10キロ痩せた~~~

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とありあえず、第一目標は達成! \(^o^)/

ダイエットをしようと思ったのはいつでしたっけ。7月に日本に行きまして、「人間って不摂生をしていると本当に死んじゃうんだ」という当たり前のことを目にしました。そんなことはわかっているはずなのに、なぜか自分は大丈夫のような気がするのね。

そして定期的に行っている医者のところで「糖尿病の可能性高し」と言われたのは大きなショック。とうとう来たかって思いました。今までは「私は予備軍~~~♪」みたいな、自分が健康体ではないことを誇るわけではないのだけれど、予備軍であるのが自虐的というか、謙遜するというか、そういう人間の感情と繋がっていることにも気がついた。

「ダボさんは健康で良いですね~」と言われて、「いやいや私も糖尿の予備軍だし、デブで高血圧だし全然駄目ですよ~」なんて返事をする自分に満足してるのね。どこか悪いのが当たり前で、健康であるはずがないというところになぜか安心感、人生あれもこれもうまくいかないのが当たり前でしょ?みたいな感覚。自分が健康ではないことを確認することによって「自分も普通なんだ」みたいに思う。歳を取ればどこか具合が悪いのは当たり前で、自分もそういう自然の摂理に乗っているのに納得しちゃうのね。

でも本当にこのまま行くと「老い」だけじゃなくて「死」というのも見えてきたし、戦わずに死を「選んだ」近親者の生き方に疑問を持ったし、なぜ将来が見えているのにそれを放置、受け入れようとする自分がいるのか不思議に思うようになりました。で、医者の「糖尿病の可能性高し」という言葉が切っ掛けで目がさめた感じでしょうか。

このまま行ったら間違いなく倒産すると気がついた中小企業のオヤジみたいなもんでしょう。(笑)

まずは血糖値を下げるところから始まりましたが、これは過去に何度も血糖値を上げないようにする低糖質ダイエット、いわゆるアトキンス式とかノーカーボダイエットとか言われるあれですが、それを何度も経験してきましたし、自分でも血糖値を計る機械も持っていて何をどう食べると(自分の場合は)血糖値が上がるのか、上がらないのかわかっていましたので、再び始めるのには全く抵抗もありませんでした。

で、血糖値が上がらないような食事をしていると痩せるのね。

副産物みたいなものですが4キロ痩せた頃に、本格的にダイエットをやってみようかと思うようになったわけです。それからはそれまで以上に血糖値を上げないような食事になりまして、やっぱり最初の頃はストレスがかなりありました。世の中には血糖値が上がるような食品ばかりで、どういうわけか脂肪の少ない商品はスーパーにも多く出ていますが、糖質が少ないものってまだまだマイナー。ローカーボと謳っている食品も成分表を見てみると「ローカーボじゃないじゃん」みたいなものばっかり。

いわゆるラーメンやウドン、パスタより日本蕎麦の方が良いですよ、みたいなもんで、本格的な糖質制限をしようと思うと本当に難しいのね。

でも世の中は私がかつて何度も糖質制限をやったころとは変わっていて、世界的に、あるいは特に日本の場合は糖質制限食に注目する企業も多く出てきて様々な商品が出ているのもわかりました。そしてネットを見ても糖質制限をしている人のブログは山のようにあって、情報も満載。これは助かりました。

そして不思議なもので、我慢をしながら糖質制限をしていたのが段々と我慢をしているという感じが薄れてくるのね。

これは以前にも感じたことなんですが、そもそもお腹が空いたと思うのはなぜか。これはお腹に何も入っていないという物理的なものと、血糖値が下がるとお腹が空いた、何か食べろと「脳が命令するのね」。この脳の命令は絶対的なもので、命を維持する根源的なもの。身体が使うエネルギーのほとんどは糖質から得られた糖分であって、特に脳は糖分しかエネルギーとして使えないと昔は信じられていた。ところが現代ではケトン体も脳のエネルギーとして使えることがわかり、それが常識となりつつあって、糖質を取らなくても生きていけることがはっきりした。

ところが困るのは脳で、脳は血糖が回ってきませんから「飢餓状態」だと判断するのね。だから「食え、食え」と五月蝿いわけです。ですから血糖値の上がらない食事で「物理的に」お腹をいっぱいにしてもなんか満足感がないんですね。これは料理の歴史を考えてもそれがわかるわけで、かつて肉食(血糖値は上がらない)が多かった欧米では最後に(血糖値の上がる)甘いもの(デザート)を食べることによって血糖値が上がり、「美味しかった~~」と満足をする料理をするようになった。ですから甘くないデザートは本来のデザートの役目をしていないのかも。(笑)

私が料理をよく作るようになったのは、自分で作るしかないからです。糖質制限とは何かをヨメサンに説明しても、どうしても古くからある考えを捨てられないのね。カロリーがどうじゃとか野菜がどうじゃとかそんなことばかり言う。カロリーや野菜も大事なんだけれど、もっと大事なことがあるわけですよ。でもその辺はちゃんと勉強しないとわからないし、ヨメサンに説明してもなかなか理解できないのね。白米じゃなくて玄米が混ざっていれば、あるいは16穀米とか混ぜれば良いだろう。ラーメン、ウドン、パスタはやめて日本蕎麦にするとか、ラーメンは食べても汁を飲まなければよいのよ、とか中途半端な、あるいは表面的なものしかわかっていない。

