今、別宅として借りているこのコンドだけれどフルファーニッシュト。ありとあらゆる家具が入っていて、お皿からフォークスプーンまでなんでもある。ところがですねぇ、これが壊れると面倒くさい話になるのもわかってきました。
まぁ、何でも揃っているんだけれど、いわゆるどこ製かわからない安物ばかり。テレビもそう。だから自分が欲しいものは自分で買って使うわけだけれど、リプレイスは禁止。意味がわかりますかね。追加で買って勝手に使うのは良いけれど、備わっているものがたとえ壊れたとしても捨てちゃうとか、交換はできないのね。新しく買った物をコンドを出て行くときには置いていくと言っても駄目なんですよ。それの決定権はオーナーのみが持っていると。まぁ、言われてみればなるほどで、日本人みたいに間違いなくより良いものを買うテナントばかりじゃないし、もし良いものだとしてもそれが原因で将来事故が起きた場合、誰の責任になるのかとかややこしい問題があるんでしょうね。
今回は洗濯機が壊れました。フロントローディングの聞いたこともないメーカーの洗濯機。
これはこれで使えていたから良いのだけれど、作りがやっぱりおかしいのね。フロントのあの大きな蓋がガタガタ動くようになったんですよ。蓋と言うか窓というか、それを止めているヒンジが外れかかっていた。でもそのまま使っていたんですが、とうとうドアが外れてしまった。これじゃ洗濯ができない。
ヨメサンは簡単に、新しいのを買ってきてね、というけれど、そうはいかないのがわかっていたのでマネージメントオフィスに行ったんですわ。それが一昨日。
修理できるのか交換が必要なのかとか、どういう状態か彼らは(素人なのに)自分で調べようとするのね。ま、それが決まりなんだろうけれど、修理は無理だよと言っても信用しない。(笑) というか、買った方が安いはず。
で、明日、スタッフが見に来ることになった。つまりそれは昨日なんだけれど、待てど暮らせど誰も来ない。夕方に、誰も来ないけれどどうなっているんだ?と電話をしたら折り返し電話をしますという返事。でもやっぱり電話は掛かってこないし、誰も来ない。
毎度のこととは思いながらも、一体どうなっているんだ?と今日の朝、一番で電話をしてみたところ、もうスタッフを送って見る事はしないと言い出した。で、コンド専属のハンディーマンと言うか修理専門のおっちゃんがいるんだけれど、彼が直接行くことになったとの話。そうならそうなったと連絡してくれよ。
じゃ、彼はいつ来るのか?と聞いたら、「彼も忙しい」と言う返事。それは答えになっていないので「いつ来るのか?」と聞いたら「わからない」とはっきり言う。(笑)
どうせ修理は出来ずに買い替えになるんだろうし、そんなに高いものでもないから、自分が今日にでも買ってくるとわと言ったら、それは駄目だという話になったわけです。
壊れたものでもオーナーに所有権があるわけで、どうにか修理しろとか、買い換えるとか、それはオーナーが決めることなのね。私がもっと性能も良くてちゃんとしたブランドのものを買うと言っても、オーナーがそれを承諾しない限り、勝手に出来ないわけです。
でもテレビでも掃除機でも自分が欲しいもの、使いやすいものを買って使っているわけだから、どうにかする方法もあるのね。
それは、壊れた洗濯機はそのままどこかに置いて、新しく我々が購入した洗濯機を使うという方法。
でもそんなことが出来るわけないじゃないですか。洗濯機は大きいし、私の健康器具一つ、私の好きな低温調理をするためのお鍋一つ、ヨメサンは一切使わないミキサーでも邪魔だと文句をいう恐ろしい支配者が我が家にはいるんですから。
ということで、未だなんら解決しておらず、修理のおっちゃんを待っている状態。いつ来るかわからず。来たところでその場で修理できるはずもなく、再び洗濯が出来る日は遠い。(笑)
でもね、電話の話の中で、知っているスタッフだったので彼女にお願いしたんですよ。泣き落とし。
「頼むからどうにかして欲しい。As soon as possibleで。ワイフが私の顔を見るたびになんとShoutするか想像できるでしょ?」と。
そうしたら、わかったわかった。出来るだけ早くするから貴方はワイフのTake careをしっかりやってくださいと。(笑)
ま、ちょっと文句を強めに言ったけれど、最後はジョークで笑って終わらすのがオーストラリアでのお決まり。