やっぱり中華は「昼間の飲茶」が良いなぁ Ming Room@Bangsar Shoping Centre

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シドニーから来ている次男坊家族と一緒の外食ですが、中華料理には2度行きました。

1度は我が家の定番で10年以上通い続けているサウジャナのTi Chen。ランチです。

私達がマレーシア事情を調査に来ていた2008年頃から、両親が健在だった頃から、中華というとこの店で、今まで何十回行ったかなぁ。

昔は本当に美味しくて安くて最高だったのだけれど、年月と共にTi Chenも随分変わって、高級志向になったり、恐ろしく高くなったり、味が落ちたり、美味しくなったり、また駄目になったり、いろいろありました。でもやっぱりTi Chenが好きなのは「サウジャナホテル」というそこそこ良いホテルの中にあって、いつも静かでゆっくり安心して食事ができることで、まともに歩けなくなった両親も安心して連れていける店であった。

シドニーの次男坊家族もマレーシアに来れば必ず一度はTi Chenに行くのが毎年のことで、今回も一族7人で行ってきました。

美味しいと思う。

で、食べるものって大体決まっているのだけれど、この店に行くのはほぼ99%は「昼時」で、皆が「点心好き」で、それにいくつか一品料理を足すというパターンはいつも同じ。

いつのころからか「ド定番」になって必ず食べる「スモークドダック」が相変わらず美味しいし、「牛肉黒胡椒炒め」、「豆腐の蟹餡かけ」、「蒸したタラ」なども定番。そしてやっぱり「点心」がないとなんか落ち着かない。点心も「ハーカオ=エビ餃子」「焼売」「糯米鶏」などのド定番が中心で、いつも食べるものはほぼ同じかもしれない。

でも飽きないし、「それらを食べたくてTi Chenに行く」って感じですかね。

シドニーからの次男坊家族も「美味しい」と喜んでくれたので良かった。彼らも必ず「Ti Chenに行きたい」と言うし。

そして今回、行ったのは結構好きな「Ming Room@Bangsar Shoping Centre」で、「Oriental Group」というKLには5,6店舗あるかなり美味しい中華料理グループの一つ。

ただし、今回は「飲茶、点心」ではなくて「一品料理中心のディナーの時間」に行きました。このお店の点心も美味しくて我が家では評判が良いのだけれど、我が家は「ディナーとしての中華」って、というか「点心がない中華」は殆ど食べないぐらいですから、たまには「一品料理づくしにしよう」ということに。

でもしょっちゅう行く店ではないし、ましてやこの店の「一品料理」は何が良いのかなんてわからないし、メニューを見ても選びきれないのね。でも注文を取りに来た女性も根気よく選ぶのを手伝ってくれてどうにか前菜、魚料理、肉料理、野菜、麺類などを頼むことが出来たけれど、「ハズレ」とは言わないけれど「あああ、こういう料理だったのか」みたいなものもあって、やっぱりどんな店でも「通わないと駄目」というのが良くわかった。

長男は一人で日本旅行に行ってしまっているのだけれど、彼がいたら随分変わっていたかもしれない。彼は友人と結構あちこちの店に行っているしこの「Oriental Group」の他の店にも行くみたいで、前回シドニーから次男坊たちが来たときも連れて行って接待した様子。私達家族で行くと「贅沢はほどほどにする」のが基本だけれど、長男は結構好きなものを食べている様で、次男坊も「この店はフォアグラが美味しいはずだ。他のグループの店もそうだったし」なんて恐ろしいことをいう。

わざわざシドニーから来て、マレーシアの食事を楽しみにしているのだから好きなものを食べさせたいと思うけれど、フォアグラだなんて聞くとやっぱり私はビビってしまう。(笑)

でもま、みんなの好みを聞いてそれなりに色々頼んだのだけれど、私が「激ウマ」で驚いたのがあった。

それはいわゆる「蒸し鶏」なんだけれど、これはマレーシアに来て食べた「一番の美味しさ」かもしれないと思うほど、私の好みの「ど真ん中」でした。私は「低温調理」が趣味で、もう10数年続いているけれど、そもそも低温調理をやろうと思ったのは「この蒸し鶏を作りたかった」からなのね。シドニーの次男坊も低温調理を始めたのだけれど、どうしてもこういう「蒸し鶏は作れない」と言っていた。それは私も同じで、「そもそも鶏も違うんだろう」という話で盛り上がった。

