糖質制限食の話から糖尿病、癲癇、アルツ、低インシュリンダイエットとどんどん話題が広がっていますが、まるで関係ない話が一つの糸で繋がっているのが面白いと思います。
そのキーワードはケトン体。これの説明は省きますので興味のある方は調べてください。またそれに関連して新たな話題として出てきたのココナッツ。面白いですねぇ。
で、アルツと糖尿病の関係を調べていく内に共通項があるのがわかってきました。面白いですね。嘘みたい。
コレに関しては2012年のためしてガッテンで放送された内容がわかりやすいと思います。その放送内容ですが(動画ではない)はここ(クリック)にあります。見やすいPDFはここ(クリック)。
重要な部分を書きますが
アルツハイマー型認知症。未だに完治させる治療法はありません。ところが近年、非常に注目されている予防法があるんです。カギとなるのは2型糖尿病。 アルツハイマー病になる危険性が2倍も高いことがわかったのです。当然その原因は「高血糖」!かと思いきや、実は、意外なものがこの病気に関わっていました。アルツハイマー病と糖尿病の関係を解き明かすと、そこから見えてきたのは食習慣が脳に与える影響。脳にやさしい食事が丸わかりです。
アルツハイマー型認知症 は、たくさんある認知症の原因の中で最も患者数が多く、その半分以上を占める病気です。 この病気を引き起こす原因はアミロイドβと呼ばれる老廃物。脳で作り出され数十年かけて脳にたまっていき、脳細胞の破壊の元凶となります。 このアミロイドβ、誰の脳でも作られるんですが、通常はこれを分解してくれる素晴らしい酵素があります。仮に「チョキチョキくん」と呼びましょう。 チョキチョキくんが正常に活躍できていればアミロイドβは次々に分解され、脳にはたまりません。ところが、体がある状態になるとチョキチョキくんは活躍できなくなりアミロイドβを分解できなくなってしまうんです!チョキチョキくんを邪魔する「ある状態」とはいったい何なのでしょう?
チョキチョキくんを邪魔する状態とは、ある物質が増えている状態です。その物質は食事をすると血液中に出てくるものだったので、和洋中の食事をとった後に、血液検査をしてみました。すると和食をとった人だけに圧倒的に増えているという結果が!ただし、和食が悪いわけではなくその原因はメニュー内容にありました。それは、おすしにうどんをいっぺんに食べたこと。ダブル炭水化物だったのです。 そう、チョキチョキくんを邪魔する者の正体はインスリン。本来なら血糖を片付けてくれるとってもありがたい存在です。それがアルツハイマー病を呼ぶ原因になるなんて…なぜ?
答えはチョキチョキくんの正体にありました。その名も「インスリン分解酵素」。インスリンはありがたい存在ですが、いつまでも働いていると低血糖になってしまいます。だから役目が終わったら分解されるべきものなんです。インスリン分解酵素は本業がインスリンの分解、アミロイドβの分解は副業。だから慢性的にインスリンが多すぎる状態になるような食生活をしているとインスリン分解酵素はインスリンの分解に大忙し。アミロイドβにまで手が回らなくなってしまうのです。慢性的にインスリンが多いのはどんな人なのか? 代表的なのは2型糖尿病と糖尿病予備軍です。
面白いですねぇ。
インスリンが多く分泌することで、それを分解しなければならない酵素は大忙しとなる。だからその酵素の働きの一つである「アミロイドβを分解する能力」が落ちてしまう。で、そのアミロイドβがアルツハイマーを引き起こす。そしてその危険が多いのは2型糖尿病と糖尿病予備軍。
ヤバイじゃないですか~~。
まずはやっぱり血糖値管理をするのが良さそうです。で、しっかり体質も変えましょうってことですね。体重も落として、バカ食いは止める。(笑)
血糖値管理をするということはケトン体に関係があって、そのケトン体が体内で作られれば、糖尿病、癲癇、アルツ、肥満、全てが良い方に向かうってことだと私は理解しています。って思っちゃうのも実は論理重視主義の陥る落とし穴?
ちゃんと見れるかどうかわかりませんが、このためしてガッテンの動画はここで見れるはず。
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