最近、ちょっとしたものでも通販で買う癖が付いたことはこの日記に書いていますが、もう2ヶ月ぐらい前でしょうか、小物を中国の業者に注文しました。
それは48個のLEDが点灯する携帯用中型ランタン。車の中に放り込んでおくだけで何かの時に役に立ちますから。もちろん懐中電灯としても使える。
それがですねぇ、たったの6.66ドル。それも送料込み。こっちで買えば3-4倍はするはず。
中国から安い小物を買いますとEMSの様なトラッキングナンバーがついた送付方法じゃないわけですよ。そんなことをしたら送付料金だけで商品代金の数倍のお金がかかりますから。
その代わり、1ヶ月ぐらいかかるのは普通なんですね。だから不要不急の物しか買えない。
しかし、これが待てど暮らせど着かないんですよ。どこでどうなったのか調べることも不可能。
中国の郵便事情も適当だと思っていますが、実はオーストラリアも似たり寄ったりなのね。最近は良くなりましたが。
そこで中国の業者に「どうなっているのか調べてくれ」とメールを書いたところ
「大変申し訳無い。返金します」という答え。
実はこういう小物の場合、行方不明、あるいは40日以上経っても着かない場合は返金するというのが常識の様になっています。
受取人がサインをするEMSじゃないですから、もし受け取ったとしても「受け取っていない」と文句を言われれば返金するってことなんですね。
ま、その辺は良識に任せるしかないわけですが、彼らの立場を考えると可哀想な気さえしてきます。
でもそういう安全弁がないと怖くて買えないのも事実。
ただし、それはネットでたまたま見つけた業者じゃなくて、eBayという世界最大の通販サイトを通して買ったということ。ここがポイント。
当然、それぞれの出品者、販売者の口コミがありますしそれを重視するわけですが、彼らはそこに悪い評価を書かれるのを極端に嫌います。ですから、今回のメールのやり取りの中でも、
「返金をすぐにしますから、悪い評価を書かないでもらえますか?」と二度も念を押されました。
またそういうメールのやり取りも直接ではなくて、eBayの中でのことでちゃんと履歴も残るんですね。だから言った言わないということは起こらないし、もし問題があればeBayが中に入って仲裁するシステムになっています。日本には有名なヤフオクがありますが、ヤフオクは売買の場を提供しているだけで、当事者間の問題には踏み込んでこないんですね。この違いって大きいと思います。
eBay、良いわ~~~。 (笑)
ちなみに金額の張るものに関してはEMSの様な送付方法を取ります。でも日本みたいに高くないからそれもOK。