ国民の多くはそれに気がついているわけで、だから「国を二分するような大騒ぎになっている」。「内戦は実際に起こり得る」という専門家までいる。これってまさかと思うけれど、なぜ「アメリカでは銃の保持が認められているか」が理解できない日本人には「なぜそんなことになっているのか」は伝わってこないし、理解も出来ない。
これは日本国内も同じで、メディアには「メディアの立場」があるし、「安倍・菅は叩いても、岸田は叩かない」なんて不思議なことが起きる。なおかつ「報道をしない自由」がメディアにはあって、都合の悪いことは報道しない。
本当にあっちもこっちもメチャクチャだと私は感じていて、でも「何が真実か」というのはやっぱりわからないのね。「メディアは嘘をついている。これが真実だ」なんていうジャーナリストや専門家が出てきても、当然、彼らは「主要メディアには干される」わけで、彼らの存在、主張も広がらないし、また彼らの言うことの真偽を確かめるのも簡単には出来ない。
私は高橋洋一教授を半端じゃなく買っているし、重視していて、彼がいなかったら日本は本当に大変なことになると思っているのだけれど、彼はメジャーなメディアからは干されているし、出演するメディアは限られている。ところが、各地の講演会では引張りだこだし、政治家の中にも彼の主張を重視する人は多く、政治家の研究会にも講師として出たり、政治団体の顧問もしている。でも「岸田政権は彼を無視し続ける」のね。小泉さん、安倍さんのころは懐刀の重鎮として活躍していたのも関わらず、【方針が違う】と無視され、抹殺される。
ユーチューブの高橋洋一チャンネルは「絶対に見ておくべきチャンネル」だと思うし、多くの政治家、評論家、学者、専門家も見ている様子。
ライブも非常に重要。
そして「主要メディアだけ見ていても何もわからない」のは世界中、どこでも同じ。
こんな中で、私達はどう考え、何を知り、どう行動するべきか。難しいですよね。
そして「偏向報道」「プロパガンダ」が溢れている中で、知りたいことって山のようにあるものの、「まとめ」なんて存在しないから情報集めも本当に大変。なおかつ玉石混交の世界。
でも世界で起きている様々なことを「この人はまとめてくれている」と感じるユーチューブ動画がありました。山口敬之氏ですが、彼は昔から有能だったと思うけれど、安倍さんに近い人だったこと、そして「痴情のもつれ」みたいな事件を起こしたことから、やっぱりメジャーなメディアからは無視されている。でも保守界では有名で信頼を置かれていると感じます。
山口敬之氏が様々なことをまとめてしゃべっていますが、「まさにこれが事実、そして今の問題点」だと私は思いました。腹が立つのも良く分かる。(笑)
私が特に気になるところは、アメリカの「米国務省のヌーランド次官」が退任した件で、このヌーランド女史こそがアメリカのユダヤ関係の政策に深く関係し、そして「強烈な反ロシア」で様々な画策もしてきたと有名な人。もちろん「ウクライナ問題」にも長く、そして深く関わってきたわけで、そのヌーランド国務次官が退任するということは、「アメリカの政策に大きな変化が起きている」と考えられるのね。
アメリカが「ウクライナとロシアの停戦に向けて動いている」情報はあったし、それは「ウクライナが大きく譲歩する必要がある」ことを意味するし、ここへ来て今までのウクライナ支援、反ロシアを先導してきた彼女が辞任ということは、もしかすると「停戦」の話も具体化しつつあるのかもしれない。彼女は「ロシアを潰す」様な動きをしてきた人だから、今、邪魔になりつつあるのかもしれない。
停戦なんてとんでもない大ニュースとなるわけで、米国務省のヌーランド次官の辞任を軽く見ていてはならないと思ったり。
その他、山口敬之氏が喋る様々なことは、私も賛同することばかりで、と同時に、彼が「腹を立てている」のも当然だと思うわけです。(笑)
でもま、これもまた「偏った見方」でしかないのかもしれない。
この「文化人放送局」というYouTubeチャンネルは「保守系」の人は面白いと思うはず。左派リベラルから見たら「バカの集まり」にしか思わないのだろうけど。(笑)
このチャンネルは「ライブ」が面白いと思うし、メンバー登録するとユーチューブが削除するような内容の際どい話、よりいっそう深い深堀りもあって良いと思っています。
それと「アメリカ関係のニュース」は「カナダ人ニュース」というチャンネルが一番だと思います。かなり詳しいし、一次情報も出してくれるから確認も取りやすい。
しかし様々なことの情報を取るのって本当に大変ですよね。
こういうのとは別に「経済、市場」の情報も取らないとならないし、情報元が少ないと「偏った情報になる」し、私はこれらだけで毎日4時間は費やしているかも。
「ここだけ見ればOK」というのがあればなぁといつも思っています。(笑)