【スシロー@スリアKLCC】に行ってきた~~~~

古いエントリーが表示されているかもしれないので、是非、「投稿日」を確認してください

2月7日にオープンした「スシロー@スリアKLCC」に息子と二人で行ってきました~~~。\(^o^)/

そのレポートを書きたいのですが、正直なところちょっと困っています。

本当に私や息子が思ったことを書いて良いのかどうか。やっぱりスシローがマレーシアに上陸したのを喜ぶ人が多い中、そして期待も大きいでしょうし、すでに行って好印象を持つ人も少なくないはずで、皆さんの「腰を折る」ようなことはあまり書きたくないのね。

でもブログの世界の中では常識というか「悪いことは書かない」ケースは多いし、当然、「提灯記事」も多いし、意外にこの世界って「本音は少ない」と私は常日頃考えています。

どうしましょうか。基本的には「強烈な駄目だしの書き方はしない」ようにしようと思いますが、私の「本音を書かない」という選択肢はやっぱりないのね。

ということで、最初に「結論」を書こうと思います。ただし前提として、私は日本のスシローもシンガポールのスシローも行ったことはないし、私が求める寿司は「日本の最低ランクの回転寿司レベル」で全く問題がないのね。「良いものを食べたい」なんて一切、考えておらず、マレーシアという異国でネタの良し悪しも拘って考えるのは「馬鹿げている」と思うくらい。でもシンガポールのスシローのレポートを見ると「それなりの期待」はあった。

それを前提とした私の感想です。

◯ 全体としてまた行こうとは思えないレベルだった

◯ 我が人生で行ったことがある「日本の回転寿司」と比べると満足度は半分以下(同等な寿司があるわけがないのはわかっている)

◯ マレーシアの和食店(高級店ではない)のお寿司でもスシローより低レベルの経験はない

◯ マレーシアの回転寿司は基本的に行かないので、それと比べるとどうかはわからない

◯ ドンキのお寿司の「初期」の方が遥かに良かった

◯ ヨメさんの為に買おうと思っていたお土産はやめて、伊勢丹のお寿司を買うことにした

◯ 伊勢丹や中島水産(なかよし)のお寿司の方が間違いなく良いと思う

◯ 総じて握りは小さく、当然、ネタも小さくそして薄くてペラペラ

◯ 「これなら文句なし」というレベルのネタは皆無

◯ 「こういうのは食べたことがない」という残念なレベルのネタもいくつか

◯ 「これならまぁまぁ」と思うレベルのものもあった

◯ システムエラーが多発して注文ができないことが何度もあった

◯ 注文したものと違うのが来ることが何度かあった

◯ もしGrabfoodでデリバリができたとしても頼もうとは思えない

こんな感じでしょうか。

食べながら思ったことは「日本人の常識なんてマレーシアでは関係ない」「ターゲットはローカルの人達」「競争相手は既存の回転寿司」だという【アタリマエのこと】でした。だから「日本人としての期待は大きい」ものの、そんなのは全く関係ない、筋違いだということ。

そんなことはわかりきったことですが、「シンガポールのスシローの動画」を見ると、「マレーシアでも同じものが提供されるだろう」と想像していたのにそうではなかったことが非常に残念だと思いました。シンガポールの方が良いと思うし、でも「マレーシアのスシローはマレーシアの市場に合わせている」という至極当たり前のことをスシローはやっているのでしょう。だから「それぞれのお皿の価格」も思ったより安かったのはそういうことなんだろうと思ったり。

ですから、正直なところ「もう行こうとは思えない」のも、だから「スシローは駄目」ってことではないのね。ここはマレーシアであることを無視して「マレーシア市場に合わせたスシローの方針に文句を言う」ほうがおかしい。

とはいうものの、伊勢丹にしてもあちこちのスーパーにだしている「中島水産(なかよし)」のお寿司の方が良いというのはなんなんだ?とも思うわけです。せめて、彼らと「同等のお寿司」を提供して欲しかったし、ドンキのお寿司が最初はそこそこだったのがどんどん酷くなってきて今があるわけだけど、その今のドンキのレベルにスシローは合わせている感じがしました。

だから「ドンキより良いに決まっているだろう」という期待は完全に打ち砕かれて、ドンキとスシローと良い勝負、みたいなことになってしまっている。といいつつ、「最近のドンキ」がどうなっているのかはわからない。

