牛肉探しにやっきになっていますが、気になっているのが「イオンで売っている安いオージービーフ」です。
前に書いたように、ブログ村の上位の方が「グラム260円のオージービーフをイオンで買った」と書いてあったのを見まして、それはリブアイなんですが、まさに今まで長い間我々がゴールドコーストで食べていたような肉。決して美味しい~~\(^o^)/ってわけじゃないんですが、まずいわけでもなくて普通に家で食べるには全く問題がなく、気楽に「ステーキにしようぜ」と言って皆でガッツリ食べられる、まさに庶民の牛肉。(実は多くのオーストラリア人はこれでも高くて手が出ないと嘆く。一般家庭で良くやるBBQでも使わないのが普通。)
その価格がグラム260円、キロ2600円てことは大体30ドルで、まさにゴールドコーストでの価格と同じ。(かつてはこれでも高い方だった)
これって安いと思います。大体1キロ100リンギット辺りってことですが、私が今まで見ていたのは150前後なんですよ。だから「オーストラリアの肉は5割高いのか・・」と思っていたし、牛肉の生産国であるオーストラリアより高くても当たり前。
オーストラリアではメチャ安い「牛タン」「頬肉」もマレーシアでは高いし、ちょっとがっかりしていたんですよ。ゴールドコーストで我々が食べていたような食べ方はできないなと。なんせ3人でローストビーフを食べるとしても1.5キロ以上の塊を使うのは普通でしたから。
もう年寄りなんだから肉をガツガツ食べるようなことはやめよう・・とか、そんなことまで考えていました。(笑)
ところがゴールドコーストで我々がステーキで食べていたような肉が同じ値段であるとなると俄然やる気が出てきます。(^o^)v
こちらにきてビレッジグローサーで「クズ肉」を発見して大喜びの私ですが、あれほどスープ用、煮込み用に適している肉が1キロ20リンギなんて信じられないんですよ。5-600円ですよ。グラム5-60円。
いくら牛肉が安いオーストラリアでもそれほど安い肉はたとえスープ用だろうが、「ペット用」だろうが(笑)見たこともなく、それを使ってみた所、最高に美味しいシチューが出来ました。
もしリブアイがキロ100リンギ程度であるとすれば、そのクズ肉と組み合わせた料理を作れば、オーストラリアよりかコスパがよくて美味しい料理が出来る。(笑)
ですから、ワンウタマのイオンにリブアイを探しに行ったんですよ。でも売ってなかった。(T_T)
それをブログに書きました所、ミッドバレーのイオンで買ったと書いたブログ主が、改めてブログにその情報を書いてくれました。\(^o^)/
どうもありがとう御座います。m(_ _)m
引越し日が決まったのでお祝いにステーキを焼いた: 株で暮らすマレーシア 快適超長期滞在
この内容を見てびっくり。まさに私が探している肉ばかり。そして値段も安い!。特にこの中に出てくるBladeって肉ですが、これこそが私がゴールドコーストで良くローストビーフにしていた肉で安いのね(これがキロ39リンギ)。じゃぁ安いだけの肉かというと全くそんなことはない。
私はこれを探していた!!
ただこの部位って形が悪いんですよ。円錐形みたいだったり。だからローストビーフにするにも使いづらいのね。
だから煮込みや炒めて使う人が多いみたいだけれど、それだとしたら高く売れないし、やっぱり安くなる。でも我々日本人みたいに「薄切り」にして使うなら全く問題がない。でも薄切りで使うような料理だと高い肉との差がわかりやすくなっちゃうし、やっぱりこの部位って中途半端なんでしょう。サシが入っていて美味しそうなBladeを探すのは簡単ではないし。
これのブロックが欲しいなあ。美味しく食べるには調理方法でどうにでもなりますから、この部位は私はお買い得だと思っています。イオンで1キロ39リンギット。もしこれの2キロ前後のブロックがあったら「絶対買うべし」の部類。(笑)
そもそも日本的な考え方だと、まず焼肉にしよう、すき焼き、ステーキにしよう、肉野菜炒めにしようって決めて、そしてそれ用の肉を探しますよね。こういう考え方で探すと、「薄切り肉」は高い肉、安い肉とあって、予算で肉を決めてしまう。
これって駄目だと思うんです。たとえばそもそもブレードやランプ、あるいはスカートにしても薄切りで食べる肉じゃないと私は思うんだけれど、店で売っていればそれを買っちゃうじゃないですか。で、「やっぱり安い肉は値段なりだ」なんて思っちゃうんじゃないですかね。
でもブレードやランプがあったら、それを塊で買って、ローストビーフにするとかタタキにすれば、「こんな良い肉よく見つけたね」なんて言われるかもしれない。(笑)
ま、いつものウンチクは置いといて、とにかくミッドバレーに行かねばと行ってきましたよ~~~。
