二日酔い・・、でも良い酒を飲んだ【相場】

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昨晩ですが、日本からご家族でゴールドコーストに体験移住(?)しているトレーダーと酒を飲みました。

何度かこのブログで紹介したことがありますが、とんでもなく不思議な手法(私に言わせると狂ってる 笑)で日本の株式を売買して、年間数千万円を稼ぎ出している人。

高校中退のち京大卒 シスヤのシステムトレードとか

一緒に飲んで話をしてもトレードの話題が多いかというとそうでもなくて、というか、トレードの考え方、手法が全く違う、別世界なので話が通じないんですよ。でもトレーダーの基本的な資質とか、恐怖と欲望にコントロールされるのは同じで、それがどう我々の邪魔をするのか、どう乗り越えるのかとかそんな観念的な話をしたり。

昨日はきっと会うのが最後になると思ったので、そして彼なら理解してくれるはずだと思って、今まで私が明確にこのブログに書いたことがない「計画」の話をしました。いわゆる「平民の逆襲」(笑)に関してです。

なぜトレードするのか。

これってなぜ人は生きるのかと同じで、そんなのは人それぞれで全く関係のないことの様に思うのが普通ですが、私はここが大事だと思うんですよ。

トレードをするのはお金を儲けるためだけれど、では「なぜ儲けるのか」が大事な部分。儲けてどうするのか?

そりゃ家を買いたいとか、フェラーリに乗りたいとか、親に快適な老後をとかいろいろあるでしょうが、私はここに共通点がある人、つまり「志」が理解し合える人とトレード情報を交換したいと思うんです。志は関係ないんじゃなくて、志があるから人は行動するんじゃないでしょうか。あるいは金そのものが目的になっている欲望の塊の人も多いんでしょう。

ま、志も欲望の一つに間違いがないのですが、実はその心の持ち方で「やる気」の出具合が違うんですね。「絶対に諦めない」気持ちもここに原点があると思うんです。

トレーダーと話をし、情報交換をするのは良いですが、普通「なぜ儲けたいのか」のところまで入り込まないですよね。その話はこのブログでもしたことがない。

どんな理由があろうと、稼いだお金をどう使おうとその人の勝手で、「誰でもスキャルが出来るように」私は全てオープンにしています。

でもオープンに出来ない部分もあるわけですよ。例えば「狩りの方法」の情報交換は出来ても、では「どの狩場に行ってどう狩るか」の話は自分の存在に関わるし、皆で同じ場所に行って同じことは出来ないんですね。巨大な市場でスキャルをするんだから関係ないだろうと思うでしょうが、「ここがポイント」というところで皆が同時に動くとやっぱり値が動いちゃうんですね。自分一人でさえも、そのポイントでは値が大きく動かない程度に自分の売買をマックスにまで持って行かなくてはならないのに、「仲間が競合」になってはうまくない。

魚を捕る漁師だとして、どの時期のどういう時間帯にどこに網を入れるかまでの話はやっぱり出来ない。親子でも別行動です。

でもそこまで入りこんだ情報交換をするケースもあるということ。それは志を同じにする仲間の場合は、ってこと。つまり、その狩場で私が狩ろうと他の誰かが狩ろうと、「なぜ狩るのか」が同じなら、誰が狩っても良いんですね。逆に「狩りの上手い方が効率的に狩った方が良い」ことになる。志のレベル、最終目的を達成できるかどうかで言えば、誰が儲けようが結果は同じになるわけだから、一番勝てる仲間にチャンスを渡したほうが良いことになる。財布は一緒といえるかもしれない。

彼とは年齢も違う、トレードの手法も違う、でも「生き方」に共通点があるような気が今までしていたんです。だから最後になる昨日は、その根本的なところを話してみたんです。

結果は、話してよかったという結果。

彼も似たようなことはうっすら考えていたようで(それが見えていたから私も話しました)、でも明確にどうするべきかの案はなかったようで、また一人で考えてもしょうがない部分があるんでしょう。でも同じ志を持った者たちが協力し合える場があれば話は変わる。

私は具体的にどうしたいのか細かい話もしたのですが、彼も一つの光というか道筋が明確に見えたようで、「是非、協力し合おう」ということで最後は「硬い握手」。

良い酒が飲めました。飲み過ぎて今日は調子が悪いんですが、将来への希望がまた一つ増えて、気分は最高。明治維新前夜の志士たちになったような気分。(笑)

もしかすると彼と一緒に会社を興して・・なんてこともあるかもしれない。でも私はもう心身ともに弱くなった先の短いジジーでしかなく、実際に我々の計画が動き出すことがあってもそれは息子の世代のはずで、でも今はそれは遠い夢でしかなく、まずは基盤固めの段階。それだって簡単ではないのですが・・・。

「坂の上の雲」

坂の上って頂上に見えるけれど、その先のもっと高いところに雲があるんですよね。これを見続けて追いかけて行きたい。

結果がどうでるかは誰にもわからず。ただ神が我々の志、努力、行動をどう受け止めて、どう導いてくれるか。

全ては神様にお預け。(笑)

 
 
 

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