マレーシアで売っているカレイの様なヒラメの様な、目が片側にある扁平の魚ですが、今日、パブリカのB.I.G.に行きました所、ちょうど左右目の位置が違う二匹が並んでおりまして、じっくり観察してきましたが「同種」であることを確認。
店のスタッフに「目の位置が違うけれど同じ魚?」と聞いた所、答えは「Yes」。
読者からも市場で見たら同じだったと報告を頂いておりますが、私も確認できました。
下に並んでいる二匹の魚がちょうど左右対称になっています。
売り場には全部で5,6匹、並んでいたのですが、右と左の確率は5分5分みたいな感じ。
おもしろいですねぇ。
しかしこれってカレイなんでしょうか、ヒラメなんでしょうか。前にも書きましたように、顔つき、口を見ますと「小魚を追って食べる」ヒラメに見えます。顔は獰猛で口の歯が鋭い。カレイはおちょぼ口のはず。
ただカレイとヒラメの違いって、我々日本人が「日本でのケース」を知っているだけで世界は広い。(笑)
だからなんなんだよ~って言われると困るのですが(笑)、マレーシアの魚関連のことを書いているブログはいろいろありますが、このカレイとヒラメに関しての記述は見たことがありませんし、ま、「マレーシアのあるある」、雑学ということでお許しを・・・。m(_ _)m
あの顔つきを見ますと(日本で言う)ヒラメに近いと私は思っていて、ヒラメは小魚を追って食べますので非常に機敏。動きが早く強い。だから釣りの対象としても非常に面白いわけで、カレイの様にデレデレしないんですね。
ということは「速筋」が発達していて身は締まっているはず。だから「刺し身が合う」と日本では言われていますが、この魚を刺し身で食べたMM2Hの方のブログを読みますと、何度トライしても身が締まっておらず美味しくないとのこと。
ということは煮魚向き?
日本人としてはこの魚は「カレイ」だと思って付き合うのが良いのかな?
私はまだ食べたことがないのでそのうちトライしてみます。刺し身じゃなくて煮魚ね。(笑)
ところで、何が目の位置を決めるのかってことですが、近年の研究では「脳のねじれ」が関係しているとのこと。
では脳のねじれは何が原因で起こるのか?
ここを説明してくれないと駄目じゃないですかね。
私としては「地球の磁気」が関係しているんじゃないかと思ったり。あるいは北半球と南半球とは「台風の回る方向」が逆だったり、水が排水口に流れるときの回転も逆だったり、それを「コリオリ」力と言いますが、それが関係しているのかも。
赤道に近くなるほどその力は弱まり、カレイやヒラメの様な魚の目の位置も50-50の割合に近くなるのかもしれないと思ったり。
人間の心臓を始め、臓器が左右対称ではないのは何をきっかけに決まったのか、そんなものと関連があるような気がします。赤道直下の人たちの心臓は真ん中にあるなんてね。オージーの多くは心臓が右とか。(笑)