残念ながらイオンもイオンビッグも「お目当てのリブアイ」はありませんでした。でもその他の部位で「これは使える」ってのがいろいろありました。そして値段は1キロ100リンギ以下。\(^o^)/
ミッドバレーにはイオンとイオンビッグが並んでいて、いつも不思議に思うんですよ。イオンビッグはイオンがカルフールを買収した店ですが、同じイオンで並んでやっていけるのかって。ま、イオンビッグのほうが庶民的には見えるのだけれど、イオンが二店舗並んで差別化の必要があるのかなとか。
今日は牛肉だけをしっかり見てきましたが、イオンとイオンビッグの差が見えた気がしました。
日本人が好むのはイオンの方でしょう。薄切り肉の種類が多くて、使いやすそう。でもイオンビッグはカルフールの思想が生きているのか、「欧米人好み」という感じがしました。つまり、日本人みたいに「薄切り肉」を少量というかんじではなくて、塊肉が豊富にあったように感じます。また肉の種類も欧米的かも。
この2つの売場を一緒にしちゃっても良いくらいで、なぜ大きな店を二店舗持たなくてはならないのか私には理解不能ですが、私としてはイオンビッグの方が使いやすそうです。基本的に薄切り肉は使いませんから。というより、肉の塊を買って、それをどう使うのかはあとから考えるって感じですかね。
どちらにも「リブアイ」はありませんでしたが、私が興味を持ったのは「アイラウンド」です。ぱっと見た目は「サシも入っておらず」美味しそうには見えない。テンダーロインみたいだけれど全く違う肉。これはオーストラリア(欧州系?)ではシルバーサイドと呼ばれる腿肉で、「腿肉」だと知れば1キロ58リンギという安さもだろうなぁって思いますよね。
でもこれを普通に焼いたら固くて(日本的には)美味しくないって感じるはず。値段なりだと。
でもねー、これでローストビーフを作ったらばっちりなんですね。逆に日本人がおいしいと思うサーロインやリブアイの塊でローストビーフなんか作った日には「脂っこくて2,3枚食べてご馳走様」となるはず。
でもこの切り方じゃローストビーフは出来ない。ところが塊もあった。
でもやっぱりこれでも駄目なんですよ。560グラムしか無い。一人分か?という量。それと形を見てくださいな。こういう形は「低温調理オタク」ならローストビーフができますが、普通にオーブンで焼くのは難しいんですね。細い方は焼き過ぎになっちゃいます。
もっと大きい塊がほしいと思って見ていたらありましたよ。でも4.8キロもある。(笑)
今日は調査だけで買うつもりはありませんでしたし、写真を撮っていたら「写真は撮るな」と怖い顔をしたインド人の女性に言われましたので、「これをカットして売ってくれるのか?」と聞くのを忘れてしまいました。^^;
価格を見るとキロあたりの値段は輪切りにしたものと同じですし、多分、カットしてくれると思うのですが、私としては買うならこれを買おうと思いました。
今日の今日まであちこち見て回りましたが、大好きなローストビーフに合うような肉は見つかりませんでしたし、まさかイオンビッグにそれがあって、ましてや1キロ58リンギ。グラムあたり150-160円ですよ。
それと探していたBladeのブロックは見つからず、スライスしたものがありました。これは「株で暮らす・・」さんが紹介されていたBladeの塊より高いですが、この程度のサシが入っていればYakinikuと書いてある通り焼肉なら全く問題がないはず。これでグラム120円ぐらいですか。安いと思うなぁ。
ちなみに私が惚れ込んでいる「クズ肉」ですが、イオンにもありました。ビレッジグローサーよりほんのちょっと高いですが(笑)、こちらのほうが良い肉。逆にスジが少ないのでプルンとしたあの触感はないかも。キロ21リンギ。500円ちょっと。グラム50円。(笑)
これ、かなり使いみちがあると思います。この量で250円。2パック使えばかなり良いカレーも出来るし、ストック取りにも最適。
マレーシアの牛肉は高いって誰が言った~~~~~~?の世界です。(笑)
ま、その他の部位にしても安い肉があるのは嬉しいです。我々はステーキにしても「安い肉はソースで食べる」という世界的には標準の食べ方をしますし。(^o^)v
もうあんなA3だろうがなんだろうが(日本の)和牛にこだわるのはきっぱりやめようという決心が付きました。どうしても和牛が・・と思うことがあればB.I.G.でもバンサショッピングセンターでもキロ400-500でかなり美味しいオーストラリア産の和牛があるし、多分あれのほうが今回手に入れた日本の和牛A3(まだ2キロ以上残ってる orz)より美味しいはず。
これで牛肉関係はどうにでもなるのがわかりました。助かった・・・・。
「株で暮らす・・」さん、有難うございました~~~~。m(_ _)m