TTDIで魚をいろいろ買ってみた。そして「刺し身」で食べた~。

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TTDIに行ってきました。

実はTTDIって今まで3回ぐらい行ったことがあるんですが、時間が遅すぎたりとかでまともに見ていないし、買い物も調味料を買ったぐらい。

だから今日はしっかり見てみたいと思って、朝の暗いうちから家を出ました。(笑)

TTDIに着いたのは7時15分ぐらいだったですか。駐車場はガラガラだし、市場の中も空いていました。

外の駐車場。

中の駐車場。

ノンハラルの豚肉売り場。奥から見た様子。左側がマイケルのお店。

上に上がってもガラガラでした。

今回のお目当ては当然、魚です。TTDIで魚を見るのは初めてなのですが、第一印象は

◯ 結構良い魚がある。

◯ 魚屋が10軒ぐらいある。

◯ 魚の種類は多くはない。

◯ 大型の魚は置いていない。

こんな感じですかね。

最初から買おうと決めていたのは「ヤリイカ」です。あとは何か良いものがあったら買おうと思っていただけ。

とりあえず端からじっくり見て回ったのですが、10軒近くある魚屋はそれぞれ個性があるんですね。得意分野がある様子。ってほどでもないかな。(笑)

最初の一周は見るだけで何も買わなかったのですが、ヤリイカ、イトヨリはそこそこ良いのを持っている店がある。でもどこのヤリイカ、イトヨリでも同じかというとそうじゃないんですね。鮮度の違いは店によって間違いなくあるのがわかりました。

一通り見てからの二周目。良さそうなものを買うことにしました。そしてまた移動し、また買うという繰り返し。

結局買ったものは

◯ アジ 2匹
◯ イトヨリ 2匹
◯ ヤリイカ 4杯
◯ マグロ 1匹
◯ カツオ 1匹

3軒から買いましたが、全部で70リンギぐらいかな。安いと思います。

また買いませんでしたが買いたいと思ったのはマナガツオ系(Pomfret)です。私が今、中心にハマっているのはGolden Pomfret (金昌)ですが、結構、型の良いもの、新鮮そうなものが多くの店でありました。またシナマナガツオ Chinese Pnfret(斗昌)も良さそうなのが多くの店にありました。でも買いすぎてもどうしようもないので次回のお楽しみに。

すぐに家に帰って来ましたが、TTDIを出たのは8時半。来た時の7時15分頃は駐車場もガラガラだったのに8時半になるとほぼ一杯になっていました。やっぱり7時半より前に着くように行ったほうが道路も空いていて良さそう。

家に帰って早速、試食タイム。(笑)

まずはアジです。このアジが一番日本のマアジに似ていると思うのですが、どうもこれより美味しいアジがあるらしい(メアジ)。

とりあえず三枚におろして刺し身にしましたが、さほど新鮮だとは思わなかったものの、身はしっかりしていてこれなら問題なし。

この写真は紫色に写っていますが、実際は赤が強い色です。

とりあえずの試食ですからキッチンで捌いて、そのまま立って味見。盛り付けもへったくれもありませんが、このアジの歯ごたえは良いと思いました。でも「アジの味が薄い」と思いました。最近、ローカルの魚を食べるとその魚本来の味がかなり薄く感じるわけですが、もしかしたら私のベロがおかしくなったのじゃないかと、結構マジに気にしています。食べる魚、食べる魚、ほとんど全て「味が薄い」んですから。

美味しくないとは言いませんが、美味しくもないなぁ。

もう一つはタタキにしてみました。冷蔵庫に大葉が二枚あったのを発見。それを使うことに。

この方が美味しいと思いましたが、「アジのたたき」を食べている満足感は少ない。アジじゃないみたいですから。でも歯ごたえはばっちりで、鮮度にも問題はないと思いました。

そしてイトヨリ。今日買った魚の中では一番の鮮度じゃないかなぁ。でもこの魚って柔らかい魚なので、触ると自信が揺らぐ。(笑)

これを刺し身で食べてみることにしました。三枚におろして、皮目を湯引きしてすぐに氷水に漬け、水気をきれいに拭き取って刺し身に。

やっぱり大きさがイマイチ足りないのと、私の包丁さばきはうまくありませんから、なんだか「おままごと」のお刺身みたいになっちゃいました。でも決して悪くはないんですが、やっぱり「あまりにも淡白」なのは前の日記に書いたのと同じ。

でも前に塩焼きは結構美味しかったので、もう1匹は塩焼きにしてみました。

でもこの焼き方は失敗で、塩を振り過ぎたのでオーブンに入れても「焦げ目」がつかないんですね。でもオーブンの外から見ていますと、「まだ焼けていない」様にみるわけです。ということで焼きすぎ~~。前の実験ではうまく焼けて、コラーゲンが多い魚ですからパサパサしないのね。食感は焼き魚としてはかなり良いと思います。

でもそれは「焼きすぎたら駄目」なわけで、今日のこの塩焼きは焼きすぎてちょっと乾いてしまった。(T_T)

今のところ、このイトヨリは塩焼きが一番美味しいみたいですわ。この「焼いて美味しい」ってのは大事だと私は思っていて、他の魚って「刺し身では良くても焼くとアウト」ってのが多いんですね。これは長年ゴールドコーストで苦労した時も同じで、多くの魚は脂が乗っていない魚で、焼いたらパサパサ。でもそういう魚でも刺し身なら結構いけるんですね。アジも真鯛もそんな感じでした。

だからもし「鮮度が良いとしたら」ですが、刺し身で食べられる魚って多くなるんですね。でも塩焼きにして美味しい魚って本当に珍しいはずで、そういう意味で、このイトヨリは良いかもしれません。