私は行ったことがないのだけれど「元気寿司」という回転寿司があるのだそうで、息子いわく、そちらのほうがスシローより良いネタもいくつかあるとのこと。

ただ良かった点は「予約システム」を導入していることで、「店に行ってから30分1時間と待つことがない」のは素晴らしいと思った。店の前にはそれなりの人たちが集まっているけれど「立って並んでいる」というより「予約の呼び出しを待つ人達」という感じで(予約なしだと40分の待ち時間と電光掲示板に出ていた)、大混雑するようなことは起きていない。私達の予約は混雑する時間帯を避けて月曜日の14:30でしたが、店についたのは14:00頃で、予約の14:30辺りで入店できたのは良かった。15:30頃には店を出たのだけれど、その時点で店の30%ぐらいは空いている席があった。ただテーブルはそのままで片付けられておらず、店の前にはお客が待っているような状態。でもま、これは落ち着いてくれば解決することなんでしょう。

ただ「一組60分」という制限時間があって、のんびり食べているとすぐその時間は過ぎてしまう感じ。レーン上に回っているお皿が多いわけでもないし、「タブレットで注文するほうが多い」にしても、それが届くのに時間がかかることを考えると「60分の制限時間」はちょっと厳しいかもしれない。

私のレポートとしてはこれで十分かもしれませんが、これから写真も載せます。

店の感じ。混んでいるという感じはしない。でも席は満杯。回転も早そう。

レーンは上下にあって、上が「タブレットで注文したもの」で、下は普通に回っているお寿司。こういうのはスシロー各店と同じなのだろうか。シンガポールスシローの動画を見ると店の作りも全く同じに見える。

まず席について考えたことは、私が一番期待しているものから食べようということ。そして期間限定で出ている「スペシャル」。

ああ、まずは「お皿の価格」を書いておきましょう。というかメニューを載せましょうかね。1RMは大体35円。それに10%のサービス料と6%の税金がかかる。

まず、フェイスブックにも出ていた期間限定の「大トロ」。

大トロのスペシャルを一番最初に頼んだのだけれど、実際に来たのはこれ。写真では良くわからないけれど、「これほど薄い寿司ネタは見たことがない」と思うほどのペラペラの大トロ。「試食用」というのが正解だと思う。だから「スペシャル」というのはおかしくて、値段相応だと思った。「騙された感」がある。また寿司ネタは「シャリの上に乗せただけ」なのは全てにおいて同じで、レーンで回っているものも含めて「シャリから落ちてしまっているもの」も多数。

写真からはわからないだろうけれど、どれも「握りはかなり小さい」感じ。でもいろいろ食べられるので私はその方が嬉しい。でも「ネタも小さい、薄い」のはどれも同じ。

上のスペシャルの大トロではなくて、通常価格であるスペシャル価格の約3倍の大トロ。一皿に一貫だけですが、美味しさは普通の回転寿司の大トロ。かつてのドンキ、中島水産の大トロの方が美味しい。RM15.80に税金サービス料が乗って日本円で約630円。これなら「冷凍インドネシア産インドマグロ」の大トロを買ってきて、家で「大トロ三昧」したほうが幸せになる。

私としてはあったら嬉しいのが「アジ」「イワシ」「マグロ赤身」「マグロ中トロ」「イカ」「生ダコ」「穴子」「カンパチ」辺り。

アジ。見た目はまぁまぁ、水っぽくてアジらしい味はほとんどしない。冷凍ものなんでしょうね。海外では冷凍じゃないと無理なんだろうか。前に「長崎産」のアジをマレーシアで刺し身で食べましたがそれと同じだった。「売れない」からしょうがないのかな。これなら「ローカル産のアジ」の方が遥かに美味しい。

イワシ。食べるのをためらう感じ。臭さはなかったもののベチャッとしていて残念。この写真を見て、食べたいと思います?あああ、前に「刺身用冷凍イワシ」を買って食べましたがそれもアジに似て駄目だったっけ。アジでもイワシでもどんどん売れれば「冷蔵もの」を入れられるんでしょうが。美味しいイワシなら「吉成」で食べるのが良いと思う。

マグロの赤身。本マグロではないだろうし、これも握りもネタも小さく、美味しくないし、鮪の赤身が大好きな私でもこれをわざわざ食べに来たいとは思えない。やっぱりこれも「冷凍インドネシア産インドマグロの赤身」を買ってきて、家で食べ放題するほうが幸せになれる。この赤身がそこそこ美味しければ定期的にスシローに行くのもアリなんだけれど、本当に残念。

中トロ。これは「惜しい」と思ったレベルで、これさえどうにかなれば「スシローに来る価値はある」と思ったのだけれど、中トロらしさに欠けるのは見ての通り。でもロットによっては良いのかもしれない。これが「赤身」として出てきたら満足感はあると思うけれど、一皿一貫でRM10.80++(約430円)だから、マグロ好きだからと言ってこれだけバクバク食べると悲惨なことになる。(笑)

生ダコ。見てびっくり。握りは小さいのはもうわかっていることだけれど、生ダコが「ペラペラの薄さ」でこれも生まれて初めての経験。味もイマイチでペラペラだから歯ごたえも無い。本当に残念。

つぶ貝も「ネタの薄さ、小ささ」に驚いた。こんなのありか?

