お正月の私の楽しみの一つに「お雑煮」があります。お節よりやっぱりお雑煮が私にとっての正月の食べ物みたいな。
小さい頃から雑煮が好きで、というか実家の飲食店で使っていた「美味しい鰹出汁」で作る雑煮やお粥がすきで、それが食べたくて「具合が悪いからお粥を食べたい」なんて言っていた幼い頃を思い出します。するとお店の板さんが鰹出汁でおかゆを作ってくれたのね。本当にシンプルなお粥だったけれどあの美味しさは忘れられない。
お雑煮もそうで、我が家のお雑煮は本当にシンプルな「江戸流」というのでしょうか、鰹出汁に入っているものは、お餅、ササミ、エビ、カマボコ、三つ葉ぐらいで本当にシンプルでしたが、それが好きでした。
ヨメさんは九州出身で、彼女が普通に食べてきたお雑煮は私とは随分違っていて、結構具材が多いのね。
必ず入れるとヨメさんがこだわるのが「ハマチ」の様な出世魚で、それと里芋、大根も入る。でも味付けは私に合わせているのか「鰹出汁に凝る」感じですかね。だから「基本は同じ」ですが、当初はハマチや里芋、大根に違和感を感じた頃もありました。でも今は、「ダボ家流」みたいに決まっていて、これが日本のどの地域の雑煮に近いのかはわからない。
ただし今回は、鰹出汁は私が日本から買った「評判の良い鰹出汁パック」を使ったとのことで、正直なところちょっと残念な味でした。やっぱりああいう「美味しい出汁パック」というのも「出汁パックとしては美味しい」というだけで、ちゃんと鰹節から取った出汁とは雲泥の差があるのがわかった。ま、当たり前といえば当たり前なんでしょうが、ちょっとそれが残念。
そしてもっと残念だったのが、いつも家に常備している「冷凍の刻み柚子」がなかったこと。年末に買おうと持ったけれど「在庫切れ」で手に入らず。我が家は皆が柚子好きなので、柚子パウダーとか柚子風味のいろいろがあるのですが、やっぱり冷凍だとしても「刻み柚子」があるのと無いのとは大違い。
でも「三つ葉」があったのは本当に救いで、私は特に三つ葉好きですし、三つ葉がない雑煮は雑煮じゃないと思うくらいなので良かった。ゴールドコースト時代は家庭菜園で「周年栽培」していましたが、マレーシアに来てからはどうやってもちゃんと育たないのね。芽は出てある程度育つのだけれど、なぜかそこで止まる。
だから三つ葉が欲しい時には和食材輸入商が空輸したものを買うしか無くて、どうにか家で育てられないか今でもたまにいろいろ考えています。三つ葉って本当に重要で、お吸い物も三つ葉があるのとないのとじゃ大違いですもんね。茶碗蒸しも三つ葉が無かったら食べたいと思わないし。
また今回はヨメさんに「買って」と言われて買ったエビが、なんだかイマイチな冷凍の開いたエビで、なぜヨメさんはそれが良いと思ったのかは結局わからずじまい。それを雑煮に入れてもエビらしさはなくて欲求不満。普通にスーパーで売っているタイガーでもその方がよっぽど良いのに。
とまぁ、そんなこんなで今年のお雑煮は70点。でもそういう点数だというのはヨメさんには絶対に言わない。言えない。言えることは「美味しかった~~~」という一言だけ。(笑)
でもお雑煮ってやっぱり良いと思う。好きだわ~~。
これは仏様用。
私のはこれ。
あ、そうそう、今回のお餅は「丸餅」でした。日本に行っていた長男に連絡して買ってきてもらったものだけれど、いつもマレーシアで食べているお餅とは全く違う美味しさで驚いた。そもそも丸餅は関西系で、私は丸餅をまず食べたことがないのだけれど、なぜか今回は、ヨメさんの要望で「丸餅」にしたのだけれど、本当に美味しかった。
こんなに違うものなんですかね。
ただ餅好きの私がマレーシアで買うのは「サトウの切り餅」で、やっぱりこれじゃないと美味しくなくて、最近増えだした「越後餅」なるお餅は「安いのだけれど美味しくない」のね。でもそれを和食材輸入卸商もメインで扱っているし、「コスト削減」てのが至上命題なのはわかるけれど、「はんぺん」みたいな安いものでも「もっと安いものを使う」動きは残念だと思う。
そういう「ちょっとでもコストが安いものを使う」のは当然、飲食店がそう考えているから卸業者もそれに合わすわけで、客も板さんもストレスが溜まっているんじゃないかと思ったり。
お雑煮のお餅も、私は「サトウの切り餅」があれば文句無しなんだけれど、今回の「丸餅」はそれを超える美味しさで驚いた。別に特別に高いお餅でもなんでもなくて、長男が日本のスーパーで買ってきたものだけれど、日本の日本人はいつもあんな美味しいものを食べているのかと思うと、ちょっと僻みたくなってくる。
お餅やハンペン、そんなちょっとしたものが美味しいだけで家食もガラッと変わるのね。面白いと思います。
今年こそは「安物買いの銭失い」は止めたいと思うのだけれど、高いものは買えないし、安物はどんどん安物になっていくし、難しいですね~~~。
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