KLに着いたらまずは何を食べる?やっぱり肉骨茶でしょ~~

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KLに到着し、ホテルはワンワールドにチェックインし、時計を見るとちょうど6時頃。

さて、晩御飯はどうする?

美味しいものがどこにでもあるKLですし、ワンワールドホテルの隣はワンウタマショッピングセンター。お店は山のようにあるし、さてどこで何を食べるべきか?

今回は長男と二人だけの旅行ですが、同じゲテモノ食い同士で話はすぐにまとまりました。

「やっぱり肉骨茶じゃない?」

「だよな」

ってなもんで以前、ワンウタマの中で食べた肉骨茶の専門店に直行。

ところがですねぇ、見つからないんですよ。ワンウタマは巨大だし何がどこにあるかわからないし。でもその肉骨茶の専門店の場所は大体覚えていて、あの中国の漢方薬とか食材を売っている大きな店のすぐ横。

ところがですねぇ、無いんですよ。

おかしいなぁ、おかしいなぁと行ったり来たり同じ場所を何度も通り探したのですがわからず。そこでネットにアクセスし、ここで諦めてなるものかと探し、やっとのことで見つけた。

聞いてみるといつのことかわかりませんが、店は移転して新しい場所に移ったと。

前の店より小奇麗で、でもちょっと狭くなったかなとは思ったものの、同じ店なのは間違いがない。

結構メニューがあるのですが、私にしてみると肉骨茶って労働者の食べ物で気取って食べるものじゃないし、その良さを満喫したいので、私は「豚足、豚足」と騒いでおりました。(笑)

メニューを見ると同じようなのが3種類。でも聞いてみて驚いたのは、日本で言う「豚足」がないんですね。豚足っていわゆる蹄の部分ですが、いくら肉骨茶でもそこは食べないのかもしれません(笑)。彼らが使うのはいわゆる英語で言うHockなんですね。すねの部分とでも言うのでしょうか。

で、3種類のそれの説明を聞いて私が選んだのは「肉が少なくて皮が多い部分」。豚足が美味しいのはやっぱりあのゼラチン質であって「肉そのもの」じゃないですよね。ウエイターいわく「これは皮が多い部分ですよ?」というのに私はニタニタしながら「ウンウン、それを食べたい」と注文しました。これって足首の部分ですね。

また肉骨茶といえば肉じゃなくて「ホルモン」、いやあえて言えば関西で言う「放るもん」が私たちは美味しいと思っていて、内臓を何種類か頼みました。でも肉も・・・と思っていわゆる「角煮」も。それと油條。スティック状の揚げパンですね。

ワクワクしながら待っていたのですが・・・

ぱっと見た目はまるでインパクト無し。メニューの写真と随分違うんでないかい?みたいな。

食べてみてもインパクトがないんですね。でも本来の肉骨茶ってどうあるべきかなんてのは私にはわからないのだけれど、メルボルンにも美味しい肉骨茶があったという長男も同意見で、なんだか物足りないねぇということで一致。

特に美味しくないどころか、これなんだ?と思ったのがいわゆる角煮。こりゃないだろう~と思った。

でもま、大腸、小腸、胃などはまぁまぁ。

ビールを二本頼みまして、なんだか満足しないままにマイタン。お会計は150リンギット。うーーむ、なんかイマイチ納得できません。ビールが二本で60リンギット弱ですから酒が高いマレーシアではしょうがないとは思うのですが、小さな器に入った肉骨茶を4品、味付け卵と油條でこの値段はないと思いました。なんせホルモンの肉骨茶なんですっから。

日本には肉骨茶の専門店ってあるのかどうかしりませんが、ホルモンに関しては五月蝿い大阪で、この料理をこの価格で出したらすぐに潰れると思いました。ま、マレーシアで酒を呑んだら「罰金をとられる」と考えるべきなんでしょうね。(笑)

