Airbnbで放浪生活をしていますから、外食が多く、部屋で作る料理なんて日本蕎麦を茹でて食べるとか、せいぜいベーコンエッグ、即席ラーメンとか。
でも面白いもんでやっぱり外食にも飽きてきますし、蕎麦、ラーメンばっかりというわけにもいかず、段々と使う食材が増えてきたり、最初は塩コショウしかなかった調味料も料理用日本酒、ごま油、ケチャップ、マヨネーズなどが増えてきて、移動のときには大騒ぎです。
今回、初めて「豚ミンチ」を買ってきまして餃子を作ることに。
餃子?そんなのどこにでもいくらでも売っているだろう?なんて言っちゃぁ困りますぜ、旦那。私の餃子は特製でそんじょそこらの餃子とはわけが違う。(笑)
なーんて大げさなもんじゃありませんが、自分の好きな餃子を追求して「ダボ特製餃子」を考え出しましたから、自分としてはそれなりに満足していますし、ヨメさんも長男も美味しいと言ってくれます。
でもねぇ、調味料がいろいろないんですね。たかが餃子のためにオイスターソースじゃなんじゃと買いそろえるわけにはいきませんから。
でも伊勢丹でこんなものを見つけました。餃子の素。どうせたいしたことは無いと思いながら、調味料を全部揃えることを考えれば、これをとりあえず使って微調整するほうが良いはず。
豚肉は「三元豚」という豚。美味しいのかな?伊勢丹で買ったミンチです。600グラムぐらい。
ボウルはプラスチック製でピンク(笑)。このAirbnbのオーナーはマレーシアンチャイニーズです。
野菜はまずネギを刻んで炒めます。
こんな少ない量になっちゃいますが、これが美味しいんですよね。
そしてニラ。
香味野菜を入れると大化けして美味しくなるのがわかっていますし、その筆頭として我が家で好評なのは「春菊」。これも大量に入れます。これを二束。
野菜はこれだけ。生姜は本物の生姜を買ってありましたが、ニンニクはチューブのものを使いました。まずは全部混ぜてチンして味見。
餃子の素は2X2、合計4食分買いましたが大正解。これが足りなかったら調味料の用意がありませんからかなり悲惨なことになるところでした。少量をチンしてみましたが、ちょっとオイスターソースが少なめで、醤油が多い感じ。そして・・・、化学調味料がたっぷり。(T_T)
でも及第点の味でOK。餃子の皮は当然、冷凍のものを買いました。日本の餃子用の皮を3袋。
これでとりあえずは一番最初のロット、25個包む。
フライパンはAirbnbのこのコンドに備え付けのものを使いました。
このフライパンに合う大きさの蓋がなくて少量ずつ焼きましたが、嫌な予感がしたんですよ~。
案の定、気持ちのよいぐらいくっついて、無理やり剥がしましたので、全ての餃子はパンク。
綺麗にフライパンにくっついています。(T_T)
これじゃ焼き餃子にならないので、水餃子にしようかどうしようか悩んでいた時です。
ヨメ 「オネーチャンにもらったペラペラのフライパンのほうが良いかも」
ということで、軽くて小さくて薄っぺらいけれど、でも一応「Tefal」でしっかりテフロン加工をしてあるっぽいフライパンで焼いてみました。
これが大正解。こんなくっつかないフライパンは我が家では使ったことがないくらい、良く滑る。
スープとサラダを添えて出来上がり~~~。
餃子の量はこんなもんで足りるはずもなく、次のロット、その次のロットと、全部で75個。
そんな程度の餃子ならぺろりと平らげる我が家。のはずでしたが、25個は冷凍。
ああ、こちらで買った日本製(?)の餃子の皮ですが、薄すぎるかと思ったのがちょうど良くていい感じ。パリパリにきれいに焼けましたし、薄いですから炭水化物は減らして、でも餃子はしっかり食べたい我が家にはあっている皮だと思いました。
ゴールドコーストでは頻繁に作っていた特製餃子ですが、なんだか懐かしい感じがしました。そして美味しかった。我が家の餃子はこれでないと~~。
それとですね、豚のミンチのせいか、イヤに餡がネットリするんですよ。それとも餃子の素に「キサンタンガム」が入っていると書いてありましたからそれのせいかな?こういうネットリ感ってゴールドコーストで作っているときには無かったネットリ感で、ちょっと不思議。
ミンチは三元豚と書いてありましたが、これが特別なのか、それともこちらの豚肉ならこんな感じでいつも美味しく作れるのか?
オーストラリアの豚よりは美味しいのは間違いがないようで、これからが楽しみです。
早く低温調理機も使って「ダボ流角煮」も作ってみたいです。
ご馳走様~~~~~~。