大好きな穴子ですが、もしかしたらこれが全体を通して一番満足感があったかもしれない。おかわりしました。ただし「平均点が低い中の一番」であって、これもわざわざ食べに来たいレベルじゃない。でも再度スシローに行ったら多分2皿(2貫)以上は食べることになると思う。

カンパチ。これは期待大だったのだけれど、高いわりにはカンパチらしい歯ごたえも無くデレっとしていて、残念。

その高いカンパチより美味しいと思ったのが、一段安いお皿の「ハマチ」。これは「及第点」だと思った。

大好きなイカだけれど、なんで「そこまで薄くする?」という薄さ。残念。美味しい美味しくないの前に、口に入れた時に満足感じゃなくてガッカリしてしまう。

期待していた「大きなホタテ」だけれど、大きいだけであまりにもブヨブヨと柔らかかった。でも味的には「標準」「及第点」かもしれない。

その他、気になるものをいろいろ頼んだのだけれど、イクラはまぁまぁかもしれない。でも写真からはわからないけれど、「普通、見たことがないほどの小粒」だけれど及第点。海苔が重要だけれど、海苔は問題なしと思った。

意外だったのが「ウニ」で、きっと「半分溶けてネチョっとしてアルコール臭い」のが来るかと思ったら、そこそこ食べられた。これは「今、ウニが高騰している」のに頑張っていると思った。「このレベルのウニを今後も提供できる」としたら良いかもしれない。

赤貝は「よくある回転寿司の味も薄い見た目だけの赤貝」よりは良いと思った。でもコリッとした歯ごたえなんかないのは「安い冷凍もの」の赤貝そのまま。でもこれはこれ以上のものを求めるほうがおかしい。全く期待していなかったから、大きさも十分でこれなら良いと思った。

赤海老は、まぁ、どこにでもあるのと同じのもので、美味しい部類だと思う。

その他、エンガワ、サーモン、サバを含め一通り食べたけれど、特筆すべきことはなく、「どれもマレーシアにある回転寿司のネタ」という感じ。そして上にも書いたけれど、かつてのドンキや中島水産には負ける。

また「ガリ」はベチョベチョで絞りたい感じ。「ワサビ」もイマイチで、自分の気に入っているのを家から持っていくのもありかもしれない。それと「お茶」も同じく。そして「握りが小さい」と思ったのだけれど、機械が握っているにしても「握りが緩い」感じで、寿司を箸で持ち上げるとかなりの確率で崩れる。小皿に入れた醤油につけるともっと崩れやすい。だから「醤油は上から掛ける」のが正解で、途中から全てそうしました。

息子と二人でこれだけ食べた。皿の枚数は多いけれど、「握りは小さい」、そして「一皿に一貫」というのもあったわけで、お腹がパンパンになるまで食べた印象はない。でも主だったところは一通り食べたし「スシローの全体像が見えた」と思うし、良かったと思う。息子とはほぼ同じものを頼んだけれど、「もう一度食べたい」と再度頼んだのはこの内の数種類だけ。

会計だけれど、合計RM357.40にサービス料10%、税金6%が乗って、RM414.58。約14000円。

これは「食べすぎた」のは間違いないにしてもやっぱり高いと思う。それは寿司そのものに満足できていないから。もし美味しかったら「激安」と思うのだろうけど・・・。

この値段ってそこそこの寿司屋(高級店ではない)で、十分2人前のお寿司を食べられる値段だし、伊勢丹や中島水産でスシローより美味しいお寿司にこの値段出したら「恐ろしい量」のお寿司が買える。ただスシローは種類が多いわけで、その辺りをどう考えるかですね。

