何故か無性に「鶏の団子鍋」を食べたくなったのでスーパーで鶏のミンチを買ってきました。
団子はいたって単純な味付けで、塩コショウ、酒、生卵、醤油を入れて練っただけ。
スープもこれまた単純に和風で行こうと思い、昆布、かつお節、椎茸で出汁を取りました(もちろんインスタント)。これを味噌仕立てにして、ごっそり白菜を入れてバクバク食べたいなと。
ところがですねぇ、基本的なスープを作って、まずは白菜の根元の部分だけ入れ、それに鶏団子を入れて味見をしてみたのですが、どうも納得がいかないんですよ。副食なら良いのですが、私はこれが主食になりますので、もう少しパンチがほしいと思いました。
となると・・・・・・・・
これしかない。ということでコチジャンと大量の韓国唐辛子、多めの潰したニンニクを投入。 (笑)
コチジャン風ですが、コチジャンの亜流は結構作っていますので感覚は掴めています。ニンニクもそれなりの量を入れ、でもコチジャンではお約束のトラン(里芋の茎)、ゴサリ(ワラビ)などの乾燥野菜はパス。その代わりに大量の白菜が中心。
これに全てのミンチを団子状にして入れ、火が通ってきた頃に白菜の柔らかい部分を大量に投入。戻した乾燥椎茸も。
またすごい量になってしまった。どうしても量の加減が掴めません。この半分もあれば十分なのに・・・
煮込んで行きますと良い感じになってきました。白菜の出汁って本当に美味しいですよね。
ここで味を整えて終わりにしようと思ったのですが、もう少し味に深みが欲しいと思ったんです。本来はここに少量の「納豆」を入れると私としては良いのですが、ヨメさんは納豆は大好きなのに納豆の匂いそのものはやっぱりすきじゃないみたいで(九州女)、では納豆と親戚の中国の「豆鼓」でも入れようかと思ったんですよ。でもそれもヨメさんは嫌うかもしれない・・・
なーんて考えていた時に、「俺を使え~~~~」と名乗りを上げたのが「海鮮醤」(ホイシンジャン)。あの北京ダックにも使われる味噌ですね。これなら隠し味に良いかもしれないと思いました。
ということで少量入れてみたのですが・・・・・・
中国は主張しすぎ~~~~~。変な味になってしまいました。
でも足したものを引くわけにはいかず、ゴマ油を回してこれで出来上がり。
ヨメさんがキッチンに来まして味見をし
「何これ~~~~~?韓国味なのか中華味なのかわからない変な味」ですと。 (笑)
私としては「日中韓友好鍋にしたんだよ」と答えるしかありませんでした。
やっぱり日中韓の友好って簡単にはいかないみたいですね~~~~。
でも糖質制限食としてはそこそこ。コチジャンの甘いのがちょっと気になる程度。
終わりっ!