このワンウタマの店の肉骨茶がどういうレベルの肉骨茶か全く我々にはわかりませんが、もしこの店の肉骨茶が「良い肉骨茶」だとするのなら、もう二度と肉骨茶は食べなくてもよいと思ったくらい。

息子と、肉骨茶は「クラン」が有名らしいので、いつか言ってみようぜと話しをして終わり。この店に再び来ることは多分、無い。

さてさて、なんとなく欲求不満状態で、その肉骨茶屋をあとにし、「さて次にどこに行く?」という話に。(笑)

やっぱり鼎泰豊しかないでしょ?だよな?とここでも話は一致し、そのまま鼎泰豊へ。

ただお腹がペコペコでもありませんから、とりあえず小籠包10個と、辛味ソース仕立ての「鶏の蒸し物」にしました。私も息子も海南チキンに似た「紹興酔鶏」が好きなんですが、写真で見るとこの辛味ソース、いわゆる担々麺みたいにピーナッツが入っている辛味ソース仕立てなのですが、今日はそれにしました。

「うめ~~~」なんて二人で言いつつ食べていましたが、箸が進むに連れ、やっぱり紹興酔鶏のほうが良いかも。じゃぁ頼む?いやいやもう食べれないと今日は断念。それだけ食べてマイタンで、支払いは40リンギットかそこら。そんなもんですね。二品しか食べなかったんですから。

味はやっぱり鼎泰豊らしく上品で薄味系。マリオットの上海と同じ系統だと思うのですが、だとすれば上海のほうが美味しいと思います。野蛮人の私としてはしっかりした味付けのドラゴンアイのほうが好み。しかし鼎泰豊って美味しいけれど、ゆっくり食べて飲んでって店じゃないんですね。シドニーの鼎泰豊は酷いもんで、席につく前から注文をとって、席についたら「すぐ食え。そして早く出ろ」みたいなセカセカした店。そんな感じはどこの鼎泰豊でも感じます。そういう意味でもやっぱりマリオットの上海は良いと思うのだけれど、あそこで食べて飲んで好きなようにしたら一人1万円は軽く飛ぶ。(笑)

さてホテルに帰って寝るか・・・となるのが普通の親子かもしれませんが、KLに着いた初日にこれで終われるわけもなく、一番最初に行く予定であった、ワンワールドホテルの中の和食店「蔵」に行きました。

ここでおつまみをつまみながら「日本酒」を飲んで、酔っ払って寝ようぜという予定。

ところがですね~、寿司カウンターに二人で並んで座って、いわゆる酒の肴になるような「あん肝」とか「ゲソの唐揚げ」、「小アジの揚げ物」とか頼んで、私の大好きな日本酒の「上善如水」を飲みながらお喋りをし、明日からの計画の確認をし、適当に酔っ払って寝ようと思っていたんですよ。

ところがですね、寿司カンターに座っていますから、目の前に刺し身などが入ったショーケースがあるんですね、それが嫌でも目に入る。

それを見ているうちにですね、どうしてもこのまま黙っているわけにも行かないと私は思うようになって、爆発。(笑)

カウンターの中には日本人の板前はおらず、チャイニーズマレーシアンでしょう。彼らが一生懸命やっています。

一生懸命やっているのはわかるけれど、私は思ったんですよ。日本人として黙っているわけにはいかない、と。

日本の文化、伝統を侮辱されては我慢が出来ないって。

くだらないこだわりかもしれないけれど、私も商人の端くれとして生まれ育って、職人が何にこだわり、何を悩み、それが何十年何百年続き、そして積もり積もって、日本人が頑張った結果としての和食の文化を冒涜されたと感じたんです。

これは黙っていてはいけないと。

その時点でまだ私は酔っ払っていませんでしたが、カウンターの中で働く擬似板前に・・・・・・・。

この続きはまた明日にでも・・。

このブログもそうですが、私って本当にお節介だと思う。でも黙って見逃す訳にはいかないと思ったんですよ。

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