次にヤリイカ。

最近、ヤリイカの鮮度の見方がなんとなくわかってきました。赤いものが多いですが、薄い赤茶はまだ新鮮なんですね。その後、赤が強くなり、そしてその赤も禿げて白くなる。基本的に「透明な身」なら完璧ですが、そんなのがあるはずもなく、体の色と、そして「目」で見ることにしています。

身体も透明感のない白になったらもう駄目ですし、その色の変化って目にも出るんですね。重度の白内障みたいだとすれば駄目で、「白内障になりかけ」ならまだ大丈夫だと思っています。(笑)

こんな感じ。

それとですね、ヤリイカを何度か食べて気が付いたのは、「エンペラから悪くなる」ってことなんですね。だから一番最初にエンペラをちょっと食べてみて、全く「匂い」が無ければ胴体は十分美味しいし、エンペラが多少臭くてもまだ胴体の刺し身は食べられる。

でも買ってきて袋を開けて匂いを嗅いだ時に、あの「サキイカの匂い」がしたらアウト。NSKで買ったヤリイカがそれで、臭いのを承知で刺し身にしてみましたがどうにもならず廃棄しました。

このエンペラに注意するってのは大事だと思うし、和食店では「エンペラを出さない」のもその辺に理由があるんじゃないかと思ったり。でも今、私が一番参考にしているのは「目」です。駄目なヤリイカは目が完全に「重度の白内障」になっていますからすぐわかる。(笑)

まずはエンペラを食べたら全く問題がないので、胴体を刺し身に。

まぁまぁでした。美味しい部類だと思います。でも良い寿司屋レベルではなくて「回転寿司レベル」じゃないかなぁ。

細切りにしてみました。この時に、冷凍庫に「ホンモノのユズ」があるのを思い出し、ほんのちょっと皮を刻んでみたら、美味しいのなんの。\(^o^)/

でもイカそのものの良し悪しをいうとするなら、まぁまぁ、良いんじゃない?って程度かなぁ。

やっぱり刺し身ってのはおろし方、切り方、並べ方で随分美味しさが変わりますし、そういう意味で私の調理だと「何を食べても美味しくない」のかもしれない。(笑)

そして次にマグロ。そしてカツオ。上がマグロ、下がカツオ。

マグロをおろしてびっくりしたのは「身の色」。私は「赤」だとばっかり想像していたのに、赤くない。

もうこの頃になると味見するのも億劫になっていましたが、とりあえず一切れを口に。

ああ、微かにマグロの味がすると思いました。どうして食べる魚食べる魚、味が薄いのか・・。やっぱり私のベロがおかしくなっているのかなぁ。

美味しいかと聞かれると返答に困る感じ。まずくはないんですが、あえて買ってきて食べるほどでもないかな。でもスーパーで売っている「冷凍のマグロの柵」よりは美味しいと思います。そしてメチャ安いし。これのせめて60センチ級のあったら食べてみたい。

ああ、そうそう。このマグロが今日の魚の中で一番「エラが綺麗な真っ赤っ赤」でした。鮮度が良いよというのは店の売り子も言っていた。

そしてカツオ。

これも5枚におろして、血合いを取ると本当に小さくなっちゃうのね。元々が大きい魚じゃないし。

でもカツオをおろしつつ、魚の身の感触が普通じゃないのがわかりました。ヌルっとしているのね。でもこのヌルは気持ちの悪いヌルじゃなくて「脂が乗っているヌル」で、おろしながら期待を持っていました。

食べてみると脂がのっているのはわかる。でもやっぱりねぇ、期待しすぎるとがっかりするのは他の魚と同じ。

今日の魚の感想としては、やっぱりもう少し大型の魚を食べてみたいってこと。今日の魚はみんな「子供」みたいなもので面白みがないんですね。

だから大きくて鮮度の良いのがあれば食べてみたいのですが、「同じものをまた食べたいか?」と聞かれると・・・、その質問は聞こえぬふりをすることになりそ。(笑)

はっきり言って「リピ無し」です。でも型が良いもの、鮮度が良いものがあるのなら是非またトライしてみたいです。

今日は見るだけで買いませんでしたが、大きめのGold Pomfret(金昌)もこれまた結構大きめのChinese Pomfret(斗昌)もありましたので、次回はその辺に集中して食べてみようと思います。

ところで、何度かこのブログで紹介していますが、「マレーシアの魚を刺し身で食べる」となると、この方のブログを読まずに先に進むのは無謀だと思うくらい、良いブログがあります。「刺し身を食らう」ことに関しては「執念」を感じるブログで、買う場所、魚の種類、その味などまで細かくわかりやすく書かれています。

私もこの方のブログの「魚に関する部分」は何度も読み返して頭に叩き込んでいます。

魚、市場関係の情報はいくつかに分かれて書いてありますが、左のメニューですぐにわかりますので興味のある該当ページに飛んでください。

ひねくれ団塊世代のMM2Hチャレンジ日記

ただ最近の私の思いとしては、刺し身に対する興味が薄れて来ています。ま、それに関しては前にも書きましたが、私が食べたい刺し身って決まっていて(本マグロ、アジ、タコ、海老)、あれもこれも食べてみたいという欲求があまりないのです。

性格が性格ですからなんでも頭を突っ込みたくなるものの、刺し身に関しては今後はあまり積極的になることはないかもです。

ただし、火を通して食べる魚に関しては、日本食材として売っているもの以外にいくつか選択肢があったほうが嬉しいと思っているので、そういう観点からの魚探しになると思います。

さて、次回TTDIに行く時にはマナガツオ系に絞って、大きな型で新鮮なのを是非入手したいです。

 
 
 

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