全く、新しいものには飛びつく性格もここまで来ると自分でもいささか呆れてしまいます。
でもねぇ、良いと思ったら試さないとぉ~~。(笑)
新しい食材とは何か。それは「コンニャク粉」です。
この数年に日本では「おからこんにゃく」というのが流行っていたんですね。全く知りませんでした。
コンニャクは食物繊維ですし、カロリーは無いに等しくて糖質も無い。だから糖質制限にはばっちりですし、ダイエットの必需品とも言われるような食材。食べても美味しいですし。
ただ、コンニャクをコンニャクとして食べるのではなくて、いや、もちろんそれでも良いのだけれど、コンニャク粉を添加物として使う方法があるってことなんですね。
大豆粉やオカラ、オカラ粉を使っていて困ることは、小麦粉みたいにまとまりがないってこと。だから小麦グルテンを混ぜたり、増粘材として使えるサイリウムハスクを混ぜたり、あるいはグアーガム、キサンタンガムなどを使うわけですよね。
で、コンニャク粉もそれと同じように使えるということ。
代表は「オカラコンニャク」(鶏肉みたいな感じになるらしい)ですが、そういう作り方とは別に凝固剤であるカルシウムを使わずにコンニャク粉を増粘材として使えることがわかってきました。例えばハンバーグを作るときにパン粉も卵も使わずにコンニャク粉だけ混ぜてもしっかりまとまるらしい。またオカラで「お好み焼き」を作る場合、うまくまとまりませんが、こういう時にもコンニャク粉を混ぜればしっかりまとまるとのこと。
強者はコンニャク粉と大豆粉で麺を作るらしいですね。私にはそこまで出来ないと思いますが、増粘材として簡単に使えるのは嬉しいと思います。
またコンニャクは水溶性食物繊維ですから、これが腸内細菌のエサとなる。このへんに関しては最近の日記に随分書いていますが、どうにか食物繊維の摂取を増やしたい私としてはやっぱり試さずにいられません。
この手のものはいろいろあるわけですが、やっぱり「食べて美味しい」のが何よりも重要ですし、コンニャクなら基本的に嫌いではないし、面白いと思います。ただ本来コンニャクが入っていないものに入れるわけですから、コンニャクが入っていると気が付かないような出来上がりにならないと困りますよね。そういう意味でも増粘材として使った場合、あるいは「オカラコンニャク」でさえも、味付けの濃い料理にするとコンニャクだなんてわからないケースがあるということ。
そんなことを聞いて、試さずにいられるわけもなし。(笑)
ああ、自作コンニャクって結構美味しいらしいですね。ゴールドコーストの友人に「料理研究家」がいるのですが、彼女はたまに「刺身こんにゃく」を作って持ってきてくれます。それが美味しいんですわ。
ま、そんなこともあって、また楽しみが増えました。
買ったのはこれ。アマゾンからです。
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コンニャクを固める場合には凝固剤(カルシウム)が必要なわけですが、それが「貝殻由来」のものであるのを選ぶのが大事なポイントらしいです。味が全く違うとのこと。