KL在住の日本人グループが行っている「ボランティアマッチングクラブ」にお願いしてKLを案内していただいたのですが、待ち合わせはTTDIで朝9時でした。
ホテルはブキビンタンで、そこからどうやって行くのかもわからずホテルのタクシーで行くことにしました。
待ち合わせの時間に遅れるわけにはいかないので、まずホテルのロビーにいたドアマンに聞いたんです。「TTDIに行くにはどのくらい(時間が)掛かるか?」と。すると「TTDI?」と変な顔をするんですよ。TTDIで通じないのかと思って、「ワンウタマの近くにあるTTDI」と言ったら「ああ」みたいな感じで「15分かな?」と言うんです。
でもこちらとしては「この時間帯に」ってのがあるわけで一般論を聞いているんじゃないのね。でも彼はそこまで気を利かしてくれないので「この朝の時間は混んでいるんじゃない?それでも15分?」と聞いたら「30分ぐらい・・」と怪しい答え。でもま1時間は掛からないだろうと思って、8時15分ぐらいにタクシーに乗り込みました。
「TTDIへ」と言いました所、「え?」ってな感じ。ドアマンと同じ反応なんです。
おかしいなぁと思いつつ、再び「TTDI」と言ったのですが、ドライバーは車の窓を開けて配車係の男性に、こいつらどこに行くんだ?みたいな話をしている様子。
なーるほど、我々はTTDIというけれど地元の人達は違う言い方をするのかと思い、「Taman Tun Dr Ismailのウェットマーケット」と言いましたら「わかったわかった」とタクシーは走りだしました。
気さくな運ちゃんでいろいろ話をしていたのですが、どうもTTDIの呼び方が気になって、「ローカルの人はTTDIをなんて呼ぶの?」と聞いてみたわけです。するとその答えは「TTDI」ですと。(笑)
じゃぁなんで我々がTTDIと最初にいったのにわからなかったのかと聞きましたところ、「観光客が行くところじゃないので聞き間違えだと思った」と。
思わず笑っちゃいましたよ。彼は「その場所に着いてから【ここじゃない】と言われると困るから」と言っていました。
さすがに8時過ぎのブキビンタンは混んでいて、ほとんど車が動かないような状態。それでもどうにか約束の9時ピッタリにTTDIに着き、ボランティアのご夫婦と会いました。初対面です。
ところがですねぇ、あった瞬間、どうもすいませんと謝るんですよ。え?と思ったらなんと「今日は年に一度の休み」とのこと。これまた偶然にしては素晴らしい確率です。(笑)
どうも休みというより「掃除の日」とのこと。でも豚売り場はやっていたので良かったです。私が見たかったのはまさに豚売り場でしたから。
お客さんは数えるほどしかおらず、普段は人で溢れかえっているとのことで、返って年に一度の掃除の日で良かったかもしれませんでした。
日本人御用達の肉屋さんで、マイケルという店主。愛想が良いのが印象的でした。
「シャブシャブ用の肉」も切ってくれるそうで紙に書いて渡して、ブラブラ他の買い物をしている間に用意してくれるとのこと。
私としてはそういう肉じゃなくて、ブロックで特定の部位が欲しいのでどんな言い方をするのかが気になりました。ということで壁に貼ってあった料金表を撮影。
先ほどからこの表とにらめっこを30分ほどしつつ、ネットでいろいろ調べてみましたがやっぱり簡単には通じない気がします。欲しい肉はネットで画像を探して、それをプリントアウトして「これが欲しい。これを何と言うのか」聞かないと駄目ですね。でも楽しみです。
料金は見づらいのですが、よくよく見てみますと一番高いのが「バラ肉のスライス(花肉切片)」なんですね。テンダロイン(肉眼だと思う)より高い。そして日本でもオーストラリアでもメチャクチャ安い軟骨(軟骨排)も結構いい値段。面白いと思いました。よく食べる部位が高い。
この後に上の階に行きましたが開いているお店はなく、皆さん一生懸命掃除中。(笑)
ひと通り場所だけ見てきましたが、かなり面白そうな場所で、結構来ることになりそうです。
本当に楽しみ~~~~~。
タクシーの運ちゃんですが、中華系でかなり話し好きでいろいろ話していたのですが、ちょっと気になる話題をわざと振ってみました。「ブミプトラ」です。温和な彼が話しだす内に段々と興奮してきてああじゃこうじゃとブログには書きづらい内容のことを話しだしました。
彼らがマレー系をどう思っているのか、そんなことを聞くとマレーシアの実態が少しずつ見えてきてこれまた面白いと思いました。