久しぶりに中華火鍋を食べてきた

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一時期中華火鍋に凝ったことがあるのですが、最近ご無沙汰でした。

で、友人の中国人が始めた中華料理店でも火鍋があったのを思い出し、ヨメさんと二人で行くことにしました。

場所はオーストラリアフェアの横、ネラングストリートの海に近い辺り。店の名前は忘れた~。

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この店はオーストラリアフェアの中にある大型中華料理店トップワンの姉妹店なんですが、初めて行った時には「たいしたことはない」という感じでした。

でも今回の火鍋は良いと思いました。新しく出来た中華街に一軒専門店がありますが、あそこよりは良い感じ。やっぱりシェフがトップワンから来ているから違いもあるんでしょう。またスタッフが半端じゃなく良い感じ。流石オーナーのリンディが任せるだけのことはあると関心しました。ちょっと珍しいぐらいに「デキる」中国青年。

また火鍋ってどこの国でもそうですが、具材が「どこにでも売っているような冷凍食品」である場合が多いと思うのですが、ここの具材はトップワンと共通のものがあるんでしょう。具材としてワンタンを頼みましたがやっぱりそこらの冷凍品とは違うと思いました。

でもねぇ、やっぱり高い。

これって中華街の火鍋専門店もそうなんですが、具材を1つずつ注文すると結構な金額になるのね。でも食べ放題で頼むとかなり安くなる。ところが昨日行った店には食べ放題の設定はない様子で、肉じゃ野菜じゃなんじゃかんじゃと頼むと、良い値段になっちゃいます。

昨日は二人で90ドル。酒代も入っていますが、これって我が家では気楽に出せる金額ではなくて、また火鍋でも食べるか?とは簡単に言えません。残念です。

ではこれと似たようなものを自宅で作れないか?ってなことを考えたわけです。 (笑)

スープは二種類。両方共鶏ガラと豚で取ったスープ。一つは白濁していて、もうひとつは上海風の辛いスープですが、基本的には同じもの。

この赤いほうですが、スープを味見した時に、遠くに「肉骨茶」の味を感じました。これなら作れそうです。白い方はもちろん問題なし。

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具材はこんなもんで、これもどうにかなりそうです。点心類ですが、それはお気に入りの冷凍モノをいくつか揃えればどうにかなる。

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問題はこれですね。ツケダレ。自分の器によそったスープにこれを混ぜるわけですが、右はゴマダレで左はフールー(腐乳)です。

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これを日本風に作ってしまうと、日本の味になっちゃうんですね。で、そういう中途半端なことをするなら日本の寄せ鍋のほうが良いねってなるわけで、中華としての火鍋を作る場合は、こういう調味料で味を出さないと駄目だと思うんです。

我が家にはフールーなんてありませんが、これって鍋のスープに混ぜて食べるとかなりイケますので、我が家でも常備することに決定。問題はゴマだれ。これって日本料理のとはやっぱりちょっと違いますので、流用はできないと思いました。できるかな?でもま、安いもんですから中華食材店でこれを手に入れても良いかと。

本当にケチなオヤジでお恥ずかしいのですが、食べたものを思い出しながら試算してみると、飲み物を入れて90ドルだとして、それを自分の家で作ったらとんでもなく超豪華なものができるはず。あるいは同じ内容なら半額以下。

問題は手間賃。(笑)

私の時間給は一時間500ドルですから、とんでもないコストになっちゃいますね、なーーんてことはなくて、時間給はゼロですから、トライする価値はあると思いました。

しかしケチ臭くなったもんだと自分でも呆れます。主婦ならまだしも、いいオヤジが、「これって家で作ったらかなり安くできるんじゃない?」なんて考えるのですから。その点、我が家の主婦の方が腹が座っておりまして、きっと「こういうのは外で食べるから良いのよ」というはず。ま、そりゃそうでしょうね。敵は稼ぐことは全く考えていませんし、やりくりするのも私ですから。orz

それとですね、どうして自分の家でやってみたいかの大きな理由があるんですよ。それはクアラルンプールにある「田園」でしたっけ。火鍋専門店があるのですが、そこのスープがなんと「お粥」なんですね。あれは美味しいと思いました。かなり美味しい。

ところが田園も具材は大したこと無いんですね。スーパーで売っているようなものが中国式に無造作にドサッと盛ってでてくる。ああいうテーブルに並んだ時の見た目を一切考えない料理って私は好きじゃなくて、「ほら、食え!」って餌でも出されたような気分になります。

ですから自分の家で作るときには、もしかしたらもっといい感じに出来るような気がするのです。お粥を使うというアイデアは素晴らしいですが、それ以外になにか特別なものがあるとは思えませんし。

ただ、忘れられないことがあります。豚肉を頼んだのですが、豚肉が皿で出てくるときに、それにゴマ油が掛けてあったんですよ。これって私としては「え?」ッて思うわけです。だって焼き物ならわかりますが、鍋物ですよ。ゴマ油をかけてあったところでそれを鍋の中に入れれば、散るだけでしょ?

と、思ったのが大間違いで、鍋の中で泳がせてから食べると、ちゃんとゴマ油の味が乗っているんですね。へーーと思いましたし、これは真似すべしだと。(笑)

その時の写真。左のがゴマ油がかかっていた豚肉。しかしこの右の皿の盛りつけって素晴らしいですよね。ひっくり返りそうになります。(笑)

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これはクアラルンプールのSS15にある「かなり」美味しい蟹を出すお店(BeeHo美好海鮮火鍋之家)の具材。よーく見ると、自分で揃えればもっと気が利いたものを出せますよね。

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でもクアラルンプールの場合はなんせ値段が安いですからしょうがないと思いますが、もしこれで値段が高かったら私はパスしたいと思います。逆に、高くても良いからへ~~~と思うような火鍋を食べてみたいです。

さて、自分の家で作ったらどんなものが出来るのか・・・・。

きっとヨメさんに相談したら「あんた、バカじゃないの?」って言うんだろうなぁ・・・。

実はですねぇ、昨日のこの食事ですが、言い出しっぺはヨメさんなんですよ。

「二人だけで食事に行かない?」ですと。

こういうことは滅多に言わない人ですから、私はドキッとしたわけですよ。「もう、貴方とは一緒にやっていけない・・・」なんて話が出てくるんじゃないかと。(笑)

でもさにあらず、帰ってきてから「たまには二人だけで食事に行こうね~~~~」なんて上機嫌。 (笑)

 

 
    

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