私としたら今回のスシローに140000円を支払うくらいなら、そこそこの寿司屋(高級店ではない)で二人で20000円出せばまぁ満足できると思うし、そちらを選ぶほうが賢いと思うなぁ。いくら安くても美味しくなければ量を多く食べても満足感は無いし。またもしスシローへ行って「安いお寿司」を重点的に食べるとしたら、他の回転寿司でもいいかもしれない。息子が言う「元気寿司」にも行ってみたい。でも「そこそこ良いのは数種類だけ」だと息子は言う。

今回のスシローに「そこそこ良い数種類だけ食べに行く」と考えたらどうなんだろうか。う~~む、今のところは考えつかない。「また食べたい」と頭に浮かぶものは今の時点ではない。せめて「マグロはそこそこ美味しい」とかなら良いのだけど。またもし「アジ」が美味しかったら、それだけでも行く理由になるんだけれど、あのアジはもう食べたくない。あのアジならローカルのアジを買うなり、「吉成」のアジの方がよっぽど美味しい(季節による)。

ちなみに「かつてのドンキ」のお寿司。全く問題がなかった頃もあったのね。今のスシローよりかなり良いのはこの写真からもわかると思う。

その後の変わり果てたドンキのお寿司。これはデリバリだけれど、現物を見たらまず買わないレベル。

ただし、ただしですが、ドンキのマグロは保存(売れ残りが多い)や扱いに問題があるだけで、「もともとのマグロ」としてはスシローより上かもしれないと思うんですよ。それは他のネタでも言えることかもしれない。もしかしたら「ドンキを見直してみるいい機会」かもね。

ちなみに中島水産(なかよし)の大トロ。決して高くない。それは他のお寿司も同じで、中島水産は頑張っていると思う。この大トロは「シミ」が出てしまい高級店では出せない大トロだけれど、家で食べるのに何の問題があるわけでもない。

またこれはシンガポールのスシローの大トロ。

マレーシアスシローの大トロ。うーむ、写真じゃ違いがよくわかりませんね。実物は双方とも似たようなものなのだろうか。これで約630円。


ただシンガポールスシローのレポート動画を見ると、マレーシアのとは「別物」の感じがする。握りの大きさも違うような・・・。

スシローにはマレーシアでも頑張ってもらいたいけれど、私としてはちょっとがっかり。

ま、何か月か経てばスシローも落ち着いてくるだろうし、スシローにはスシローにあった「食べ方」はありそうで、諦めずにそれにチャレンジしてみましょうかね。

随分、変わってしまったドンキですが「エンガワだけは美味しい」とエンガワだけ買いに行く人もいるぐらいで、スシローも何か面白いものが見つけられるかもしれない。

メニューの中に「店内仕込み」みたいなのがあって、それは例えば真鯛だとすれば、「1匹を店内でおろして柵にしている」という意味で、その手のネタは比較的良いものがありそうですね。

やっぱり今回、一度行ったきりでスシローを語るのは早すぎるかもしれなくて、もう少し様子を見ましょうかね。

いつも美味しい必要もなくて、「たまに大当たりがある」だけで通う理由にはなるんだけれど、どうなりますか。

プラザモントキアラとパブリカに「鮨屋」というお寿司屋さんがあるけれど、高級店ではないもののそこそこ良いものを出すお店。あるいはSS15にある「寿楽」にしても、価格はそんなに高くないし、スシローに行くより何倍もの満足度があると思う。

マレーシアで寿司に重点を置いている和食店では「スシローのマレーシア上陸」に戦々恐々としていたのではないかと思うけれど、実態を知って胸をなぜおろしているかもしれない。あるいはこのレベルしかスシローにはできないのは読めていたのか。

お寿司を食べたくなったらそんなお店に行くのがやっぱり正解なんだろうと思った。でも私としてはやっぱり納得できる美味しいものをコスパ良く家で好きなだけ食べられる幸せを追求しようと思う。(笑)

スシローがマレーシアの寿司業界を大きく変えてくれると期待していたけれど、そんなうまい話はない、ってことなんでしょうね~。

でもドンキもちょっと前まではそこそこ食べられたわけで、スシローはその程度のお寿司は出してくれると思ったのだけれど、ドンキにできてスシローにはできないのかと思うと本当にガッカリです。でもそんなドンキも変わってしまったし、やっぱりマレーシア市場って難しいんでしょうね~。

でもそんなマレーシアでも私みたいにケチじゃなければ、良いものはそこそこあるのは間違いがないし、高級店に行けばほぼ日本と同じものも食べられる。

今年も「安物買いの銭失い」で頑張りますっ!! (^_^)v

 

「にほんブログ村」のランキングに参加しております。是非、応援のクリックをお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ ゴールドコースト情報へ