この蒸し鶏を食べるだけでもまた「Ming Room@Bangsar Shoping Centre」に来たいと思うくらい。

それとかな~~り美味しいと思ったのが「グルーパーの蒸し物」。こういう魚一尾そのままの料理ってよっぽどのことがないと食べないのだけれど、一族皆が集まり、シドニーからわざわざ(もういい加減飽きているはずの)マレーシアに次男坊家族は来てくれるのだから奮発することに。

本当に美味しくて、でも次男坊が「こういう蒸し料理は家でも作れるんだよね。熱した油が重要で・・・」とウンチクを言い出した。でもそれは私も同意見で、面倒だからやらないけれど、実は手がかからない料理の一つなのは間違いがないし、そのうち、家でもやってみようと思った。ヨメさんも台湾人の友人から「電子レンジで簡単に作る方法」を習ったし、是非、近々作ろうと思う。でも中華ってやっぱり「いろいろあるから良い」のであって、家で作るのが難しいのは、単品の問題ではなくて、多くの種類を作らないとならないからなんですよね。かつてはヨメさんも二日がかりで「一人で何品も中華を作る」ことがあったけれど、もうこの15年以上、家に人を呼んでパーティーもしないし、そしてマレーシアは「デリバリで何でも頼める」からヨメさんは一切手のかかる中華は作らなくなった。

でも私は「調理実験が好き」だから作ろうと思う。でもいつも「一品主義」というか、作っても一品しか作れないから、ヨメさんに文句を言われることがある。「共同作業をすれば良い」のだけれど、我が家は「夫婦でキッチンに立つ」と必ず大喧嘩が始まる。(笑)

そんなこんなで「Ming Room@Bangsar Shoping Centre」でのディナーは大満足だったのだけれど、でも「何か足りない感がある」のね。

それはやっぱり「点心」で、どうも私は「点心を好き過ぎる」のかもしれないけれど、中華というと「必ずハーカオ=エビ餃子を食べたい」と思ってしまう。「糯米鶏」も食べたいし、だからやっぱり我が家は「昼間の飲茶に一品物を何か足す」のがベストなんだろうと確認した。

だからまたこの「Ming Room@Bangsar Shoping Centre」に来るとしても、今までがそうであったように「昼間」に来ようと思う。そして「蒸し鶏」があれば、最高の昼食となるはず。

やっぱり「中華は飲茶!!」 (笑)

 

---(追記)---
 

次男坊家族はこれからバリ島でヨメさん側の親族が集まって年末年始を過ごすので、バリ島へ旅立っていった。

毎年次男坊家族がマレーシアに来てくれるのは本当に有り難くて、マレーシアに来ても「もう行きたいところもない」はずで、私達と会わない時間にはKLCCやブキビンタンで時間を潰し、マレーシアのローカルフード探索を頑張っている様子。

ロティチャナイやラクサの美味しさに目覚めたようで、またロティチャナイがなんと2リンギ以下で「安い!安すぎる!何十円だよ!!オーストラリアでは10ドルするのに」と騒いでいた。またホテルの近くに美味しい店を見つけたようで、何度も行っていた様子。

安くて美味しくて驚いたとこんな写真を送ってきていた。

また家族だけで有名な寿司店に行ったみたいだけれど、その店に関しては何も話さなかった。期待を裏切られたのかな?

しかし、毎年、必ずマレーシアに家族を連れて遊びに来てくれるのは本当に嬉しいし、有り難い。

でも小さな子供が一緒ってやっぱり我々も結構疲れるし、そして折角マレーシアに来てくれているのに「長い時間を一緒にゆっくり過ごすこともない」わけで、次回は「どこかリゾートで合流」、あるいは「Air B&Bで大きな家を借りる」とか、そして「距離感を保ちながら一緒にいる時間を増やし楽しむ」ようにしたいと思う。

我々と彼らの中間点というと、やっぱり「バリ島」が良いかと思ったり。また彼らは「どうせ長い時間飛行機に乗るのだから、タイでもベトナムでも良いよ」というし、そんなどこかで皆が合流するようなひとときを持ちたいと思う。

今後、そんな機会を多く持てることもないのだから・・・・。

 

 

 

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