冷凍庫が壊れた~~~~~~~~

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我が家には冷凍専用の冷凍庫があって、それは「洗濯場」においてあるのですが、フト見たら「床が濡れている」んですよ。

なんだろ?と思った瞬間、まさか冷凍庫から流れ出ているんじゃないかとピンと来た。

「大丈夫でありますように」と祈りながら冷凍庫のドアを開けて、パンパンに詰まった冷凍物に触ってみると、フニャフニャに解凍されている。(┰_┰)

すぐに頭の中を駆け巡ったのは「冷凍のインドマグロの大トロ、赤身」「アオリイカ」であり、「ズワイガニ」「刺身用トラフグの身欠」であり、「辛子明太子1キロ」。でも他に高価なものって思い浮かばず、せいぜい「有頭ブラックタイガー海老」とか。

大事なものだけ、2台ある大型冷凍冷蔵庫の冷凍庫に移そうと思ったのですが、そちらも満員御礼状態。

息子は「大事なものから食べちゃおうよ」と言いますが、1日2日で食べられるような量じゃない。

参りました。(┰_┰)

とりあえず、冷凍庫の電源や作動状況を調べたところ、「動いていることは動いている」のね。でも冷風の吹出口に手を当ててみても、冷たい風は来ているものの、「冷凍庫のそれじゃない」感じ。クーラーと同じで「ガス」が漏れたのかな。

まだ完全に解凍していないものもあるから、それからの冷気が回っているだけみたいな気もする。

冷凍物が解凍していたのは、【ドアが開いていたから】の可能性もなくはない。

どうしますかね。

私は意外に諦めが早くて、ま、食べられるものは食べてしまうにしても、今、冷凍庫は動いているわけだから、「再冷凍」が出来るかどうかに賭けてみようと思いました。でも「期待薄」であるし、再冷凍でも大丈夫かよとも思う。

駄目だったら、全部捨てるしかない。(┰_┰)

ヨメさんが「今から新しく冷凍庫を買えば間に合うかな?」みたいなことを言い出した。そして「同じ冷凍庫を買う?」と。

今の冷凍庫はゴールドコースト時代にも使っていたのと同じメーカー、同じ型番なのですが、これの欠点もわかっているのね。

三菱の160リッターの冷凍庫。

冷凍専用庫だけれど、ギンギンに冷えるわけでもなく、ネットで見たレポートでは「自動霜取り機能」が曲者で、それは定期的に温度を上げて「霜を溶かすだけ」で、庫内の温度変化はかなり大きいのがわかっている。だからこそ、冷凍庫内は引き出し式になっていて、温度変化の影響は少ないようになっているんでしょう。

そしてカタログ性能の「マイナス20度」というのは「維持されていない」のもそのレポートでもわかっていること。

でも家庭用の冷凍庫、冷凍冷蔵庫は全て似たようなもので、冷凍物でも「2週間以内に食べてください」なんてのはそういうことなのね。プロが使う冷凍庫とはわけが違う。

ヨメさんが「新しい冷凍庫を買う」ことに言及したのは、私にしたら大チャンスかもしれない。

何度もこのブログに書いていますが、私としては近年、日本でも流行しだした「小型の超低温冷凍庫」が欲しいのね。マイナス60度まで冷える冷凍庫ですが、小型で安いものも市場に出てきて、釣り好きや凝り性の人達の間に導入が進んでいる。またプロの寿司店もそうで、今までなら100万円以上するような冷凍庫だったのが、価格低下が始まり、安いものは10万円台でも買えるようになって、寿司店でも導入が進んでいる。

日本は良いなぁ・・・なんて思っていたら、そのタイプの冷凍庫はマレーシアでも売られているのがわかった。

それをブログに書いたところ、「どこで売っているのか教えて欲しい」と和食店から連絡が来たほど、やっぱり「利用価値は高い」のだろうと思う。

さてさて、これを我が家でも買うチャンスが出来たわけだけれど、ヨメさんがウンというかどうかはわからない。前に買いたいと言った時、「冗談じゃないわよ」とかなり怒っていたし。

根回しの仕方でOKが出るかもしれないけれど、この冷凍庫は上の写真から見てもわかるように「アップライト」つまり縦型じゃないから使いづらいのは間違いがないのね。昔から海外では冷凍専用庫ってこのタイプだけれど、上に何も乗せられないし、場所を取るのは間違いがない。

また本当にマイナス60度が必要かと言うと、それは一部の冷凍品に良いだけで、他の冷凍物も半年以上でも全く変化なく保持できるとしても、その必要があるのかは疑問。私にしてみれば、「普通の冷凍庫(マイナス20度が限界)」とそれこそ30リッターぐらいの「小さなマイナス60度が維持できる超低温冷凍庫」があれば完璧な状態で、冷凍専用庫をマイナス60度の冷凍庫と置き換えるのには抵抗がないわけでもない。

また「マイナス60度」ではなくて「マイナス30度」までの冷凍庫もあるのね。私はこれが一般的な「業務用の冷凍庫」だと思っていて、それでも良いのかもしれない。そもそも「マイナス60度」って別次元の冷たさで、冷凍庫の作動音も大きいし、消費電力も半端じゃないはず。

でもま、「置く場所は洗濯場」だし、それらの欠点は受け入れることは可能だけれど、欲しいことは欲しいものの、「そこまで必要か?」とも思うわけです。

どうしよう。

今の冷凍庫が壊れているとして、「修理屋を呼ぶ」ことも選択肢としてあるけれど、とっくに保証期間は過ぎているし、この中途半端な冷凍庫に「修理代を掛ける」のもなんだか嬉しくない。そして修理ができたとしても「前の状態に戻るだけ」で【我が家の生活向上には寄与しない】のも、なんだかチャンスを逃すような気がするわけです。

我が家は本当に冷蔵庫でも相性が悪いのか、日立の大型冷蔵冷凍庫も「買ってすぐに壊れた」し、何度も修理屋を呼んでも直せないという運の悪さ。修理屋は「日本製の日立冷蔵庫は良いぞ。俺のは日本製」なんて威張られたけれど、日本製は2倍以上の価格なのね。

それって他の電化製品も同じで、マレーシアでの普及型を買ったら「まるで使えなかった」とか「すぐに壊れた」なんことが頻繁に起こる。でも半端じゃなく安いのね。

そういう電化製品をだましだまし、修理をしながら「大事に使う」のが発展途上国の常だと思うけれど、日本人的感覚では「こんなのありか?」と思うものが溢れている。

やっぱり高くても良いものを買えば、結果的に長持ちするし、満足度も高いのだけれど、「それに固執して安物を作らなかった日本のメーカーは海外勢に市場を取られてしまった」という現実がある。だから今では「名前だけ日本のメーカー」で「中身は中国、東南アジア製」の安物も出回っている。でも日本のメーカーが責任を持って良いものを出しているのだろうと期待をしても、その期待は簡単に裏切られるのね。

「安物買いの銭失い」ばかりやっている私ですが(食料品も同じ)、ここから抜け出るのは簡単ではなさそう。

新しく買おうと思う「マイナス60度まで冷える冷凍庫」もそうで、「こんなに安く手に入るんだ?」なんて喜んで飛びつくとどうなるかは、簡単に想像がつく。

どうしましょうかねぇ。

 

 

 

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