AIを無視できない時代に突入しましたが、AI市場が今どうなっているのかの「概略」を知りたいと思っていました。
で、見つけたのがこの動画。
だからなんなんだよって実業から離れた年寄りは思うはずで、私も積極的にAIを利用しているわけじゃないものの、それは「年寄りにはまだまだ使いづらい」「必要な場面がわからない」だけのことで、AIなんかいらないということはないと思っています。
前にも書きましたが、トレードで使うチャートのインジケータをほんのちょっと手直ししたいと思っても、普通は「それ用のプログラミング言語」を習得して「自分で書く」しかありませんが、こういう「その時だけのこと」に時間を割きたくないですよね。時間を割いたところでボケも入っている老人にどこまでできるのかは疑問。
実際に数時間掛けても欲しいものは出来ず、ダメ元で「Chat GPTでプログラムが書ける」というので試して見たのは前に書いた通り。再びその時のことを書きますが、普通の言語で聞けばよいだけなので、以下のように聞いてみました。
I’m using tradingview to trade. I’m currently trying to figure out how to edit the script for XXXXXXX(やりたい内容)XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX. Can you help me?
10秒以内に答えは出て、それをそのままチャートのインジケータを作るページに飛び、「コピペ」したらちゃんと望んだ通りに動いたのに驚きました。なるほど、こういうことなのね、というのがわかった。
その30行未満のコードを見て、小さな変更を入れるのは簡単で、自分が欲しいものを手に入れることができた。
私はかなり近い将来には「もっと簡単になる」だろうと思っていて、それこそ私達がプログラマに話すように、「こんなのが欲しいんだよね~」とAIに話しかければいくつかのものを作ってくれるだろうし、その細かい調整も話し言葉で説明すれば可能になるはず。
これはAIで生成する「画像」もそうで、本のちょっと前までは「小さな変更さえ不可能」で、新たにいくつも生成して「その中から選ぶ」みたいだったのが、今ではもう「細かい修正も可能」になってきている。
そういう意味でも「AIは進化し続けている」し、各社どういう特徴があるのか、将来的にどうなるのかは上の動画を見るだけでなんとなく掴めるはず。
ま、歳を取ったジジーでもエクセルぐらいは触るのは普通の時代だし、またブログを書くのも「自分のためになる」と思うし、そこでもAIの出番はあるはず。また「収益化の自動化」もすでに起きていて、それに参入するハードルも下がるはずで、「AIに下書きさせて、自分で手直しをする」程度で完成度の高いブログは出来るようになるかもね。
私もAIに「書き直させる」ことによって「短く、要点がはっきりしたブログ」になるんじゃないかと思っています。まだそれを試していませんが、かなり近い将来、「そうしないと駄目になる時」が来ると思っています。
またブログの過去ログを全部読み込ませて、「ダボAIを作る」事が簡単になる時代も目の前にあると思うし、前にも書きましたが、ホリエモンや落合陽一氏は「自分AI」を作って「メールの受け答えや執筆をやらせている」と言っていた。そういう意味でホリエモンは「生成AIを使いこなして利用している」のがあちこちの分野に見えていて、彼のその手の話は注目に値すると思っています。
まさに【自分の全てを知っている「シャドーライター」みたいな存在】を誰もが簡単に持てる時代はすぐ来るはずで、私はそれが本当に楽しみです。
これからの時代は「AIを使いこなせない」とうまくないんでしょうね。
でもきっと難しく考える必要はなくて、AIが私達に近づいてくると思うんですよ。要は「ユーザーインターフェイス」の問題で、話し言葉を交わすだけで使える時代は眼の前。会社でも「クローズド」で自社のありとあらゆるデータを覚えているAIが、外部のビッグデータとともにそれを利用し、「会議の席でも重要な参加者」となる日も来るはず。
これを投資家目線で見ると、「AIの市場規模は大きい」とは思うものの、そしてCPUなりストレージの分野はこれからも伸びるはずだけれど、【AIの開発で儲ける企業】が脚光を浴びるかと言うとそうでもないだろうと思っています。開発競争は激しく投資金額も莫大なものになっているのは今でもそうだけれど、「その資金を回収して利益を出すのは簡単ではない」と思っています。
だからAIで言えば、エヌビディアみたいなメーカーが伸びるのはわかるものの、開発会社は脚光は浴びても「利益」という点では難しいものがあるんじゃないかなぁ。
つまり、AIを利用している個人や企業に恩恵がある時代になるってことだろうと。そして個人や企業とAIを結ぶサービス会社はこれからも出てくるはずだけど、やっぱり「AIを使うからこそ意味がある」わけで、個人も企業もAIを無視してはならない時代が来たと思っています。
10年後どうなっているか楽しみ。10年後は「完全なボケ」になっていないことを祈るばかりなり。(笑)