家で料理を作るのはヨメサンの役目という家が多いと思うのだけれど、そのヨメサンがちゃんと理解をしていない場合、糖質制限食はまるで意味がないのがわかります。糖質制限をしているという家の献立を聞いてみると、えーーーー?それが糖質制限?みたいな感じを良く受けます。

結局、巷で言われている井戸端話と同じレベルなのね。

そうなってしまう原因は簡単で、「毎日ちゃんと血糖値を計っていないから」にほかならないんですね。「この献立なら大丈夫なはずだ」と錯覚しているわけですから。でも計ればすぐにわかるわけです。「何を」「どのくらい」食べるとどうなるか、そして食べ方、料理の仕方でも変わってくるのは実際に血糖値を計ればすぐにわかりますから。

そんなことで私は自分でやるしかないと思って自分で料理するわけですが、まぁ、いつのも凝り性とはいうのがありますが、料理法の調べ方も自分で異常だと思うくらいです。頭の中には食べることしかないのね。(笑)

でもそれは「脳が食べろと命令を出し続けている」からなんだろうと思います。

でも慣れてくるんですよ。脳は「俺は飢餓状態だ」と思っていますから食べろ食べろと命令をだしますが、確かに糖分は潤沢に入ってこないもののケトン体が身体に回るようになると脳も落ち着いてくるんじゃないでしょうか。

アトキンス式、あるいは低糖質ダイエットの重要な点はここにあると思っています。

つまり、アトキンス式はかつて「食べたいだけ食べて良い」というダイエット法で、カロリーは全く関係ないと言われていました。実際に糖質を取らないと朝昼晩ステーキを食べても痩せるんですね。本当に不思議。

でも最近はやっぱりカロリーのことを言うようになってきましたが、カロリーに注意しなくても「脳の食べろという命令」が弱くなってくると自然に食事の量が減ってくるんですね。この時期が早く来ればこのダイエット法はかなり有効だし、食べたいだけ食べていいのねなんて本当にそんな食事ばかりしていると「痩せない」「停滞期がすぐくる」事になるんじゃないでしょうか。

私も以前は簡単に痩せられたのに歳を取るほど痩せなくなっていますし、なぜか尿に出てくるはずのケトン体もほとんど無い状態。ですから、今回やっと10キロ減になりましたが、今までなら15キロは減っているだろうし、なおかつ以前より糖質制限は厳しくしていてもこんな感じ。

ただ、この2週間ぐらいでしょうか、食欲そのものが減退したのと「あれを食べたい、これも食べたい」という思いもかなり減ってきました。今までの自分とは別人です。 (笑)

糖質制限食に反対する専門家は多く存在しますが、その理論的なことより、「そもそもそんな食事をしてまで生きていたくない」と思う人も多いはず。

でも慣れちゃうんですね~~。ここがポイントかな。

やっぱり何でも突き詰めてやってみると道は開けるってことなのでしょう。

ただ、極端な糖質制限が身体の為に本当に問題がないのかどうかという点に関しては、私はまだ疑問を持っています。巷では「炭水化物を食べると早死する」みたいな論調の医師まで出てきている時代ですし、彼らは「全く問題ない」どころかその方が良いと言うくらい。

ま、そもそも人類の歴史を振り返ってみると、現代のように炭水化物が多い状態ってこのせいぜい数千年の話で、それまでは動物を食べ、木の実を食べ、魚介類を食べるとか「炭水化物の少ない生活」が何十万年と続いたわけですね。それを前提に考えると、今のように誰しもがご飯を食べ、パンだパスタだ、芋だという時代のが方がおかしいのかもしれません。

人類が米や麦、あるいは芋、サトウキビを発見した時には「スーパーフードだ!」と感激したことでしょう。そしてそれによって、また「栽培」技術も手に入れ人類は爆発的に増えたのでしょう。でもそれって点滴をすると元気になるにしても、朝昼晩、点滴をしているような生活になったとも言える。ましてや精製されたものが氾濫していますから、点滴も「昔以上にもっと効きまっせ~」みたいな感じ。麻薬が世界にはびこっているのに似ている状態かもね。(笑)

ま、そんなことを考えあわせますと、糖質制限は絶対にうまくないとは思えないわけです。でもそれがベストだとも思えません。ただ健康体である人がそれをやる必要はないものの、(私のように)異常なほどのデブとか、病気を持っている場合には「厳しい糖質制限」をするべきだという考え方があっても良いような気がします。また逆に糖質制限をしたらうまくない病気もあるわけで、単純に良し悪しは言えないってことでしょう。

さぁて、とりあえずは第一目標の10キロ減は達成しましたが、これからどうしましょう。

10キロ減と言ってもその体重で安定しているわけではなくて、本日、初めて瞬間最大風速みたいな感じでの10キロ減ですから、この体重で安定するまでは続けようと思います。

で、それが確認できたら「厳しい糖質制限」を「緩やかな糖質制限」に変えれば良いと思っています。これがアトキンス式で言う「インダクション」から「オンゴーイング」に変えるという考え方なわけですが、アトキンス式の極端な糖質制限は大体2週間が目安。私の場合は2ヶ月近くかかったって事。 (笑)

まず何を食べたいか?

そりゃやっぱりお寿司でしょ。 (笑)

 

 
    

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